2018年10月11日(木) 更新

旭化成の面接に受かるための対策と回答例

旭化成対策:面接の流れと内容

旭化成の面接は、「一次面接(学生1名:面接官4名くらい)→最終面接(学生1名:面接官6名くらい)」で行われます。それぞれ時間は20分程度です。

旭化成の面接対策の基本となるのは、ご自身が提出したエントリーシートです。面接は一次面接・最終面接の2回からなります。回答例に示した通り文系・理系で質問内容は変わることは考えられますが、基本的な構成は一次面接・最終面接の中で、自己PR、研究内容の紹介、学生時代に注力したことや志望動機等について、概要から入り深堀をする中で、互いの理解を深めるという流れになると思われます。面接の雰囲気は和やかな雰囲気になるか厳しい雰囲気になるかはケースバイケースですが、エントリーシートの内容に基づきやり取りがなされます。面接対策としては、改めてエントリーシートを熟読すること、旭化成の事業についての理解を深めること、そして回答例を参考にシミュレーションをしたうえで面接の場に臨むことをおすすめします。

エントリーシートの内容を深堀りしていく質問が多い

一次面接では、エントリーシートに沿って自己PRや、自身の研究内容の紹介を行います。雰囲気は比較的和やかだと思われます。対策としては、回答例①・回答例②を参考に、改めてエントリーシートで提出した内容の読み込みを行いましょう。最終面接では、自身の研究内容を5分程度で行い、それに対して質疑応答を行います。志望動機や志望度については、エントリーシートの内容に基づいてやり取りがなされますが、面接官からは厳しい口調での質問がなされることも想定されます。対策としては、回答例③を参考に、ご自身の大学での研究内容を含めた振り返りを行い、旭化成における事業と照らして関係性などを考えるとよいでしょう。

旭化成対策:面接で聞かれた質問例集

以下のような質問例があります。

【一次面接】
「志望動機」「企業選びの軸について」「研究に関する質問」「周りの人から見た自身の評価について」「研究活動以外に注力したこと」「当社でやりたいこと」「希望以外の分野に配属されたらどうするか」
【最終面接】
「この一年の研究活動の計画について」「研究活動に対する姿勢について」「集団でどのようなキャラクター・ポジションを占めていると思うか」「大学での基礎研究と企業の研究とではどのように違うか/違わないか」
などです。

旭化成対策:面接の質問と回答例①

【質問例】
あなたは研究開発分野を志望しているが、製造分野に配属されても仕事ができるか?

【回答例】
はい、確かに私は研究開発分野を志望していると書類で書かせていただきましたが、御社(旭化成)の製造分野にも興味があります。私の専攻分野は〇〇なので、XXXX事業において研究内容を活かせると考えておりますが、消費者のニーズを反映した研究開発を行うためには、製造のみならずマーケティングや営業といった仕事も行うことで、より実践的な研究開発が行えると思います。御社(旭化成)において長い時間をかけて、自分が見てこなかった分野の仕事も積極的に挑戦していきたいと思います。

旭化成対策:面接の質問と回答例②

【質問例】
学生生活において研究活動以外に注力したことはどのようなことか

【回答例①】
サークル活動では、軽音楽部の部員として、毎日練習活動に没頭していました。年に1回の学園祭のコンサートに向けて、いかにいい音楽を生み出し、満員の大学の講堂のお客様とともに盛り上がった空間を創りだすかを夢見て、直前の一か月は仲間のメンバーとともに、昼はチケットの販売、夜は音合わせと頑張りました。結果的には大学の講堂を借りることはできませんでしたが、学園祭の最終日のフィナーレの際に銅像の前で夜空の中でライブを行い、お客様総立ちで肩を組んでともに歌うことができたのは、私にとっては得難い経験でした。

【回答例②】
旅が大好きで、国内・海外問わずお金がなくても出かけ、現地で稼ぎながら旅行を続けました。昨年、九州地方を巡ったのですが、途中で〇〇という場所にある小さな温泉旅館で、アルバイトをしながら3か月ほど滞在しました。その間、館内清掃から食事の配膳、フロント業務やお客様の案内など一連のことを行いましたが、土地のことがわかってきてからは、自ら宿泊するお客様の案内に応じて「秘湯ツアー」を企画したり、館内のカウンターでお酒とおつまみを提供し、宿泊者同士の交流を促すことをしました。客の半分くらいは韓国からのお客様で、領土問題や歴史問題についての議論になったこともありましたが、お帰りの際にお礼のお手紙をいただいたりするなど、いい友人を得ることができました。

旭化成対策:面接の質問と回答例③

【質問例】
大学での基礎研究と企業の研究とではどのように違うか/違わないか

【回答例】
企業の研究は応用研究であり、最終的には企業の売上・収益につながる研究である必要があると考えています。企業の研究は、あるお客様の明確な課題・ニーズに対してどのように対処するのかを意識した研究活動を行います。もちろん、大学や学術分野における基礎研究の土台があったうえでの応用研究でありますが、その先には、常に特定のお客様の課題やニーズがあること、そして製造や営業・マーケティングといった分野の人々とともに仕事を行い、成果を出していくものだと考えています。

旭化成の面接では「自分軸」と会社の事業と照らして自身がどのように貢献できるのか考えて対策する

旭化成の面接対策の王道は、エントリーシートと企業情報、そして自分の振り返りです。面接官はエントリーシートを熟読した上で面接に臨んでいます。したがって、自己紹介をはじめ、エントリーシートで書いたことを繰り返し述べるのではなく、補足や追加情報を中心として面接官には伝えるようにしましょう。エントリーシートとは異なり、面接官はご自身の人となりを直接見ています。面接官は皆旭化成の社員です。わからないことは逆質問をすることも効果的なこともあります。事前に旭化成の事業とご自身の理解の深堀を行い、回答例をもとにシミュレーションを行ったうえで面接に臨みましょう。和やかな雰囲気の面接もあれば、厳しい質問がされる面接もありますが、いずれも真剣勝負であることには変わりません。回答例はあくまでも一例です。自分自身の「軸」を作ることが、最大の旭化成面接対策です。厳しい雰囲気の場だとしても、決して臆することなく、自分自身の思い、考えを面接官にぶつけるようにしましょう。

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