2016年11月29日(火) 更新

新日鐵住金のインターンシップの内容と受かるための選考対策

新日鐵住金のインターンシップ選考対策①:まずは企業研究から

粗鋼生産量で世界第2位の新日鐵住金のインターンシップは、未来を創造する技術の現場を体験できます。実際の業務内容を体験できるだけでなく、社員のひとたちと触れ合うことで社風を知ることもできるインターンシップへの参加は大きなチャンスです。
応募の条件や日時、選考の有無や新日鐵住金が求める人材像を把握するためにも、まずは企業研究によってどんな人材を求めているかを確認しましょう。

新日鐵住金は広い視野で物事を考えられる人材を求める

新日鐵住金が求める人材は「グローバルなビジネスにおいて広い視野で物事を考え、様々な変化にも果敢に挑む情熱と創造性」を持った人物です。自分と比較してみていかがでしょうか?
求められる人材でなかったとしても、心配する必要はありません。これから自分を磨き、成長していきましょう。

新日鐵住金のインターンシップ選考対策②:実施内容は職種で異なる

新日鐵住金のインターンシップ選考対策の2つめは、実施内容の把握です。
インターンシップの実施内容は 製鉄所関連の【操業技術】、【設備技術】、【品質管理】の3つと、研究所関連の【研究開発】に分かれています。

製鉄所関連【創業技術】の実施内容

創業技術は鉄の製造プロセルを川の流れに例えた場合、もっとも川上にある高炉から、各種最終製品工程にいたるまで、最適な操業条件を確立。顧客が求める製品を生み出す仕事です。
2015年度のインターンシップで学べるテーマは以下のとおりです。

◆実習:焼結工程におけるエネルギーバランスと省エネ施設への提言
◆実習:鉄道車両用台車の運動解析
◆実習:新海洋ラインパイプの安定製造表見の確率 など

製鉄所関連【設備技術】の実施内容

生産設備機能を最大限に発揮させるため、設備の改善、改造やメンテナンス計画を企画する仕事です。生産現場の問題を設備面からサポートします。
2015年度のインターンシップで学べるテーマは以下のとおりです。

◆実習:大型流体機器の効率改善検討
◆実習:大形工場 製品プロフィール測定装置の高精度化
◆実習:FEM解析を用いた製鉄機械装置の改善検討 など

製鉄所関連【品質管理】の実施内容

素材メーカーとしての根幹技術、製品の「品質設計(成分や温度など作り方を決定する)」をする仕事で、顧客へ最も近い技術窓口の役割を担っています。
2015年度のインターンシップで学べるテーマは以下のとおりです。

◆実習:資源エネルギー開発用ロープの組織評価
◆実習:薄板厳格材に発生する表面欠陥の科学調査と発生原因の数理解析
◆実習:鋼管新製品の企画化用データベース作成 など

究所関連【研究開発】の実施内容

鉄を中心とした新しい機能を持った材料や製品の製造品質やコストなどを考慮した生産プロセスを考えるなど、メーカーの競争力の源である技術力をリードしていく仕事です。
2015年度のインターンシップで学べるテーマは以下のとおりです。

◆実習:鉄鋼材料の組織制御による開発
◆実習:水モデル実験による真空脱ガス溶鉱処理装置の流動評価
◆実習:自動車用ホットスタンプ部材の特性に及ぼす鋼板組織の影響検討 など

新日鐵住金のインターンシップ選考対策③:開催期間と場所

次に、新日鐵住金のインターンシップ概要として、開催場所と期間を確認して選考対策を立てましょう。技術系と事務系の2017年度卒向けインターンシップ開催日程は以下の通りです。

◆開催期間
2015年度の実例:7月~9月のうち2~③週間、および12月~1月のうち1日

◆開催場所
全国14箇所の各製鉄所、研究所
(北海道、岩手県、千葉県、茨城県、愛知県、和歌山県、大阪府、兵庫県、山口県、福岡県、大分県)

新日鐵住金のインターンシップ選考対策④:参加資格と応募の流れを確認

新日鐵住金のインターンシップ選考対策の4つめは、インターンシップに参加条件と応募資格です。

◆参加資格
理系学生の方(学年不問)
専攻:機械系、材料系、化学系、電気系、物理系、建築系、土木系、そのほか

◆参加人数
日本国内の製鉄所・研究所で合計約200名程度

◆応募までの流れ

①新卒者向けサイトよりプレエントリー。

②IDとパスワード、マイページURLをメールで送信される。

③マイページ上にて、「インターンシップ申込書」を記入して申し込み 。
※定員に達し次第締め切りのため注意

④書類選考にて受入者を決定。

待遇面や交通費について

インターンシップに参加した場合の待遇について。一定の交通費と食事代が企業側負担となり、参加者には日当が支払われます。詳細は以下の通りです。

・学校所在地から実習先までの交通費(往復)を支給
・実習期間中の寮から実習先までの交通費(往復)を支給
・実習期間中の食事(3食)を提供
・日当として1,200円/日を支給
・希望により当社の寮をご利用いただけます(無料)

新日鐵住金のインターンシップ選考対策④:参加者の声

新日鐵住金のインターンシップ参加者の86%が非常に満足、14%が満足と答えました。以下に実際に参加した学生たちの声を紹介。

●「事前の創造を超えた充実感」(解放環境科学専攻の男性)
●「今後の研究活動を行っていくうえでも非常に有益な経験ができた」(マイクロ・ナノシステム工学専攻の男性)
●「働いていく上で人間関係の大事さを体験できた」(システム創成学専攻の男性)

新日鐵住金のインターンシップは研究内容を実体験!書類選考への対策が必要

新日鐵住金のインターンシップは実習を通して企業の仕事内容を学べます。理系の学生のみを参加の対象としており、参加には選考として書類選考があるため、対策が必要です。
紹介した企業研究などを行い、新日鐵住金が求める人物像に自分を近づけてインターンシップに参加してみてください。

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