2019年08月14日(水) 更新

薬学部で学んだ知識を活かせる就職先6つと就活を行う際のポイント3つ|平均給料や公務員薬剤師についてもご紹介

薬剤師の魅力は経済面からやりがいまで様々!

就活生の回答

キャリアパーク会員の就活生を対象に「あなたが思う薬剤師の魅力を教えてください!」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

  • 専門性が高い
  • 自分の知識を生かせる
  • 高齢化が進行すると病院関係の仕事も増えると思うので、将来性があること。
  • 給料が良さそう
  • 仕事に困らない

薬剤師の魅力に関するアンケートをとったところ、「給料がよさそう」といった経済面から、「自分の知識を生かせる」といった仕事内容のやりがいといった幅広い面での回答がありました。

このような魅力が沢山の薬剤師は、当然就職を希望する人も多くなります。では、難関と考えられる薬剤師として内定をもらうためにはどのようにすればいいのでしょうか。薬剤師の就職先と共にご紹介します。

就職率の高い薬剤師の就職先は主に6つ

薬学部出身の学生は、就活において人気があります。少し古いデータですが、2014年の「大学就職率ランキング」ベスト100では、上位30学部の半分程度が薬学部という結果になりました。薬学部出身の学生の就職率は非常に高く、志望企業には困らないイメージが強いといえるでしょう。

では、薬学部出身の学生の場合、どのような就職先を目指せるのでしょうか。以下では薬学生ナビ(マイナビ)を参考に、薬学部から目指せる就職先を6つ、ご紹介いたします。

薬学部からの就職先①:製薬会社

1つ目は、薬学部の知識を存分に活かせる「製薬会社」です。薬学部を卒業した学生の就職先としては、王道ともいえるかもしれません。薬学部から目指せる製薬会社の職種としては、研究職・開発職・MR(高度な知識が必要な営業職)が挙げられます。理工学部や農学部など、薬学部でない就活生も応募できるため、倍率はとても高いといえるでしょう。

薬学部からの就職先②:病院

仕事内容のイメージもしやすく、薬学部からの就職先として根強い人気を誇るのが、病院です。実際に患者とコミュニケーションを取って薬を決め、本人への服薬指導も行えることから、やりがいのある就職先だといえるでしょう。

平成24年度の診療改定では病棟薬剤業務実施加算【PDF/41ページ】が導入され、さらに薬剤師が病院で活躍しやすい環境となりました。県や地域によって就職の難易度は異なりますが、それでも人気の絶えない就職先なのです。

薬学部からの就職先③:調剤薬局

薬学部出身の学生の多くが希望する就職先として、調剤薬局が挙げられます。忙しさは就職先によって異なりますが、病院よりは比較的落ち着いたペースで取り組める点が、魅力の1つといえるでしょう。

また、多くの場合は患者本人と直接やり取りをして調剤できるため、仕事のやりがいも感じやすいようです。

薬学部からの就職先④:ドラッグストア

次に、ドラッグストアも、薬学部の就職先として挙げられます。ドラッグストアで薬を買った経験がある人は、そこで働く薬剤師を見たことがあるのではないでしょうか。薬には第1類、第2類などの種類がありますが、このうち第1類をドラッグストアでも購入できるのは、登録販売者である薬剤師が販売しているからです。ドラッグストアへ就職すれば、地域の方々と触れ合いながら仕事ができます。

また、店舗によっては調剤部門を併設しているところもありますので、販売以外の仕事も行えるでしょう。ドラッグストアは、薬学部からの就職にしては微妙というイメージを抱かれがちですが、実は魅力の多い就職先なのです。

薬学部からの就職先⑤:治験(CRO・SMO)

5つ目の薬学部からの就職先としては、治験(CRO・SMO)のCRA・CRCが挙げられます。治験のサポートを行うCROとSMOという企業において、治験コーディネーター(CRA)や臨床開発モニター(CRC)として働くのです。

業務内容はとても多岐に渡り、被験者のスケジュール管理から心のケア、各種契約・手続きなどがあります。こういったサポートの元、しっかりと治験が行わなければ、新薬は開発されません。高度な専門知識が必要となるため、高い学力が求められる就職先といえるでしょう。

薬学部からの就職先⑥:医薬品卸企業

最後に、医薬品卸企業へ就職するのも、薬学部からの選択肢の1つです。医薬品卸企業では、製薬会社の商品を医療機関などの然るべき場所へ届ける作業を担っています。

そんな医薬品卸企業では、医薬品医療機器等法第13により、事業所に管理薬剤師を設置しなければいけません。

そのため、管理薬剤師として活躍したい学生が、医薬品卸企業へ就職しているといえます。薬学部から管理薬剤師として医薬品卸企業に就職した場合、様々な製薬会社の商品や情報を取り扱うため、そのやりがいはとても大きいでしょう。

企業によっては薬学部の実習時期を考慮してくれる

通常、4年制大学であれば3年時、大学院生ならば卒業前年の12月あたりに就活が始まります。しかし、薬学部では6年生時まで実習があるため、その後に就活が行われるケースが多いです。

そのため、実習が終わって落ち着いてから就活できるように、時期を合わせてくれる企業は珍しくないといえるでしょう。もちろん、企業によっては通常通り就活をスタートさせるため、薬学部からの就職を考える場合には、事前の情報収集が大切となります。

普通の就活スケジュールの場合は国試対策も並行して行う

薬学部の学生が通常通りのスケジュールで就活を行う場合、国試対策も並行して行わなければなりません。

そのため、もし志望する就職先が通常通りのスケジュールならば、その点も踏まえておきましょう。就活に専念して内定を貰っても、薬学部からの就職先は資格が必要となるところがほとんどなため、試験に合格しなければ働くことは難しいです。特に製薬会社は一般企業のため、普通の学生と同様のスケジュールで就活するケースは多いでしょう。

薬学部から薬剤師として就職した場合の平均給料は?

