三菱化学に採用されるための志望動機の書き方と回答例

三菱化学対策：受かる志望動機の書き方

最初に三菱化学の内定を勝ち取るための志望動機の書き方について考えてみましょう。
志望動機の書き方として、最低限必要なことは、「なぜ三菱化学でなければならないのか」の説明です。この問いに答えるような書き方をするためには、まず三菱化学という企業のことをよく知っておかなければいけません。三菱化学が「三菱グループ傘下の化学メーカー」程度の認識では、残念ながら内定はおろか、面接にも進めないでしょう。

志望動機を作成する際の自己分析は必須

志望動機の書き方に必要なことは、「自分を知ること」です。
例えば、
これまでどのような経験をしてきたか？
どのようなことに興味をもったか
何故今の大学を選んだのか、
どのような社会人になっていきたいのか等を自分に問いかけてみるのです。

それでは具体的な回答例の書き方を参照してみましょう。

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三菱化学対策：志望動機の回答例①

【回答例】
私が大学で化学を学んで得た教訓は多い。そのひとつに「答えはひとつではない」というものがある。これは私の座右の銘でもある。仮説に基づいて研究を進めていくと、新たな発見をすることがある。仮説にこだわってしまうと、この新たな発見が無駄になってしまう。「この発見からどのような道が開けるか」という柔軟性も時には必要であると考えている。
三菱化学は非常に幅広い分野を手がけている。これは新たな可能性を無視せず、尊重していくという考えが根本にあるからだと、私は感じている。そのような環境で私も化学の可能性を広げるような活動をしたいとう希望があり、エントリーした。

三菱化学対策：志望動機の回答例②

【回答例】
化学を学んでいる者として三菱化学が開発した「塗布変換型太陽電池」は驚嘆に値する商品だと感じる。「置く」というこれまでの太陽電池の概念を根本から変えてしまった。応用すれば建物の外壁全てを太陽電池にすることも可能だ。
このような商品を自分も開発したい、と考え応募した。

三菱化学対策：志望動機の回答例③

【回答例】
私が三菱化学を選択した理由は、世界に通ずる競争力を持っていると感じたからである。大学では経済学を学んだ。これからの日本の企業には国際的な競争力がいま以上に求められると感じている。三菱化学にはこの競争力が十分あると思う。「高純度グラファイト」「機能性樹脂」などは日本のみならず、世界中で注目されている。大学で学んだ知識を基礎にして、三菱化学の国際的な活躍に貢献したいというのが私の目標である。

三菱化学対策：志望動機の回答例④

私は、学生時代に化学科を専攻しておりました。化学科では、簡単な実験や危険なもの、石油を使った精製などを行いました。正しい使い方をすれば、化学は非常に人の役に立つと感じています。特に石油化学に関しては、身の回りのほとんどのもので使われています。御社では、余り目立たないけれどもよく使われている製品を作られています。特に、太陽電池や、高純度グラファイトなどが開発された時には、非常に感動しました。
様々な化学原料をつくり出す御社では、更に安全で高機能なものを開発していきたいと考えております。

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志望動機は回答例を参考に「なぜ三菱化学なのか」を明確に表した書き方がポイント

三菱化学への志望動機のポイントと具体的な書き方をみてきました。回答例①②③ともに、
・三菱化学で何をしたいか
・だから三菱化学に入社したい
以上2点が盛り込まれています。
回答例③は文系の学生の志望動機の書き方例です。こちらも
・自分のスキル
・何がしたいか
・だから三菱化学である
という構成になっていて、志望動機のメインテーマである「なぜ三菱化学なのか」を意識した書き方になっています。志望動機は面接でも必ず質問される就活の要です。ここにあげた書き方のポイントを確認して、しっかりとした三菱化学の対策を立てていきましょう。