2016年12月12日(月) 更新

カンボジアへの海外インターンで体験することができるプロジェクト

カンボジアとは少数民族で構成された国

カンボジアは人口約1150万人で、90%のクメール人の他、中国系、ベトナム系、チャム族などの少数民族で構成されています。首都はプノンペンで、アンコールワットは世界遺産に登録されています。インターン先としての人気も高く、2014年6月には首都プノンペンの中心地にイオンがオープンし、日系企業に限らず、外資企業が次々に進出している国です。

カンボジアへ海外インターンに行く前に知っておきたい「売られる子ども達」

カンボジアへ海外インターンを希望する方に知っておいてほしい事は、カンボジアでは、10代の子どもが売られ、時には売春宿などで働かされていることがあるということです。さらには、時にはドラッグ漬けにされ、強制的に働かされている現実もあるのです。児童買春・人身売買は、人権を侵害する深刻な問題です。海外インターンではそれらの問題にも触れてもらいたいと思います。

心身ともに傷を負っている子どもたちのケアをすることも

マレーシアやタイで出稼ぎするために、違法に国境を越えた子ども達が被害に遭うケースも少なくありません。カンボジアへの海外インターンのなかには、妊娠をはじめ、 HIV・AIDSへの感染などの身体的被害はもちろん、買春により心に深い傷を負い、自殺してしまうなどの精神的被害も受けた子ども達のケアに関わるものもあります。海外へインターンするということは、その国の残酷な現状を目の当たりにすることになるのです。

「大人に仕事を」「子どもに教育を」が海外インターンが大きく掲げるテーマ

海外インターンを行った場合、カンボジアではどのような仕事が待っているのでしょうか。カンボジアへの海外インターンプロジェクトの多くが掲げているのが、大人に仕事を、子どもに教育をというテーマです。インターン生はコミュニティファクトリーの黒字化・現地化の実現に向けてのプロジェクトマネージメントと、実行までをカンボジア人スタッフと二人三脚で進めていくというものがあり、非常に責任のある仕事になります。

カンボジアの子ども達が教育へアクセスできるようにサポートしなければならない

カンボジアで子ども達に教育を受けさせるためには、単純に教育現場でのインターンを行なえばいいというものではありません。カンボジアの全ての子どもに、教育へのフリーなアクセスができるようにするという、第一歩目を歩み出すサポートから始めなくてはいけないのです。せっかく海外から来たのですから、生まれた場所が違うだけで、教育を受けられないという事のないよう、手助けできればと思います。

インターンではカンボジアならではの事業や支援を体験できる

カンボジアへのインターンで体験できるプロジェクトは数多くあります。現在カンボジアにおいては、買う人を取り締まるための警察訓練事業や、子どもや若者が望まない労働を強いられないように、雇用支援事業や孤児院の支援など、様々なプロジェクトが立ち上げられています。自分が興味のある、関わりたいと感じるプロジェクトにぜひ参加してもらいたいと思います。海外インターンできっと自分を磨くことができるでしょう。

カンボジアへの海外インターンでは子どもの教育等に関するプロジェクトが体験できる

カンボジアへの海外インターンとその内容について紹介しました。大学生活がどこか物足りない、国際協力、ソーシャルビジネスに興味があるという方にはカンボジアへのインターンはぴったりだといえるでしょう。国際協力のプロジェクト立ち上げ・継続運営に関わることができ、リーダーシップ、異文化理解、プロジェクトマネジメント、組織マネジメント、自己管理能力、仕事の進め方、大人との付き合い方を学ぶことができます。海外へインターンに向かうことは、それだけ価値のあることなのです。

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