中部電力のエントリーシート(ES)の通過率を上げる書き方と回答例

中部電力のエントリーシート(ES)の書き方のポイント

今回、中部電力のエントリーシートの書き方のポイントと例を紹介しますが、企業のエントリーシートを書く上で重要なのは、設問の意図を読み取ること、そして、わかりやすい内容を心掛ける事です。また、足切り目的だからと、適当な書き方や空欄を設けるのも避けた方が良いでしょう。特定の企業に向けた書き方も大切ですが、最も重要な点は、これらを徹底することです。

中部電力は多角的な事業展開をしているので興味を持った点は具体的に明記しよう

中部電力は、電気事業およびその付帯事業、ガス供給事業、蓄熱受託事業、分散型エネルギー事業、海外コンサルティング・投資事業、不動産管理事業、IT事業を展開している電力会社です。このように、中部電力はかなり広範囲にわたって事業を多角的に展開していることが分かると思います。だからこそ、多角的な企業だからこそ興味を持った点について明確に書くことがポイントになってきます。

中部電力のエントリーシートの質問はオーソドックスなものが多い

中部電力のエントリーシートの質問はオーソドックスな傾向があります。ですから、下手に突飛な回答内容を心掛ける必要は一切ありません。あなた自身の経験に基づき、素直に作成することが最も大切になります。以下では、エントリーシートの具体的な質問とその回答内容を見ていきます。それでは早速見ていきましょう。

中部電力のエントリーシートの質問例まとめ

ここでは、中部電力のエントリーシートの質問例をいくつか紹介します。

・志望動機
・実現したい事
・誰にも負けない強み
・大学で頑張ったこと
・今まで学んだことをどう生かせるか

中部電力のエントリーシート (ES)の問題と回答例①

【質問例】

実現したい事

【回答例】

「私は学生時代にカンボジアで1年間のボランティア活動を経験しました。カンボジアでは、たくさんの人が貧しさに苦しむ姿を目の当たりにして、日本がどれだけ恵まれているか、豊か暮らしをしているかを実感しました。その中でも特に印象に残っているのが電力の普及率です。
そういった環境下にある人達を目の当たりにし、普段私達が何気なく消費してしまっている電力の大切さを痛感し、貴社のように生活に欠かせない電力に関わる仕事が非常に魅力的に感じました。貴社に入社し、人々の生活を支える要になる、それが私の実現したい事です。」

このように、実際に自分の経験を盛り込むことで、説得力が出ます。

中部電力のエントリーシートの問題と回答例②

【質問例】

誰にも負けない強み

【回答例】

「私の誰にも負けない強みは、周囲を巻き込む力です。私は学生時代、軽音楽サークルの部長を務めていました。それまで、私が所属していたサークルでは、年間のイベントが2つしかなく、出演できる学生の数も限られていました。せっかく部員が増えても活躍の場がない、そんな状況を変えるために私は年間のイベント数を4回に増やし、サークルを盛り上げようと考えました。
しかしはじめのうちは、他の幹部たちもあまり乗り気ではありませんでした。そこで私は、周囲を説得するために、プレイベントを開き私のやる気を見てもらおうと考えました。結果として、プレイベントは無事成功し、他の幹部たちも協力してくれることになりました。
それがきっかけとなり、年間でのイベント数は4回という目標を達成し、今では後輩たちがそれをサークルの伝統にするように頑張ってくれています。こういった周囲を巻き込んで新たな事を始める力を貴社で存分に発揮していきたいと思います。」

このように、周囲とのリーダーシップを強みとして記載するのもひとつの手段です。

中部電力のエントリーシート(ES)の書き方は興味を持った点を明確に自分の経験を基に記載する

中部電力のエントリーシートの通過率を上げる書き方と回答例を紹介してきました。中部電力は、様々な事業を展開する電力会社です。多様な事業は、多様な働き方と人材を必要とするでしょう。そのため、中部電力のエントリーシートの書き方で重要なことは、あなた自身のことをわかりやすく伝えることです。何を考え、何をしてきて、何を学びとり、何を求めるのかを整理して伝えること。よっぽどのことがない限り、エントリーシートで、大きく他の求職者と差は付きにくいものです。今回は、例を幾つか紹介しましたが、人にわかりやすく伝えることこそが何よりも重要です。