2019年11月27日(水) 更新
食品業界のインターンシップでは何を体験できるのか|参加の意義と効果的な志望動機の書き方
目次
食品メーカーに抱くイメージは「生活を支えている」などが上がる!
就活生の回答
キャリアパーク会員の就活生を対象に「食品メーカーの仕事に対してどのようなイメージがありますか?」というアンケートを実施しました。
- 理系を多く求めている
- お客様の信頼が大事で誠実さが命
- 競争が激しそう
- 衛生管理徹底
- 安定した食料供給と豊かな食生活のためにニーズに合わせた食のあり方を日々試行錯誤している。
■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月8日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「食品メーカーの仕事に対してどのようなイメージがありますか?」
食品メーカーの仕事に抱くイメージには、様々なものがありました。例えば「理系を多く求めている」や「競争率が高そう」といった就活生に特化した回答から、「誠実さが命」、「衛生管理徹底」といった生活を支えるというイメージからくるものなどです。 この記事では、食品業界の詳しい仕事内容を知るために、インターンシップに参加してみたい就活生に向けて、食品業界のインターンシップを解説します。さっそく見ていきましょう。
食品業界のインターンシップとは
「インターンシップ」では学生が研修生として企業で働く
インターンシップとは、学生が一定期間、企業で研修生や訓練生として働き、その企業での仕事を体験できる制度です。いわば、本格的な職業体験といえるでしょう。特に大学3年生の夏や冬に行われる場合が多く、1~2週間程度のインターンシップが実施されます。それ以外にも、1dayインターンシップや1ヶ月間の長期インターンシップもあります。
食品メーカーでも、インターンシップ制度を取り入れている企業は多いです。夏季休暇中に短期間で実施されるケースもあり、そこでは様々な研修を受けられるでしょう。
食品メーカーには製造から営業まで様々な職種が体験できる
食品メーカーには、製造、販売、営業、マーケティング、商品企画など様々な職種があります。ですので、「食品メーカーに入りたい」と考えているのなら、自分がどの職種に就きたいのかをはっきりさせましょう。インターンシップ参加の際に目的が明確になり、より有意義な時間を過ごせるようになります。ただ参加するのではなく、目的を持って下さい。
まだどの職種に就きたいのか決まっていない人は、インターンシップを通して自分に合った職種を探すのもひとつの手です。実際に体験することで、自分が何に興味を持っているのか、どんなことが向いているのか、わかってくるはずです。いろいろな経験を積んで、その中から自分に合った職種を探しましょう。
インターンシップの内容は工場見学など
1dayのインターンシップは時間が短いため、会社説明会に簡単な仕事紹介やグループワークが行われる程度です。グループワークでは営業体験や、商品を企画・試作後、完成品を参加者や社員にプレゼンしたりもします。
短期インターンシップになると、工場見学やマーケティング戦略についての講義 、職員との対話などの内容で約5~7日間程度実施されます。工場見学で実際に働く現場を見学すれば、働く意欲の向上に繋がり、マーケティング戦略など食品メーカーで必要な知識も得られるでしょう。また社員との対話は、業務内容や、やりがいなどについて、職員から生の声を聞けるチャンスです。
志望動機作成に役立つジェネレーター
志望動機を作成する際に、「伝えたいことはたくさんあるけど、考えをまとめてわかりやすく伝えるのが難しい」という就活生は、「志望動機ジェネレーター」を活用しましょう。志望動機ジェネレーターを使えば、用意された質問に答えるだけで理想的な流れの志望動機が完成します。面接での志望動機に関する質問にも対策が可能です。無料でダウンロードできるので、効率的に志望動機を完成させましょう。
インターンシップに参加するメリットとは
業界・企業とのミスマッチを防げる
食品メーカーのインターンシップに参加するメリットとは何でしょうか。インターンシップでは、実際の業務が体験できるため、自分の志望している会社の職場の雰囲気がどのようなものなのか把握する大きな材料になります。そのため、自分がその企業に合っているのか、前もって確認ができるでしょう。また、自分が働くときのイメージが湧き、就活の意欲を高める材料にもなります。食品メーカーであれば工場見学や商品企画・試作など、普段では出来ない貴重な体験ができるのもメリットです。
志望動機や自己アピールに深みが増す
インターンシップの体験は採用選考時の志望動機や自己アピールの良い材料となります。インターンシップを通して得られたスキルや自分が成長したと思うこと、興味を持った点などを交えて書くと、より深みのあるアピールとなるでしょう。会社によっては、良い人材を確保するために先に内定を出すところもあります。積極的にアピールすれば企業の目につき、就職に有利になる可能性もあるでしょう。
インターンシップに進むための効果的な志望動機
人柄や「食」に関する興味をアピールする
インターンシップ選考では、学歴や経験よりも人柄が見られる傾向にあります。食品業界の志望動機は、「食」に関する興味や関心事を、自分の体験や経験とリンクさせて書くとインパクトのある内容になるでしょう。例えば、「自分が病気をしたこと」と、「食品の持つ機能性への興味」をリンクさせてみる、というような内容が考えられます。
また、なぜその企業でインターンシップをしたいのかを述べると、企業へのアピールとなります。具体的なエピソードも書くと、よりわかりやすく印象に残るでしょう。インターンシップでの経験を、自分の将来にどう繋げたいのかを書くのも、参加したい意思を伝えるには有効な方法です。
効果的な志望動機の例文
インターンシップに進むための効果的な志望動機の例文です。自分なりのアピールができよう、参考にしてください。
インターンシップの志望動機の例
私は、「食」を通して、健康でかつ豊かな暮らしを人々に提供していけるような仕事をしたいと考えています。大学に入学して1人暮らしを始めてから、体調を崩すことが増え、風邪をひいても長引くことが多くなりました。その原因が食事にあるのではないかと思い、食生活を見直し、なるべく体に良いとされるものをバランスよく取るようにしました。すると、風邪もほとんど引かなくなり、ひいても軽くで済むようになりました。この経験から「食」の大切さを実感し、「食」から健康を育むことのお手伝いをしたいと思っています。インターンシップに参加し、「食」の現場を一度この目で見て体験することで、食と健康にどのように携わっていけるのか、考える機会にしたいと思っています。
食品業界のインターンシップは工場見学や商品企画や営業体験などができる
食品業界のインターンシップでは、工場見学や商品企画や営業業務が体験できます。それらの体験から自分の進みたい職種を絞れるでしょう。志望動機は、なぜその企業でのインターンシップをしたいのか述べて、企業へアピールしてください。食に関する興味や関心を持っている事柄を、自分の体験や経験を交えながら書くとよいでしょう。個性的なアピールで選考を突破し、インターンシップで知識を習得することで、本選考の際は他の学生に差をつけることができるでしょう。
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