2020年06月30日(火) 更新

中央労働金庫に採用されるための志望動機の書き方と回答例

中央労働金庫は「安定していそう」と「給料が高そう」とのイメージが突出している

キャリアパーク会員の就活生を対象に「中央労働金庫に対するイメージを以下から選んでください(複数選択可)」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月15日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「中央労働金庫に対するイメージを以下から選んでください(複数選択可)」

中央労働金庫とだけ聞くとあまり印象に残らないかもしれませんが、「ろうきん」と聞くと知っている方も多いのではないでしょうか。関東および山梨県を対象エリアとする中央労働金庫(中央ろうきん)ですが、就活生の皆さんに仕事面などのイメージ調査を実施したところ「会社が安定していそう」と「給料が高そう」の2つがダントツの支持を得ました。共同出資による安定した運営をおこなっていることや、金融機関に対するイメージも加味してこのようなイメージを得ているのでしょう。

中央労働金庫対策:企業の力を入れているポイントを起点に志望動機を作成

中央労働金庫の志望動機を考えるには、まず中央労働金庫の特徴をつかんでおく必要があります。中央労働金庫は、誕生から一貫して社会的使命を胸に、働く人の現在を支え、未来を創るための取り組みを行ってきました。

「チャレンジ精神」「自律性」「協同意識」が求められる

中央労働金庫の社会的使命は、働く人からお預かりした資金を共有の財産として、公平・平等に活かすこと、そして働く人の家族と暮らしを守っていくことです。そのためには、従来のやり方に縛られることなく、困難を乗り越えて新たな取り組みを進めることが出来る「精神力」、自らが課題を創出し、高い目標意識と責任感を持って主体的に解決を図ることができる「自律性」、様々なステークホルダーとの連携も含め、ネットワークを最大化できる「協同意識」が必要となってきます。

志望動機では企業の目的まで把握して作成する

中央労働金庫の制度や経営には、目的がしっかりとあります。「働く人の応援」というのが中央労働金庫の目的となるので、しっかりと把握してから志望動機を作成しましょう。
また、中央労働金庫は年々成長し続けている企業であり、行員の働きの大切さをしっかりと把握しています。その中でしっかりとした目標を持ち、自分自身が成長していく意欲を見せていくことが大切です。

企業研究していることを示すのも効果的

面接官にとって就活生がどの程度まで業界研究をしているのかは、志望動機を見ればおおよそ分かってしまいます。そのため、業界研究をしたことを示せる文面で、志望動機に入れていきましょう。また、企業が採用している制度などもしっかりと示すことで、「ちゃんと調べているな」と分かるようになります。このことを把握して志望動機を作成していきましょう。

中央労働金庫対策:志望動機の回答例①

【回答例】

「私が貴社を志望するのは、私は資金支援を通じて企業経営をサポートしたいと考えているためです。私は大学時代にNPO法人でファンレイジングの活動を行ってきました。その中で日本のチャリティー文化が浸透していない現実を知り、数々のNPO法人が資金不足で事業を畳むのを見てきました。その頃から、経営資源において金といわれる資源の重要性を感じるようになりました。一人一人の夢や願いを実現する金融機関の役割に加えて、貴社は特にNPOの支援に力を入れている点や震災のサポートに力を入れていた実績から、社会で起きている問題の解決者としての金融機関の役割を担っていると感じています。だからこそ、働く人の現在を支えることだけではなく、働く人の未来、社会を作っている貴社で働きたいと考えています。」

中央労働金庫対策:志望動機の回答例②

【回答例】

「私が中央労働金庫を志望した理由は、貴庫が営利を目的としない金融機関だからです。私は金融業界を中心に就職活動を行ってきましたが、その中で気が付いたのは、お客さまよりも自社の利益を優先する金融機関の多さでした。それは当たり前のことかもしれませんが、私は「困っている人を救う」ために金融という手段を利用したいという希望があり、多くの企業とマッチしませんでした。
しかし、中央労働金庫は営利を優先しない福祉銀行となり、お客さまの幸せを本当の意味で追求できると思いました。
私は貴庫の中で、働く人達の支えとなる職員になりたいと考えています。」

自己分析の浅さは、人事に見透かされる

就活で内定を勝ち取るためには、自己分析をして自己理解を深める必要があります。自己分析を疎かにしていると浅い答えしか浮かばず、説得力のある回答ができません。

そこで活用したいのが、自己分析ツールの「My analytics」です。

My analyticsを使えば、36の質問に答えるだけで、あなたの強み・特徴を見える化できます。
My analyticsでサクッと自己分析をして、選考を突破しましょう。

中央労働金庫:志望動機の回答例③

【回答例】

「私は貴庫の、女性でも活躍できるよう支援する教育制度に惹かれて、志望致しました。金融業界には、いまだ色濃く男性社会の風習が残っています。しかし、中央労働金庫は女性の社会進出を真剣にサポートしており、女性が活き活きと長く活躍できる職場づくりを進めるべく、スキル研修やマネジメント力の教育制度を導入しています。
私は女性が平等に活躍できるフィールドで、女性ならではの強みを活かして働いていきたいと思い、貴庫に志望致しました。」

中央労働金庫の志望動機の書き方では回答例を参考にして制度や経営の目的を把握しておこう

中央労働金庫の志望動機の書き方と回答例について紹介しました。中央労働金庫の経営の特徴としては、お客さまとの信頼関係を重視し、社員が働きやすい制度や、社員が成長するための支援制度があります。その中で自分がどれに惹かれたのか、そしてなぜそれに惹かれたのかをしっかりと確認して、志望動機を作成していきましょう。

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