中京銀行の面接の通過率を上げるための対策と回答例

中京銀行対策：選考の流れと内容を把握

まずは、中京銀行の選考フローをチェックしておきましょう。2017卒向けの選考情報では、以下のようになっています。

【3～4月】
合同企業セミナー、学内セミナー
▼
【4月～】
中京銀行セミナー（要参加申込み）
選考試験応募（エントリー者へ詳細を通知）
Webテスト・エントリーシート
▼
【6月～】
選考面接（4～5回）
▼
内々定

一次面接通過後に行われる3～4回の面接は、個人面接となっているようです。

中京銀行対策：求める人物像を把握

中京銀行は、以下のような要素を持つ人物を求めています。

【信頼を大事にする】
自分自身に対して正直であるとともに、相手のことを「いちばん」に考え、全力でサポートし誰からも信頼される人。

【向上心を持つ】
自分自身を成長させるために、苦手なことにも向上心を持ってチャレンジできる人。

【自分の夢がある】
将来の自分のあるべき姿をイメージし、夢に向かって努力を惜しまず、前向きに取り組むことができる人。

中京銀行が新卒採用において重視しているのは、中京銀行の仕事にやりがいを持つことができ、長く働き続ける中で共に成長していける、そんな中京銀行にマッチした人物を採用することです。

銀行を取り巻く業界研究をする

銀行は就活生に人気の業界です。前述した地方銀行と都市銀行などの金融業界を理解するために、おすすめなのが「銀行業界大研究Book」です。この資料は主要業界一覧や、各企業の業績の推移など、業界研究に必要な内容が網羅されています。無料でダウンロードできるので、銀行への就職を目指している就活生はぜひ参考にしてください。

中京銀行対策：面接で聞かれた質問例集

それでは中京銀行の過去の面接での質問例を見てみましょう。
【質問例】
・長所、短所を交えて自己PR
・学生生活で一番真剣に取り組んだこと
・影響を受けた人とその理由
・今までに失敗した経験と、それをどのように克服したか
・アルバイト経験について
・なぜ銀行を志望するのか
・なぜ中京銀行を志望するのか
・最近読んだ本
・逆質問

このように、詳細な自己分析と、銀行でなくてはならない、中京銀行でなくてはならない、といった内容を説明する志望動機が問われるようです。

中京銀行対策：面接の質問と回答例①

【質問例】
長所、短所を交えて自己PR

【回答例】
私の長所はチャレンジ精神です。一見無謀に思える挑戦にも、「とりあえずやってみよう」という思いを持ち、行動に移すことができます。しかし、その挑戦を急ぎ過ぎること、計画性のなさが私の短所であるといえます。2年生のころ、友達とフルマラソンに挑戦したのですが、ハーフマラソンなどのようなクッションもなく、いきなりフルマラソンに挑戦したため、私は途中でリタイアしてしまいました。
挑戦するだけでなく、それをどうすればクリアできるか、情熱を持ったまま、冷静に計画を立てる習慣がつくよう、今は月初めにその1ヶ月の目標を決め、達成のための計画を練る、という時間を設けています。

中京銀行対策：面接の質問と回答例②

【質問例】
アルバイト経験について

【回答例】
私は、飲食業のチェーン店で、接客のアルバイトを高校生の頃から続けています。大学進学に際して引っ越す時は、店長にお願いして、大学最寄りの店舗に紹介して頂き、同じアルバイトを続けていました。
多数のお客様への接客を通じて、お客様目線に立ったご提案やサービスができるようになりました。相手の立場に立ったコミュニケーションは、御行の業務でも必ず役に立つと確信しています。

中京銀行対策：面接の質問と回答例③

【質問例】
なぜ中京銀行を志望するのか

【回答例】
私が、地域の発展に貢献したいと考えていたため地方銀行を志望していますが、中でも御行の、銀行での業務に対する考え方に共感したのが、私が御行を志望している理由です。
お客様が困っているときに、相談相手として選んで頂くためには、お客様に信頼して頂かなければなりません。そのためには、お客様などの外部に対する働きかけを強化するだけでなく、行員などの内部が、目標を高くして常に成長していかなければなりません。信頼を大事にする、向上心を持つ、自分の夢がある、といった御行が求める人物像は、まさに私が銀行員に必要だと考えているものと一致していました。

中京銀行の面接対策として「信頼を大事にする精神」や「成長意欲」を示す回答を例も参考に考えよう

中京銀行の面接の流れと質問例、回答例をご紹介しました。中京銀行の面接では、学生本人の人柄が、学生が中京銀行を志望している理由について問うものが多くなっています。自己分析にもとづいて、「信頼を大事にする精神」や「成長意欲」を示せると有効です。ご紹介した3つの例も参考にして、しっかりと対策を準備しておきましょう。