ニコンの面接の通過率を上げるための対策と回答例

ニコンの面接に至る流れと対策、回答例について紹介します。デジタルカメラや測定器など精密機器業界の大手であるニコンの選考には、事前の対策が必要です。
ニコンの新卒向けサイトへエントリーしたら、会社説明会の通知がきます。営業などの「事務系」、研究・開発を行う「技術系」、修理やサポートを行う「技能系」など職種の違いで選考過程は異なりますが、エントリーシートの提出やWebテスト・適性検査が行われ、それをパスした人には面接の日程に関する連絡が来ます。

面接回数は職種で異なるが1～3回

ニコンの面接は職種によって回数が異なります。事務系は個人面接が2回と最終面接を経て内々定。
技術系は最終面接1回で内々定、技能系は技術・人事面接と最終面接の2回で内々定という運びです。

面接において第一印象が与える影響は大きい

自己分析や業界・企業理解がどの程度できているかも、高評価を受けるために大切な要素です。今の時点で、あなたの面接力はどのくらいでしょうか？それを知るために活用したいのが「面接力診断」です。質問に答えることで、どのスキルが足りていないのかが一目でわかります。結果を参考にすることで、時間のない就活生も効率的に対策を進められます。無料でダウンロードできるので、気軽に試してみてくださいね。

ニコン対策：企業研究をして臨む

ニコンはデジタルカメラなどの精密機器分野で有名ですが、iPS細胞に代表される幹細胞ビジネスにも積極的に技術開発を行っています。人々の生活を支える製品群を生み出している事実を知っておきましょう。
また、ものづくりのために社員を大切にし、熱心に教育する社風であり、その点も踏まえて面接対策を行いましょう。

ニコン対策：面接で聞かれた質問例集

ニコンの面接でこれまで質問された質問例と回答例などを挙げながら、面接対策にいかせるようにしました。さまざまな質問例や回答例に隠された意図するところにも触れながら対策に役立つようにしています。
面接官を討論相手だと思って、リラックスして臨みましょう。

【質問例】
1．ニコンを志望する動機
2．大学での研究内容
3．これまでの人生でがんばったこと
4．理系では自動車業界が人気だが、なぜニコンを志望したのか
5．技術面への質問

ニコン対策：面接の質問と回答例①：志望動機

【質問】
ニコンを志望する動機を教えてください。

【回答例】
「私が御社を志望した理由は、御社のビジョンである「期待を超えて、期待に応える」に大変興味を持たせていただいたからです。従来の精密機器の分野だけでなく、iPS細胞などの幹細胞ビジネスに対しても積極的に取り組まれており、人々の生活をより豊かにするために企業を挙げて取り組む姿は社会貢献だけでなく、人類の進歩にも関わる重要な領域だと感じています。
会社説明系の時に社員の方からお聞きした、設計から製造、使用まですべての工程に関われるという点も、ものづくりに責任をもって取り組める原動力になり、私が研究した分野で御社のために貢献したいと考えています」

ニコン対策：面接の質問と回答例②：大学での研究内容

【質問】
大学での研究内容を教えてください

【回答例】
「私は、大学のゼミで測定機器の研究を行っていました。より良い計測機器を開発し、物質や粒子の観測力を進歩させることが研究課題です。
自分の研究分野だけでできることは多くはありませんが、高性能な測定器を用いて他の分野を発展させることにも繋がります。
そのため、新しい科学技術の発展に関わる社会貢献を目指したいと考えています」

ニコン対策：面接の質問と回答例③：自動車業界ではなくなぜニコンなのか

【質問】
理系では自動車業界が人気ですが、なぜニコンを志望したのですか。

【回答例】
「私の研究室では確かに自動車業界が人気で、友人の大半もそこへの就職を目指しています。しかし、私はどうしても御社を目指したいと考えています。
その理由として、自動車業界もものづくりで人の生活を豊かにしますが、私は御社の映像事業関係に強い興味があり、カメラによって人の暮らしに貢献したいと考えたからです。
カメラは人の思い出を残すために必要な製品で、レンズの制度や本体の性能など、まだまだ改良の余地があると思います。スマートフォンのカメラで済ます人が増えていますが、私は一眼レフの良さを後世に残し、撮影する楽しみを伝えていきたいです」

ニコンの面接対策では回答例を参考にニコンだからこその志望動機や技術面のアピールを行おう

精密機器メーカー最大手のニコン。面接対策について考えてきましたがいかがだったでしょうか？
さまざまな質問や回答例をあげてきましたが、国際的に展開する精密機器業界の企業として、十分に企業研究を行ったうえで、面接に臨みましょう。
質問内容はある程度は決まっているので、自分の中でシミュレーションし、当日は緊張しますが、落ち着て受け答えできるようにしましょう。