2020年06月24日(水) 更新

アルバイトも必要?源泉徴収票が手元にない場合の対処法

アルバイト先の源泉徴収票がない場合の対処法をわかっている人は少ない

就活生の声

キャリアパーク会員の就活生を対象に「アルバイト先の源泉徴収票が手元にない時にどう対処すればいいと思いますか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

  • 後日送る
  • アルバイト先に相談する
  • アルバイト社員に伝える
  • わからない
  • 待ってもらえるか聞いてみる

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月6日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「アルバイト先の源泉徴収票が手元にない時にどう対処すればいいと思いますか?」

このアンケート結果では、アルバイト先の源泉徴収票がない場合の対処法をよくわからず、とりあえずアルバイト先に問い合わせる人が多いようです。
社会人になって初めて源泉徴収票の提出を求められた際、アルバイト分の源泉徴収票がない場合はどうすれば良いのでしょうか?トラブルにならないための対象法と一緒に見ていきましょう。

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アルバイト分の源泉徴収票は必要?

学生時代のアルバイトの収入と新卒で就職し社会人になってからの収入となると、何となく別物と捉えがち。一緒にしていいのか迷う部分もありますよね。
学生時代のアルバイトに対する源泉徴収は、新卒として勤め始めた年の年末調整する際に必要になってくるのでしょうか。

原則、副業分の源泉徴収票も必要!

会社が年末調整をする際、原則、副業の源泉徴収票も必要になってきます。
理由は、年末調整は支払われた全ての給与が源泉徴収の対象になるからです。
支払われた給与に対して、正社員としての給与かアルバイトとしての給与かの違いは全くないのです。

源泉徴収票の提出を強制する会社は少ない

年末調整の対象になるのは、前年の全収入が対象になります。新卒の新入社員の場合、1~3月までにアルバイト収入があれば申告の対象になりますが、アルバイトの場合、月額の給与が88,000円以上でなければ源泉徴収の対象にはなりません。

もしこれ以上の収入があるようでしたら源泉徴収票の提出が必要ですが、企業もそこまでの収入があると想定していないので、新卒の新入社員へ源泉徴収票の提出の強制はしていないようです。ただ、新卒の新入社員に、源泉徴収票の提出の強制はしていないものの、就業規則上、源泉徴収票の提出を指導する企業はあるようです。

学生時代のアルバイトの源泉徴収を提出しなかったらどうなる?

入社1年目の新卒社員が学生時代のアルバイト分の源泉徴収を提出しなかったという場合、どうなってしまうのでしょうか。見ていきましょう。

源泉徴収票の提出は、多くの新入社員が抱えている悩み!

新入社員の年末調整に対するよくある疑問は以下のようなものです。

会社から対象となる年の1~3月分の源泉徴収票の提出を求められなかったが、その月にアルバイト収入が月額88,000円以上あった場合の申告についてです。
この場合、会社側はその年の4~12月分のみ年末調整をすることになります。そうすると本来の納税額が正しく計算されなくなりますのでどうすればよいか、というものです。これが脱税行為とみなされ、追徴課税されるのでは?と不安になる方もいるのではないでしょうか?
このように、学生時代のアルバイトに対する源泉徴収票の提出については、多くの新卒・新入社員が抱える悩みの1つのようです。

入社前のものでも、源泉徴収票は提出すべき!

上記の場合、実際にはトラブルになることは少ないようです。実際、学生で自分の収入に対する源泉徴収額を気にしている人は少数でしょうが、学生時代のアルバイト所得であったとしても、源泉徴収票は必ず発行されるので取得しておくべきです。たとえ、バイトの月収が源泉徴収される額ではなく、源泉徴収額が「ゼロ」だったとしても取っておきましょう。
源泉徴収額がある程度の額になると、後から自分で確定申告をしなければなりません。そのとき、勤務先に源泉徴収票を提出していると、後々のトラブルを回避することができるので安心です。

アルバイト分の源泉徴収を提出しないと面倒な手続きが必要に…

前職でアルバイトをしていて、今回新入社員として入社した場合、前職分の源泉徴収票は必ず入社した会社に提出しましょう。アルバイト時代に扶養控除申告書を提出していて、且つ月収88,000円以上になると源泉徴収の対象になってきます。

源泉徴収票を提出できないと自分で確定申告することになる

もし、上記のように源泉徴収の対象になっていた場合に、会社へ源泉徴収票の提出がなければ、個人で確定申告をしなければなりません。もし確定申告をしなければ、脱税行為とみなされ、国から未納分の延滞金や加算税が請求されます。またブラックリストに載ってしまうというリスクもあるのです。

源泉徴収票が手元にないときは…

アルバイトの源泉徴収票をなくしてしまった、事務処理が雑なバイト先で源泉徴収票をくれなかった、といった理由で源泉徴収票が手元にない人は、どのような対処をすればいいのでしょうか。

バイト先に源泉徴収票の再発行を依頼する!

源泉徴収票は以前のバイト先に再発行を依頼することができます。バイト先が店舗であれば店長に確認し、ある程度の規模の企業でのオフィスワークなどであったなら直接その企業の総務部や人事部に連絡して、源泉徴収票の再発行を依頼しましょう。

源泉徴収票の再発行に応じてくれない場合

源泉徴収票の再発行は求めに応じなくても元バイト先にペナルティが課されるわけではないようです。そのため、バイト先が源泉徴収票の再発行に応じない場合があります。そういった方は、税務署に相談してみてください。
もしくは、現職の会社の総務などから、バイト先に源泉徴収票を送付してほしい依頼してもらう方法もあります。バイト先も学生アルバイトには強硬な姿勢をとっても、企業対企業となると対応するケースが多いようです。新卒や新入社員だと言い出しにくいかもしれませんが、この対処法も視野に入れておくといいでしょう。

アルバイトの源泉徴収票を提出してトラブル回避!困ったら税務署に相談を!

今回は新卒や新入社員がアルバイトの源泉徴収票を提出する必要性と、源泉徴収票が手元にない場合の対処法を見てきましたがいかがでいたでしょうか。

新卒や新入社員が学生時代にやっていたバイトの源泉徴収票の提出を求める企業は少ないようです。ですが、転職後、新入社員として入った場合、アルバイトで一定の収入があった人は、年末調整時に前職の源泉徴収票を提出しなければ翌年自分で確定申告する必要が出てきます。確定申告しないと未納税者としてブラックリストに載ってしまい痛い目に合う可能性もあります。
源泉徴収で後々トラブルに巻き込まれないためにも、もし源泉徴収票がないなら再発行を依頼するか、税務署に相談しましょう。そして源泉徴収票を会社に提出すれば一安心です。

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