2019年12月25日(水) 更新

日本電産を受ける就活生が知るべき業務内容と労働時間

日本電産の労働環境について①:事業内容はモータの開発

日本電産は、モータの生産を中心事業をとして運営している企業ですが、事業拡大に伴い、電子光学部品などの新規事業も手掛けるようになってきています。
そんな日本電産へ就職を希望する場合、事業内容や労働時間などの労働環境についての理解が必要です。働きやすい社内風土が整備された日本電産の企業情報から、まずは事業内容を確認しましょう。

小型モータで世界一に

日本電産では世界一の技術とシェアを誇る精密小型モータに加えて車載及び家電・商業・産業用モータ、機器装置、電子・光学部品、その他の開発・製造・販売 を事業内容にしています。
また、モータの開発だけでなく、情報通信機器、OA機器分野にとどまらず、家電製品、自動車、産業機器、環境エネルギーなど幅広い分野にまで活躍フィールドを広げています。
このように、日本電産は様々なニーズに合わせた製品の開発を続けていることで、世界的な規模で活躍することができているのです。

精密小型モータ関連の事業内容

日本電産の精密小型モータは幅広い分野の製品に用いられており、冷蔵庫などの家電製品はもちろん、パソコンなどの電子機器製品にも搭載されています。その名の通り、精密ながら小型であり、さらに効率よくモータが動作することで省エネルギーにもつながるなど、非常にクオリティの高いモータを製造しているのです。

車載用モータ関連の事業内容

安全性や快適性の追求、低燃費、低公害などの市場の要請を受け、自動車のエレクトロニクス化が進展する中、自動車に搭載されるモータが必要とされています。
そんな中でも、日本電産は世界的な規模で車載用モータの製造に携わっています。例えば、エンジン内部の冷却用モータやワイパーなどの電動で操作する部品のモータも日本電産が生産しているのです。自動車には欠かせないモータの製造を担う、非常に重要な役割を果たしているといえるでしょう。

日本電産の労働環境について②:業務内容は技術系と事務系で異なる

日本電産の事業内容の次は、業務内容を説明します。
日本電産の業務内容は技術系と事務系で異なります。職種ごとの業務内容一覧をご確認ください。

◆技術系の業務内容
研究/開発/生産技術/生産管理/品質管理/品質保証/システムエンジニア/知的財産/購買/セールスエンジニアほか

◆事務系の業務内容
営業/経理/財務/法務/広報・IR/総務/人事/経営企画/購買ほか

技術系/研究職の業務内容

技術系の業務として挙げられるのが、研究職です。モータは時代の変化とともに、小型化と効率化が一気に進んできました。これらはすべて研究職がさまざまな研究をおこなったたまものといえます。軽くて小さく、エネルギー効率の良いモータの製造のためにも、研究職の存在は重要なポジションといえるでしょう。

技術系/開発の業務内容

その名の通り、市場や顧客のニーズに合わせた新規製品の開発や既存製品の改良をおこなう部門です。積極的な設備投資により、他の事業部門との協力を得ながら最先端の技術を投入した製品の開発作業をおこなっています。より多くの顧客の要望に沿った商品の開発に力を注いでる部門です。

事務系/営業の業務内容

事務系の業務は2つあり、1つは営業部門が挙げられます。営業部門は常に市場の動向を注視しながら、潜在的なニーズに対応して行動する役割を果たすのです。生産現場と顧客とを結ぶ橋渡し的な役割も営業部門ならではの業務といえます。海外進出しているだけあり、若手社員でも国際的に活躍しているケースは少なくありません。

事務系/管理の業務内容

事務系の仕事は他にもあり、管理業務もそのひとつです。簿記会計などをおこなう経理や財務、備品等の管理など新規マーケットの開拓ばかりではなく、出荷手配な顧客と工場を結ぶ重要な役割も担っていますをおこなう総務、採用事業や社員の管理などを引き受ける人事など、全体の事業を支えるための屋台骨として、管理業務は欠かせない存在だといえます。

日本電産の業績

企業情報から分かる日本電産の事業内容と状況について解説します。『決算短信』によると、主な収入源としては「精密小型モータ」や「車載及び家電・商業・産業用」などです。しかし、当期は「精密小型モータ」では売上高、営業利益ともに増加とはなりませんでした。「車載及び家電・商業・産業用」に関しては売上高こそ下がったものの営業利益としては前年に比べ約33%の増加となりました。今後の業績予測としては欧州経済の不安定などから楽観視できない状況が続きますが来期も売上高、利益の増加は期待できます。

日本電産の労働環境について③:労働時間は標準的

次は気になる日本電産の労働時間についてです。働く上で勤務時間の長さは歳を重ねても働き続けられるかに関わる大切な要素です。充実した福利厚生と休暇制度が整えられている日本電産の労働時間を確認しましょう。
日本電産の勤務時間は8:25~17:30の実働8時間です。
月の労働時間は月平均170時間ほどです。これは日本電産の勤務時間と会社歴週休2日制から計算しています。上記の労働時間はあくまで独自計算によるものであり、職種や繁忙期によっては実際の企業の労働時間や残業時間とは異なる場合があります。

日本電産の労働環境について④:残業時間は繁忙期で異なる

日本電産の労働時間の次は、残業時間を見ていきましょう。働く上では残業時間の長さは非常に気になる情報です。
日本電産の残業時間はそれなりに多いようですが、時間外手当はきちんと支給されるようです。
研究開発に関わる分野は定時までに成果が上がることが少なく、個人の抱える業務内容や職種、繁忙期などによって残業時間が異なるため、この平均より少ない人もいれば、多い人もいます。入社前に、自分が配属される職種がどのくらい残業しているのかについては、会社説明会やインターンシップなどで実際に社員の方に聞いてみるのもよいでしょう。

日本電産の労働環境について⑤:働くやりがい

日本電産は世界を相手に日本のものづくりで戦う企業です。
創業以来変わらぬ三大精神、「情熱・熱意・執念」「知的ハードワーキング」「すぐやる、必ずやる、出来るまでやる」という考え方の音、社員はスピーディーに業務内容をこなしています。
Nidec社長賞や利益貢献大賞(ダイヤモンド賞1,000万円など)もあり、成果を出せば評価される社風のため、やりがいをもって働けるでしょう。

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小型モータ世界一の日本電産の業務内容は技術系と事務系で異なり繁忙期は労働時間が長めになる

先端の技術力で国内だけでなく世界への挑戦を続ける日本電産。事業内容は特化型のモータ開発で、業務内容は技術系が研究開発、事務系が営業などを行います。
労働時間と残業時間は職種や個人の裁量にもよりますが、繁忙期には多めになるようです。
従業員もやりがいをもって業務に励んでいるので、入社後も成長が望める企業です。
精密機器業界に属する日本電産への就職を考えるなら、同じ業界の企業の業務内容や労働時間についても調べ、対策を練って採用を勝ち取りましょう。

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