では、次に薬学部から就職した場合の平均給料を見ていきましょう。今回は、薬剤師という職業に焦点を当てて、ご説明いたします。厚生労働省による医療経済実態調査をみると、就職先別の薬剤師の平均給料が確認できます。

例として269ページを見ると、一般病院における平成29年度の平均給料は約450万円、賞与が約110万円となっています。前年度からの伸び率は1.2%です。これが、一般病院の場合の薬剤師の平均給料といえるでしょう。

全体的な伸び率を見ると1.2~4.8%と上昇傾向にある

上記の調査結果を元にみると、薬剤師の平均給料は上昇傾向にあるといえます。全体的に見ても1.2~4.8%の伸び率を記録しており、今後も上昇が期待できる職業といえるでしょう。最も高い4.8%の伸び率を記録しているのは歯科で、平均給料を見ると約20万円もあがっているようです。興味のある薬学部の方は、ぜひ求人を調べてみてください。

就職先を選ばずに公務員薬剤師を目指すのも1つの選択肢

薬学部出身の学生の場合、就職先を選ばずに公務員薬剤師を目指すのも、1つの選択肢でしょう。

公務員薬剤師には、Ⅰ種とⅡ種の国家試験に合格した国家公務員薬剤師・地方公務員上級試験(薬学分野)に合格した地方公務員薬剤師・採用試験のみの麻薬取締官の3種類があります。どれも難易度が高く、目指す際には人並み以上の勉強が必要となるでしょう。

公務員薬剤師になれば安定して高い生涯年収を稼げる

それでは、人並み以上の勉強に励んでまで、公務員薬剤師を目指すメリットとは何でしょうか。まずは、公務員ならではの安定性が挙げられます。法の下で管理されている公務員は、職に関する部分がきちんと保障されています。

つまり、懲戒処分などにならない限りは、クビなどを恐れる心配がないのです。また、公務員薬剤師になれば定期昇給があるため、働けば働くほど稼ぐことができるでしょう。それにより生涯年収も高くなり、生活に余裕が持てるのです。こういった理由から、公務員薬剤師を目指す薬学部出身の学生もいます。

薬学部出身者が就活を行う際のポイント3つ

薬剤師などは資格が必要な職種のため、試験にさえ合格すれば就職は簡単だと思う人もいるでしょう。しかし、そういって準備の手を抜いていては、競争相手に出し抜かれて、希望の就職先へ行けなくなる可能性もあります。以下では、薬学部出身の学生が就活を行う際の3つのポイントを見ていきましょう。

ポイント①:学校の勉強や実習にしっかりと取り組む

薬学部から目指せる職種の大半は、国家資格が必要です。準備不足で資格を落とさないためにも、勉強や実習には真剣に取り組みましょう。

学校で得た知識はそのまま就職後に使えますし、実習の経験から学べることは数多くあります。「知識や経験が足りずに希望の就職先に行けない」なんてことがないように、常に集中して、勉強などに取り組んでおいてください。

ポイント②:コミュニケーション能力を身につける

薬学部から就職するうえで必要となるスキルは、「コミュニケーション能力」です。これは薬剤師に限らずとも、仕事をスムーズに進めて行くうえで基本となる能力でしょう。薬剤師の就職先である調剤薬局や病院、ドラッグストアなどは、人と接する機会の多い職場となります。

また、病院などでは他職種連携が求められるため、患者だけでなく医療スタッフとの仲も深めておく必要があります。就活に備えて、在学中から積極的に人間関係を築き、コミュニケーション能力を高めておきましょう。

ポイント③:薬剤師業界の状況を定期的に調べておく

近年問題となっている病院の統廃合や疾病構造の変化などは、医療業界の就活に影響があります。ですので、志望の就職先の状況には、常に注意するようにしておきましょう。

就活では、始まってからの行動の早さも大切です。情報に取り残されて損することがないように、医療業界や薬剤師に関する情報は、定期的にチェックしておいてください。

薬学部からの就職先は病院や薬局などの6つ!勉強や実習にしっかり取り組んでおこう

薬学部から目指せる就職先や平均給料、就活のポイントなどについてご紹介しました。薬学部からの就職先としては薬局の薬剤師のイメージが強いですが、病院や治験をサポートする企業など、その働き口は様々です。平均給料は上昇傾向にあり、今後も成長が期待できる分野だといえるでしょう。

就活のポイントとしては、しっかりと知識やコミュニケーション能力を蓄えておき、情報収集に努めることが挙げられます。本ページを参考に就職先を決めて、薬学部からの就活を成功させてください。

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