2016年11月29日(火) 更新

金融庁のエントリーシート(ES)の通過率を上げる書き方と回答例

金融庁対策:エントリーシート(ES)の書き方のポイント

金融庁のエントリーシート(ES)では、変わった内容の質問はありませんので一般的に見て重要なポイントはやはり志望動機になるでしょう。
また最近興味を持った出来事、という設問もありますので当然ながら金融庁という立場を踏まえた設問への回答の書き方が必要になってきます。例としては世界的な金融情勢であったり、特に日銀の金融緩和に関する事。直接そこに絡めていく書き方を必要まではないかもしれませんが、最低限そこへ繋がっていくような書き方が必要になります。

書き方:志望動機へいかにして話を繋げていくかがポイント

エントリーシート(ES)の書き方で最重要ポイントである志望動機へいかにして話を繋げていくか。例えば最近興味を持った話題から逆引きで考えてみて、興味を持ったことがあるから志望動機へ繋がった、という書き方をすると筋書きの立ったエントリーシート(ES)になります。
また語学に関する知識程度の設問に力が入っているようにも見受けられますので、英語以外の第二外国語までの対応出来る、世界的な金融情勢に対応可能な人材を求めていると、見とる事も出来そうです。

金融庁対策:エントリーシート(ES)は基本的な質問が多い

金融庁のエントリーシート(ES)での質問は一般的なものが多く具体的には、『学生時代に力を入れていたこと』『国家公務員・金融庁を志望する動機』『関心のある事項、最近興味を持った出来事』『自己アピール』。また他に学歴等の経歴のみではなく、『履修外国語のスコア』『専門課程の成績』『アピールしたい資格』なども含まれます。

一般企業に比べて学業の成果を重視している

基本的な質問が多いため、公務員志望でない人でも対応が十分に可能なエントリーシート(ES)になっています。
また大学における学業の成果を一般企業に比べて重視していると見受けられるエントリーシート(ES)ですので、成績に自信がある人ならば自己アピールの欄の量が増える事になります。

金融庁対策:エントリーシート (ES)の問題と回答例①

最初に紹介する設問は、『学生時代に力を入れていたこと』についてです。特に金融庁では学業の成績について別途質問事項でありますので、ここでは学業について以外の点で書いていく方が無難かもしれません。

質問:学生時代に力を入れていたこと

【回答例】

『私はテニスサークルにおいて部長を務めました。テニスサークルはいわゆる軽い雰囲気でやっていると見られがちですが、私が部長になってからはストイックな練習を多く取り入れました。皆大会を目指しているわけではありせんが、それでも真面目に練習をした方がよりテニスを楽しむ事が出来ると考えたためです。結果として毎年半分は消えていく新入部員が私の年では八割近くが継続し、サークルの結束も強める事が出来ました』というものになります。

金融庁対策:エントリーシート (ES)の問題と回答例②

次に紹介する設問は、『関心のある事項、最近興味を持った出来事』になります。金融庁で働く、ということがどのようなものか一般的な企業で働く事よりもよほど実感が湧きにくいとは思いますので、このような設問の方が答えやすいかとは思います。
回答例としては当然、金融庁に絡めた事になります。

質問:関心のある事項、最近興味を持った出来事

【回答例】

『アベノミクスにより円安、株高へと進む中現在世界的な金融情勢が更なる円安に傾きかけているように思えますが、円安に進みすぎてしまった場合日本を救えるのは金融政策だけだと思うので注目しています』というものになります。

金融庁対策:エントリーシート (ES)の問題と回答例③

最後に紹介する設問は『自己アピール』になります。
いかようにも書けるこの設問です。ですが金融庁のエントリーシート (ES)だというのを忘れてはなりません。国家公務員そして金融庁を前提として考えた書き方をするのがポイントです。

質問:自己アピール

【回答例】

『私は飲み会の幹事をよく務めます。理由としては様々なものがありますが、一番は多くの人に役立つ事が出来て自分も嬉しいし、自分が幹事を務めた飲み会で皆が笑っている姿を見る事も好きだからです。また飲み会の幹事の面白い所として、徴収する金額が人によって違う所です。先輩ならば多めに、後輩ならば少なめに。このように支払い金額が人によって違う事は一種の金融政策であり、規模は小さいですがそれを自覚して身近に感じています。ですので、自分は多くの人を動かすだけでなく、金融政策に関しても実践レベルで経験しています。』

例を参考に金融庁という立場を踏まえた設問に対する回答の書き方と志望動機への関連付けがエントリーシート(ES)の重要ポイント

以上が実際に出題された設問の例になります。このように金融庁のエントリーシート(ES)は一般的な企業と同じ設問が出されますが、その回答は国家公務員である、という前提のもとに書いていく必要があるので、その点を一般企業と同じにしないように書き方に注意が必要になります。
金融庁という機関は当然ながら普段何をしているところなのか私達にはわかりにくいところがあります。もちろん、そこを頑張って理解していくことも重要ですが、それ以上に自分自信のことを金融庁に伝える方がより深みのある回答が出来るので、エントリーシート(ES)はその点に特に力を入れながら、例を参考にした書き方で完成させましょう。

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