出光興産の面接の通過率を上げるための対策と回答例

出光興産対策：面接のほかに小論文やWebでの受検もある

まずは、出光興産の選考内容をチェックしておきましょう。

♦エントリー
♦応募書類の提出
♦書類選考
♦パーソナリティアンケート受検（Web）
♦小論文
♦適性検査
♦事業所見学（技術系の一部部門）
♦複数回の面接

必ずしもこの順番で行われるわけではなく、面接を何度か行った後に小論文を行い、さらに次の面接へと続いていく、という流れのようです

面接では集団と個人がある

面接は3～4回行われますが、「1回目は学生複数人の集団面接」で、「2回目以降は学生1人に対して複数の面接官がつく個人面接」という形式が過去ではとられました。どの面接でも、質問内容は似通っていることが多かったようです。

「会社人としての基礎力」「前向きな姿勢」「切磋琢磨と思いやりを重視する価値観」が求められる

出光興産は、学生に以下のような資質を求めています。

◆基本的能力
理論的思考力のような知的能力、社会生活・会社生活に必要な基礎学力。技術系であれば専門能力も。

◆仕事に対する姿勢
やり遂げる強い意志、高い自己開発意欲と向上心、プラス思考で前向きな姿勢など

◆価値観
チームを信頼して切磋琢磨する心意気、思いやりの心が大事であるという価値観

出光興産対策：面接で聞かれた質問例集

それでは出光興産の過去の面接での質問例を見てみましょう。
【質問例】
・自己PR
・自分の弱みはなんだと思っているか
・最近読んだ本、見たテレビ
・今まで一番感動したこと
・最近気になっているニュース
・なぜ石油業界を志望するのか
・なぜ出光を志望するのか
・出光興産の掲げる『人間尊重』の意味とは
・他社の選考情報
・働くとはどういうことだと考えているか
・学生時代にがんばったこと
・これまで最もプレッシャーを感じたことと、それをどう乗り越えたか
・大学での研究の概要
・志望する部門では、なにが大変だと思うか
・志望部門以外に配属されたとき、どうするか
・会社に入ってから先の、人生のプランについてどう考えているか
・逆質問

このように、石油業界で、出光興産で働くことについての考えや、人間性などを問う質問が多いです。また、各面接で逆質問が常に設けられますので、そちらもしっかり準備しておきましょう。

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出光興産対策：面接の質問と回答例①：業界の特徴を踏まえる

【質問例】
なぜ石油業界を志望するのか

【回答例】
「私が石油業界を志望するのは、この仕事がなければ、日本が回らなくなるからです。つまり、この仕事では、より人や社会に貢献していると感じることができます。使用する石油の99%を輸入に頼っている日本という国において、石油業界の仕事は、かけがえのないものだと考えています。」

出光興産対策：面接の質問と回答例②：企業の理念を踏まえる

【質問例】
なぜ出光を志望するのか

【回答例】
「御社の掲げる『人間尊重』という理念と、教育制度についてホームページで拝見し、出光ではより、社会人として、人間として成長できると考えたのが大きな理由です。御社ほど、社員それぞれの成長を重視し、それを伝えるために教育制度の概要を公開している企業は多くありません。
そして、御社の考えるような尊重される人間になり、社会に貢献していくことが、現時点での私の目標です。」

出光興産対策：面接の質問と回答例③：企業研究で正しい理解を

【質問例】
出光興産の掲げる『人間尊重』の意味とは

【回答例】
「単なる経営資源としての、「ヒト・モノ・カネ」の1つという意味ではなく、出光で働くそれぞれの社員が自ら判断し、行動に移すといった、個人を重視する意味での『人間尊重』だと考えています。またそのように、責任ある仕事を自分で行っていく人間こそが、尊重される人間である、という理念でもあります。」

出光興産の面接対策：石油業界で働く理由や前向きな姿勢を例も参考にしてアピール

出光興産株式会社の面接の流れと質問例、回答例をご紹介しました。出光興産の面接では、なぜ石油業界なのか、なぜ出光興産なのか、という質問のほか、人間性を問う質問もあります。経営理念なども研究しておき、ご紹介した3つの例も参考にして、しっかりと対策を準備しましょう。