2019年12月19日(木) 更新

神社本庁に神職として採用される方法

神社本庁は伊勢神宮を本宗とした宗教法人である

そもそも神社本庁とは伊勢神宮を本宗とした、日本全国の神社を取りまとめる宗教法人のことを言います。従って、「本庁」と就いていますが公務員ではありません。そのため、採用も神社本庁による求人によって行われることが一般的になっているのです。

神社本庁に神職として採用されることは非常に狭き門

将来的に神社で働きたい、採用されたいと願っていても、なかなか採用に関する情報が見つからないはずです。それはこうした神社で働くことは世襲制が取られており、神職の家庭に生まれないとなれるのが難しいからです。最近では、人材不足から神社本庁より求人情報が出されることもあるようになりました。それでも採用は一部の人に向けられているものだと認識することが大事です。

神職資格を持っていても神社本庁に採用してもらえる訳ではない

せっかく神職資格を取得しても、神社本庁に採用されないがゆえに神職を諦めてしまうのはさみしいことです。実際多くの人は神社本庁にて採用されることはなく、地域の神社庁や有名神社などに奉職しています。しかし、そこでも相当高い奉職競争が行われており、神職に就けない人もいるのです。そうした人であれば、例えば担い手に困っている神社等を探してみるといいかもしれません。こうしたところであれば比較的早く採用されることが多くなっているようです。

神社本庁に採用されるには大学機関などで神職の階位を得ることが重要

神職として神社本庁で働くためには、大学を卒業するだけでなく、「階位」を取っておく必要があることが挙げられます。この階位とは神社本庁が定めている神職の位のことで、「直階(ちょっかい)」から最高クラスの「浄階(じょうかい)」まで、5つの位が定められています。そして、大学機関などでは4つ目の「明階(めいかい)」まで取ることができ、これを持っておかないと採用されるのは難しいのです。

神社本庁が採用情報を出す先は神職取得過程のある大学

それでは狭き門である神社本庁での採用について、求人はどこに出されるのでしょう。これには例えば神職取得課程のある国学院大学や、皇學館大学などが挙げられます。こうした大学機関に入学していると、他では見られない神職に関する求人情報を手に入れられるようになるのです。しかし、ただ入学していても神職に就けるわけではないので注意をしましょう。

神社本庁への就職のために奉職にツテを探しておくことも大事である

大学機関等で神職資格を得たら、次は神社本庁で採用してもらうために奉職活動を行う必要があります。せっかく神職資格を取得したとしても、神社本庁で働くことは難しくなっています。なぜなら、一般企業と同じく神社本庁で働くにふさわしい人だけが採用されるからです。そのため、資格取得以外にも奉職に関するツテを見つけたりしておくことも肝心になっているのです。

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神社本庁で神職として採用されるためには大学に行き資格をとる

神社本庁とは伊勢神宮を本宗として仰ぐ神社の取りまとめ組織で、そこに採用されることは非常に難しいものとなっています。そのため、将来働きたいと思っている人は、国学院大学や皇學館大学に入学し、しっかりと神職資格を手に入れるようにしましょう。そして無事に資格取得ができたら、ツテなどを見つけて就職できるようにしていくことが大事になっています。

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