2019年12月19日(木) 更新

警察内にいる理事官になるためのキャリアの積み方

理事官とはどういう職業か?

警察における理事官とは、警察署でいうところの副署長か小規模の警察署長です。仕事内容としては、署内の警察官の人事や指揮監督などがあり、時には署長会議という協議会への参加や書類の作成があります。

署の外に出ることも多くあり、交通安全運動や犯罪撲滅運動に参加することもあるでしょう。仕事はきついですが、周りからの感謝のおかげでで大きなやりがいを感じることができます。

警察における理事官とは一般的に課長や課長補佐のポジション

警察における理事官とは、警察庁や警視庁などに設置される管理職の役職名です。理事官とは、一般的に課長と課長補佐の中間的なポジションに位置付けされています。国内の官公庁においては、外務省や警察庁、警視庁内で使われている官職となっているのです。

理事官は軽視や警視正クラスの人が就く

組織によって階級は異なりますが、警視または警視正クラスの人が理事官につけるようになっています。そのため、警視庁や警察庁に勤めていないのであれば、警察本部の部長クラス、警察署の署長クラスと同等の人が就く立場と言うことができるでしょう。

各署においての理事官相当の役職は署長クラス

最後に警視庁の理事官に相当する警察機構の役職についてみていきましょう。まず、警察庁においては課長補佐クラス相当となっています。

また、道府県警察本部においては課を束ねる課長クラス、署においては小規模な場所で署長、中規模な場所では副署長クラスに相当するのです。そのため、理事官につけた人は同庁の課長を目指し職務を遂行していくことになります。

警視庁における理事官の立場は課のNo.2

続いて警察機構において、首都機能を守る警視庁における理事官の立場についみていきます。この立場は警察庁同様に、課のナンバー2に当たる人間となっているのです。

そのため、管理官よりも上位の立場に位置付けされ、課長の指揮のもとに職務に従事します。そして警視庁刑事部捜査一課内では、理事官は2名となっているので同課300名以上の中でもトップクラスに位置付けされていることが分かるでしょう。

理事官になるにはキャリア組として警察に入る

理事官になるのに最も可能性が高い方法が、「キャリア組」として警察庁、もしくは警視庁に採用されることです。このキャリア組とは国家公務員試験に合格し、幹部候補生として官公庁に採用される人のことを指します。

また、刑事課で長い期間働いていると将来的になれるチャンスもあるでしょう。そのため、課を代表する立場である理事官に就くことを、将来の目標としてみてはいかがでしょうか。

警察の理事官になるには国家公務員試験合格を目指す

警察の理事官になるには、キャリア組として入庁しなければ難しい現状があります。

そのため、大学生の時には国家公務員試験の合格を目指し勉強することが必要です。理事官になるためには、必ずキャリア組でなければならないということはないですが、難関であることを知っっておきましょう。

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警察内の理事官になるためには国家公務員に合格しキャリアを積む

単に警察の理事官と言っても警察庁や警視庁によって立場が異なり、同じ警視階級であっても、所属によって立場が変わります。そのため、一口に理事官としてまとめるのではなく、どの所属における理事官なのかを確認しておく必要があるでしょう。

そして、将来的に理事官に就けるよう、国家公務員に合格し、警察内でキャリアを積むことが重要です。

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