2016年11月25日(金) 更新

就活をする上で留学生が注意すべき点

留学生にアドバンテージがあるわけではない

留学しただけでなく何を得たのかが重要

留学経験を持つ学生の大半が、面接などにおいて、留学経験をアドバンテージだと考えているようですが、それだけで有利になるとは言えません。結局のところ、留学経験だけでは他の学生との差別化は図れませんので要注意です。

例えば、サークルや部活などで得た経験や能力が企業にとって魅力的ならば、そちらの方が評価は高くなります。

面接で留学経験をアピールして他の学生と差をつけたいのなら、 留学をしたという事実だけでなく、その留学で身に付けてきた力をアピールすべき。

海外の文化との触れ合いや、様々な国の人たちとのコミュニケーションもアピール材料になります。

実は留学生が苦手な企業も

留学経験で得たスキルが必ずしも、高い評価になるとは限りません。企業によっては留学生にマイナスイメージを持っていることもあるようなので、注意が必要です。

企業によっては語学力の必要性が無い場合も…

国内の企業は、まだ英語力を問わないところが多いですし、国内での仕事になる訳ですから、語学力よりも業務への適性や能力が高い人材が求められていると言っていいでしょう。

志望する企業がどんな人材を欲しているかにもよりますが、語学力は全くアピールポイントにならない企業も多くあるということに注意しましょう。

マイナスなイメージを持っている企業や業界も

ワーホリ経験者や留学生は、伝統的な日本のカルチャーが残る企業にとっては、「相性が悪い」と思われている場合もあるようです。

また、上司や管理職に海外生活の経験者が少ない企業などでは、「留学生は扱いにくい」と考えられてしまうこともあるそう。やはり志望する企業をよくよく研究するのが重要でしょう。

語学力だけでは採用の決め手にはならない

語学力を必要としている企業であっても、当然ながら、それだけでは採用の決め手にはならないということは、注意点として頭に入れておきましょう。語学力自体は当然1つのアピールにはなっても、企業が最も望んでいる能力をアピールしなくてはなりません。

採用基準は多様化している時代

採用基準が多様化してきている現代の就活では、英語などの語学力は最低限の条件として提示されることも少なくありません。

語学力以外にプラスアルファの要素を伝えられなければ採用を勝ち取ることは難しいのです。仕事というのは、言葉が分かるだけでいいというわけではなく、利益を上げたり、会社にとって貢献することが重要。その能力がなければ欲しい人材にはなりませんよね。

【まとめ】就活をする上で留学生が注意すべき点

いかがでしたか? 就活では留学生や語学力が強いアピールポイントになることもあれば、そうではない場合もあると言えます。

留学生の皆さんは、本当に企業が欲している人物像を注意深く見ながら、留学経験やそこで得た力を存分にアピールしましょう。

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