テルモのエントリーシート(ES)の書き方と回答例

テルモ対策：エントリーシート(ES)の書き方のポイント

テルモに提出するエントリーシート(ES)の書き方には多少のテクニックが必要となります。過去の例を参考にしたエントリーシート(ES)や同業他社の例を参考にした書き方ができるようにしたいものです。特にテルモのエントリーシート(ES)には、A4サイズで1枚以上2枚までと言う字数制限がありますので、その範囲で収める書き方をしなければいけません。

書き方ポイント：自己PRは希望職種をリンクされた内容が重要

テルモではエントリーシート(ES)提出から他社よりも厳格な選考が始まっていますので、希望職種を意識して気を抜かずしっかりとした文章を組み立てた書き方が大切です。
特に自己PRについては、入社後の研究などの関わりのある内容を選ぶ書き方をした方が、担当者から「聞いてみたい」「会ってみたい」と思われる可能性が高くなります。

テルモ対策：エントリーシート(ES)は過去の実績が入社後にどう活かせるのかを明確に

テルモのエントリーシート(ES)の書き方で意識したいのは、客観的なこれまでの実績と未来に向かった希望を分けることです。例年スポーツや部活で苦労した話題を題材にした書き方をする就活生がいます。一般企業であればその努力や忍耐などを成果として捉えてくれますが、テルモではその経験がテルモの仕事にどう役に立つのかを説明する必要があります。例えば即戦力となるべく研究成果などを掲げた苦労話であれば、自己PRのとして評価をもらえるはずです。エントリーシート(ES)の書き方としては、自分にあった内容にしないと、次のステップに進むことができません。

エントリーシート(ES)の質問例

一例をあげると
① 「当社の志望動機について」と言うスタンダードなもの。
② 「リーダーシップをとった経験談」「難易度の高い目標を克服した経験談」「新しい発想を起案した経験談」のなから1つを選択して記載します。
③ 「入社後に挑戦したいこと」についてと合計3問の回答を規定の字数でまとめることが必要です。

テルモ対策：エントリーシート (ES)の問題と回答例①

医療器具メーカーであることを意識した志望動機が望まれます。

質問「テルモの志望動機について教えてください」

【回答】
「医療機器メーカーとして国内はもとより海外にも拠点を置くテルモは、私にとっても身近な会社です。大学での専攻から医療器具について多くのことを学びましたが、それ以前より御社については存じていました。子供のころに熱が出たときには体温計で熱を計っていたのに、学校の保健室では耳穴に当てただけで体温が測れる器具があり、なんて便利なものだろうと思ったものです。病気の時だからこそ簡略化した計測が「楽だ」と思えたものです。ご承知のように体温計は治す器具ではありませんが、必ず各家庭に常備しているものです。このスピーディな検知こそがニーズにあっているものであり、リサーチして製品化したことは発明に値するものと子供心に感じたものです。いつかこれらのものを作ってみたいと思い、大学ではそれを専攻し勉強してきました。多くのアイディアを持っているわけではありませんが、愛される医療器具作りがしたく、初期の目標であった御社に応募したものです」

テルモ対策：エントリーシート (ES)の問題と回答例②

テルモでなくとも多くの企業がこの質問を設定します。担当官は、答えは読まずとも分かっていますので、いかにエピソードに他社との違いがあるか、または独自性があるかを伝えるようにしましょう。

質問：「リーダーシップを発揮した経験」

【回答】
「私はワンダーホーゲル部で活動していました。いくつもの山を登ってきましたが、ワンダーホーゲルの醍醐味は従走にあります。尾根伝いに歩き、そこでしか見ることのできない風景を楽しみ、そして自身や仲間の体力や天候などの気を配りながら、次に山へと向かって行くわけです。ご承知と思いますが、山登りは経験と訓練がモノをいい、リーダーは経験豊富な者がなります。リーダーに求められる一番大事なことは退却する勇気です。
天候が荒れたり仲間の体力が落ちたときには、すぐに撤退を決断しないと重大な危険に遭遇する可能性があります。個々が勝手に山を離れるのではなく集団で下山すること、もしくは安全な場所に移動する指示を出すことです。次善の策を常に想定しながら綺麗な稜線を見ているわけです。事前に決めたリーダーには全員が命を預けることになるのですから、責任は重大です。私も何度か撤退を決断し下山してきたことがありますが、誰一人としてその決断を疑うことはありません。もしものための決断とは絶対であり、たとえ楽しみにしていた計画であっても中止することがリーダーとしての役目と思っています。リーダーとは良いときばかりではなく、苦しいときに対処できる資質を持つことが大切であるといことを知ることができ、今後社会に出てもこの経験は必ず役にたつものと考えています」

テルモ対策：エントリーシート (ES)の問題と回答例③

目指す希望職種によって違いはありますが、安易な回答をしてしまい面接時に突っ込まれないように、しっかりと結論が分かるように書くことです。読み手に「会ってもう少し話を聞いてみたい」と思わせるような書き方ができると、他者との差別化ができると思います。

質問：「テルモでどんなことに挑戦したいか教えてください」

【回答】
「私は、近年の健康志向が高まっているなかで、自分の身体の調子がどうなっているのかを客観的に知りたいと考えています。その客観的な健康をもっと簡単に知ることができる糧の常備器具を造っていきたいと考えています。
例えば熱っぽい身体であれば体温計が必要であるように、体温計は1人1個の時代となっていますが、同じようにセルフチェックが簡単にできる視力や聴力の検査なども開発したいと考えています。もちろん耳に当ててピッ！くらい簡単な計測ができて、しかも携帯できるコンパクトさが求められると思います。もっと高度な医療想定としてはがん細胞の簡単セルフチェックや肝機能・糖尿病予防なども今以上に手軽にできるものを開発していきたいと考えています。いつかは私が開発したテルモの製品を誰もが使っているようになりたいと願っています」

大手企業の内定を得たエントリーシート（ES）から学ぶ

大手企業に内定した先輩方は、どのようなESを作成したのでしょうか。内定者の回答から、どのような考え方、アピールをしているのかを把握しましょう。「内定者ES100社まとめ」では、なかなか見ることのできないESを100社分ご用意しました！ANA、トヨタ、三菱東京UFJ銀行、伊藤忠商事、サントリー、IBMなど、就活でも人気が高い企業のESを無料でダウンロードできるため、内定者の回答だけでなく設問の確認がしたいという就活生にもおすすめです。

テルモのエントリーシート(ES)は回答例を参考にしながら過去の実績が入社後にどう活かせるのかを明確に示す書き方が大切

例年、テルモに提出したエントリーシート(ES)に記載した内容は数度の面接で再度聞かれることになります。ですからエントリーシート(ES)は先を見据えた書き方が必要ですし、過去の例などを参考にしてそつのない書き方がいいでしょう。テルモの選考は面接が重要ですから、社会人として弾かれるような内容は学生時代の良き思い出などは避けた方が無難だと思います。