INPEXの面接の通過率を上げるための対策と回答例

INPEX対策①：面接の流れと面接内容

INPEXでの面接と回答例の対策をするために、まず先に選考フローを知っておきましょう。『事務系・技術系・エリアスタッフ全て共通して、エントリーシート・筆記試験⇒一次面接⇒二次面接⇒最終面接』といった流れです。

エントリー後にはセミナーも開催されるので必ず実りのある対話をしよう

エントリー後には石油・天然ガス開発ビジネス体感型セミナーと、社員との座談会形式のセミナーが開催されます。ただの会社説明会とは違って、実際にINPEXで働く経験と、社員との対談というのは、よりリアルに業務内容が知ることができます。そこで、自分がどの部署でどう成長したいのか見つけ出すことができ、その経験が面接でも大いに役に立ちます。では、これまでINPEXの面接で、どのような質問をされて、それに対して内定者の方の回答例を参考に見て、事前に対策を取りましょう。

INPEX対策②：面接で聞かれた質問例集

まず始めに対策として、INPEXで過去に面接で質問された内容を回答例は後程にして、どのような質問がされたのか挙げてみましょう。筆記試験やグループ面談の対策も必要ではありますが、実際の面接でどのような質問がされたのかを知ることは一番の対策になります。

INPEXを選んだ理由や学生時代の功績が質問される

実際の質問例は、以下の5つです。
1　志望動機はなんですか。なぜINPEX選んだのでしょうか。
2　あなたの長所・短所を教えて下さい。
3　これまでに自らの意志で挑戦したこと、また、その際の困難を乗り越えた経験があれば教えて下さい。
4　学生時代に打ち込んだことを聞かせて下さい。
5　他社の選考状況はどうですか。
以上で挙げた5つの内容が例年の面接では、質問されているようです。なぜこの業界を希望しているのかといった点と、他競合がいるなかでも、なぜINPEXなのかを明確、そして簡潔に答えられれば熱意も伝わりやすいです。ここから、どんな人材を求めているのかINPEXの採用情報をもとに、回答例と照らし合わせて、対策していきましょう。

INPEX面接の質問と回答例①：志望理由

では実際に回答例を見て行きたいと思います。まず最初の質問は『志望動機を教えて下さい』です。一番ポピュラーで必ず聞かれるものになります。しっかり答えられるようにINPEXの企業研究を怠らないようにしましょう。

INPEXが世界でエネルギー開発・研究をしていることをポイントに志望理由を考える

回答例：『現代社会において必要不可欠な資源・エネルギー開発業界に属して、今後の未来を担う一因になりたいと貴社を志望いたします。石油・ガスは未だに日本は輸入に頼っています。まず、その資源を安定的に且つ、安全に供給すると共に、既に次世代に向けた再生可能エネルギー事業・研究に取り組んでいるところに大変魅力を感じております。火山国である、日本特有の環境を活かした地熱発電ですが、まだまだ国内で稼働出来ていない現状ではありますが、現在の事業調査チーム共に安全を推進していけるメンバーになりたく思います。さらに、もう一つの日本特有の温泉熱を利用したエネルギーにも挑戦するべく貴社で学び、成長していきたいです。』

なんといっても国際的にエネルギー開発や研究を行っているINPEXという特徴を掴んだ志望動機が一番考えやすいポイントではないでしょうか。国際的な研究を行いたい、というだけでなく、他国と比べて、日本の弱点や、自分の成し遂げたいポイントを見極められると、より魅力的な志望動機となることでしょう。

INPEX面接の質問と回答例②：長所・短所

次は会社のことに絡めるだけでなく、自分自身を大いにアピールできる質問『あなたの長所と短所を教えてください』です。ここでは、単純に長所と短所を述べるだけでなく、長所からも短所からもINPEXに入った後に有用な人材であることをアピールしていきましょう。

リーダーシップがあるところを具体例を交えながらアピールしよう

回答例：『私の長所は責任感が強いことです。コンビニのアルバイトでは接客もあり、また金銭を取り扱いますので、きっちり一つ一つの仕事をやるよう努めました。商品の納品・検品作業も誤りのないように細心の注意を払っています。そうした姿勢を店長や他の従業員から責任感があると評価を頂けたことは大きな自信になりました。短所は心配性なところです。アルバイトでもそうですが、サークル活動の準備・片付けでは本当にできたのか、忘れてはいないかと何度も確認をしてしまいます。再々チェックをすることで、多少時間に遅れを取ってしまうことも少なくありませんが、怠ることがなく、仲間に私がいるので安心して任せられると言ってもらえた時に、嬉しくなりました。』

INPEXが求める人材は、日本という国のエネルギー開発を背負うに値する人間です。エネルギー開発には、様々な人との関わりや、目標に向かって諦めない姿勢が必要となっていきます。長所・短所を述べるだけでなく、具体例を交えながら、リーダーシップを発揮できる人間であることをアピールしていきましょう。

INPEX面接の質問と回答例③：乗り越えた困難

自分をアピールするのにぴったりな質問といえば『これまでに困難を乗り越えた経験があればお聞かせください。』でしょう。今まで努力してきたことや、成し遂げた功績を述べ、会社に入ってからも、ひたむきに努力し続けられる人物であることをアピールしましょう。

具体例を交えながら諦めずに努力し続ける人物であることをアピールしよう

回答例：『私は学生寮の代表として、寮生の交流を増やすことに取り組みました。食堂や、お風呂場で隣に居ながら会話がないという状況を変えたいと思っていました。そのために必要なことは、「共通」であると思いました。寮内の図書室に本を共有する箇所を設けました。そして、週に一回本を紹介して話し合う会を企画しました。始めは参加者が居ない回ばかりでしたし、本を共有することも全くなかったです。正直、興味がないのかと辞めようと思いましたが、このままでは結局何も変わらないので、まず自分から変化してみようと、寮内の全部屋をコツコツまわって勧誘をしていきました。本当に少しずつ、少しずつ寮生の気持ちが動いて、本が増え、週一回の会が賑わっていくのが大変うれしかったです。そこから、ラジオ体操や行事の催しと、接点が増えていくようになりました。私一人からでも、熱心に動くことで波紋のようになり大きな集団も動かせるということを体感することができ、大きな自身につながりました。』

ただ単純に何を成し遂げたかを言うのではなく、そのプロセスが一番大切です。試行錯誤しながら、リーダーシップを発揮し、目標を達成したということを述べられると良いでしょう。プロセスが大切といっても、会社は成果を上げられなければ数字にはなりません。何か成し遂げられたという経験があればとても強みとなります。どのようなことでも良いので、努力を続けたこと、周りの人と協力したことをアピールしていきましょう。

INPEX（国際石油開発帝石株式会社）の面接に受かるための対策には回答例を参考にして周りと努力し続けられる人物であることを述べよう

以上のようにINPEX対策として面接で聞かれる質問と回答例をまとめてみました。例年、質問として多い事項を抜き出して、その回答例の一部をご紹介いたしました。INPEXではエントリーシートももちろんですが、面接でも本当に仕事の内容を理解しているのか、また競合企業ではなく、なぜINPEXを選んだのか聞き出したいようです。そこは、しっかりと企業調査をして、世界で活躍するINPEXがどのような人物を求めているのか考えて対策を取りましょう。基本的に面接では、話しやすい雰囲気作りを採用担当者も心がけています。なぜなら、素直な想いを聞きたいという願いがあるからです。気取らずに、自分が今後企業の中でも、人としても、どう成長していきたいのか自問自答して、その答えを真っ直ぐにぶつけていければ、人事の方々は見てくれていると思います。