博報堂プロダクツのエントリーシート(ES)の通過率を上げる書き方と回答例

博報堂プロダクツ対策：エントリーシート(ES)の書き方のポイント

エントリーシートでは、企業側からの設問がありますが、これに答えるときもただ自分の思いを述べるだけではなく、押さえたいポイントがあります。それは、博報堂プロダクツの企業理念や、博報堂プロダクツが就活生に求める人物像について踏まえた書き方をすることです。

博報堂プロダクツの企業理念

博報堂プロダクツの企業理念は、「こしらえることによる課題解決力」です。モノづくりにどれだけの課題解決力があり、また、モノをこしらえることに直接かかわる人生を生きる楽しさの定時を、博報堂プロダクツは目指しています。

博報堂プロダクツが求める人物像

博報堂が求める人物像は、次の3つで考えられます。
◆「人間としての魅力」と「物事を組み立てていく力」を兼ね備えた人材
◆「柔軟に考え、説得力をもって提案し、責任を持って実施する」という業務にやりがいを感じ、強い意志でやり遂げられる人材
◆デジタルテクノロジーの発展に対応・活用し、新たなプロモーションの仕組みを構築・実現できる人材

博報堂プロダクツ対策：エントリーシート(ES)の質問例まとめ

博報堂プロダクツのエントリーシート(ES)の質問例を紹介します。
【質問例】
◆志望職種と志望動機を記入してください（200字以内）
◆自己PRをしてください（200字以内）
◆学生時代に一生懸命取り込んだことと、そこから得た財産について記入してください（800字以内）
◆博報堂プロダクツを志望する理由と実現したいことを記入してください（600字以内）
◆一流のプロを目指す上で、何が必要だと思いますか（400字以内）

博報堂プロダクツ対策：エントリーシート (ES)の問題と回答例①

【質問例】
自己PRをしてください（200字以内）

【回答例】
私は映画研究会で映画制作に取り組んでいます。「撮りたい」と思うものは次々に湧いてくるのですが、時間や予算の問題で、思うように撮影は捗りません。工夫を重ねて、自分のやりたい表現に近づいていく努力は、人一倍積んできました。仕事という場でクリエイティブな作業を行うとき、全てを自分の考えるように表現することは難しいですが、その中でも魅力的なモノ作りができると自負しています。

博報堂プロダクツ対策：エントリーシート (ES)の問題と回答例②

【質問例】
学生時代に一生懸命取り込んだことと、そこから得た財産について記入してください（800字以内）

【回答例】
私はある個人経営のバイク屋でバイトをしていました。一般的なアルバイトよりも店長や従業員、そして業務と深く関われる仕事でした。私の通っていた大学は山の中にあり、自転車や原付で通学する学生が多くいました。その店はそういった学生を対象に商売を始めようとしていて、私が任されたのは主に学生への宣伝です。学生時代には、この業務に一番力を入れました。
まずはサークルや学部の友人を通して、大学内で知り合いを増やすことから始めました。しかし、原付を買う店としてバイト先を紹介しても、個人経営という点もあってか、なかなか友人達は安心して買えないようでした。ある友人に、「自分ならその店で買うか？」と冗談半分に言われたとき、確かに、もっと無難な店で買うだろうと思い、まずは自分の店で買うメリットをはっきりさせないといけないと感じました。
私は店長とも相談し、店のサービスをより大学生向けに改善する点にまず力を入れました。試行錯誤の末、原付を買った学生が4年後、大学を卒業する時になったら、その原付を中古として一定額以上で買いとるというサービスを考え、それをきっかけに学生の顧客が増えていきました。一度学生の信頼を得た後は、店やサービスの宣伝に注力し、口コミの顧客を増やし、経営は好調となりました。
この経験を通じて私が強く感じたのは、ターゲットとしている顧客にとって、自分が提供している商品やサービスはどのように見えているか、という視点の重要性です。ターゲットの信頼や興味を得られていないときは、まずはその獲得に注力し、一定の評価を得た後は宣伝に注力する、といったように、ターゲットが自分をどう見ているかの変化に敏感に反応し、柔軟な対応をすれば、より有効な宣伝ができると知りました。

博報堂プロダクツ対策：エントリーシート (ES)の問題と回答例③

【質問例】
一流のプロを目指す上で、どんなことが必要だと思いますか（400字以内）

【回答例】
「こだわり」と「変化への対応」のバランスこそ、一流のプロを目指す上で最も大切だと考えます。何かに関して突出するためには、それにこだわり続け、自分の道を貫徹する必要があります。しかし、それだけではその努力は自己満足に終わってしまいます。周囲のニーズや世の中の変化への対応も、プロとしては絶対に必要です。必要とされなければ、どんなに優れた技術であっても廃れていってしまいます。
そして、こだわりと変化への対応を両立させるためには、自分が磨いている技術をどれだけ一般化し、他に応用できるようにするかが重要だと考えます。技術自体が必要とされなくなったとしても、その技術はかつてなぜ必要だったか、周囲は何を期待していたかを自覚すれば、新たな技術を磨く必要に迫られたとき、求められる水準に最速で到達できます。
つまり、自分のしている仕事を、より深く捉えている人が、一流のプロであると考えます。

大手企業の内定を得たエントリーシート（ES）から学ぶ

大手企業に内定した先輩方は、どのようなESを作成したのでしょうか。内定者の回答から、どのような考え方、アピールをしているのかを把握しましょう。「内定者ES100社まとめ」では、なかなか見ることのできないESを100社分ご用意しました！ANA、トヨタ、三菱東京UFJ銀行、伊藤忠商事、サントリー、IBMなど、就活でも人気が高い企業のESを無料でダウンロードできるため、内定者の回答だけでなく設問の確認がしたいという就活生にもおすすめです。

博報堂プロダクツのエントリーシート(ES)では例も参考にモノ作りへのこだわりを示す書き方をしよう

博報堂プロダクツへ提出するエントリーシート(ES)の書き方と、質問例、回答例をご紹介しました。博報堂プロダクツのエントリーシートでは、「こしらえることによる課題解決力」といった企業理念や、求められる3つの人物像を踏まえた書き方をしましょう。ご紹介した例も参考にして、よりよいエントリーシートを完成させてください。