2020年06月24日(水) 更新

社会学・心理学部出身者が活躍できる職業と就職する際に重要となるポイント

社会学は社会のしくみを追究する学問

社会学とは、私たちが暮らす社会のしくみを追求する学問です。都市や文化、産業や宗教、ジェンダーや格差など国内外問わず、人間が関係するありとあらゆる分野のメカニズムを学びます。社会学は社会構造やコミュニケーション論といった学術的なことから始まり、学問をマスメディアに繋げて新聞広告やCMコンテの制作を実施する学校・学部もあります。

ではこういった社会学部出身者はどういった職業に就けるのでしょうか?

社会学が活かせる職業はメディア・ITなどの業界

社会学が活かせる職業を紹介します。社会学はメディア業界やIT業界に入る人が多く、職種ではマーケティングや営業職に活かせるでしょう。

また、社会学は人種の垣根や世代の垣根を超えた社会のメカニズムを学ぶという点から、新聞業界や出版社などのマスコミやジャーナリストを目指す人も多いです。その他にも社会学を学ぶと、公務員やNPOなど、幅広い職業に進めるでしょう。

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心理学は人間の心を学ぶ学問

社会広域を学ぶ社会学に対し、心理学は実社会で暮らす人間一人一人の心を学ぶ学問です。十人十色という言葉が存在しますが、心理学はまさに多種多様な環境下で生きる人それぞれの心理を学ぶ分野です。

犯罪心理学や臨床心理学、学校心理学やスポーツ心理学など多岐に渡って人の心と行動を研究します。学問の先は心理職としてカウンセラーなどの職業がありますが、一般的な産業に生かせるのです。では、心理学の学部・学科を卒業するとどんな職業につけるのでしょうか?

心理学が活かせる職業はカウンセラーなどの専門職

心理学はカウンセラー(臨床心理士)や分析官といった専門職があります。臨床心理士の資格があるとスクールカウンセラーや企業内カウンセラーといった職業を目指せます。

しかし、心理職は学会や民間団体認定の資格が必要で、指定の大学院にいかなければならないなどのハードルがあります。難解な職業であるため、専門的な心理職ではなく一般企業や公務員、教員になる方が多いです。

心理学は市場調査や商品開発などの職業にも活かせる

心理学は人の心や対人関係を学ぶという学問ですが、統計学などを履修している人もいるでしょう。統計学をしっかり習得すると市場調査や商品開発といった職業に活用できます。
また、学術をそのまま活かすのではなく心理学で学んだ知識の応用として、接客業や広報戦略などの職業に携われるでしょう。社会学、心理学の学部で学んだ知識はこういったマーケティングに近い職業に活かせるのです。

社会学・心理学を専攻した人にも多くの就職先がある

社会学・心理学部出身者だと、どういった職業、就職先に就けるのか不安な人もいるでしょう。ある大学の社会学部卒業生の就職先を見てみると、上述した以外にも製造業、運輸業、金融、小売り、サービス業に就職している人もいます。これにより、就職先の選択肢は幅広いといえます。ただし、就職先を決める際は大切なポイントがあるので確認しておきましょう。

社会学・心理学を学んでも結局は何に打ち込んできたかが大切

社会学、心理学はとても魅力的な学問ですが、専門分野外での就職において学科が決め手となって採用されることは少ないでしょう。これは社会学、心理学以外でも共通します。

公務員でも企業でも、大事なのは卒業するまでの間に何に打ち込んできたかということです。勉強に打ち込んできたというなら、なぜ専門職を目指さなかったのかが問われます。社会学、心理学が活かせる職業は多々ありますが、どんな職業に活かしたいかが重要です。

社会学はメディア業界・心理学はカウンセラーなどの職業に就ける!学生時代の取り組みが重要となる

今回は社会学、心理学が活かせる職業をご紹介しました。具体的にはマスメディアやマーケティング、ジャーナリストや広報と言った職業をご紹介しましたが、どちらの学問も私たちの暮らしに直結した生活メカニズムを学べる分野であり、幅広い視野をもって様々な職業を目指すことが出来ます。専門職しかないと視野を狭めず、様々な職業に目を向けてみてはいかがでしょうか。

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