就活でよく聞くNNTとは？知っておくべき陥ってしまう条件

NNTとは「無い内定」の意味

NNTという言葉が生まれた背景には、インターネットの普及があります。そもそもNNTとは、内々定をもじって作った、「無い内定」と言う意味になります。就活は今や会社の情報収集からエントリー、合否の伝達までインターネットを通じて行われることが多く、就活生は一般の人よりもインターネットを使う時間が長いというのも影響しているかもしれません。

NNTという言葉は内定を受けられない劣等感から生まれた

NNTという言葉を使う人の心理を少し考えてみましょう。まず、内定を得られていないことに対して、引け目を感じている可能性が高いです。自分は内定を得られていないという事実を遠回しに表現し、むしろそのような自分を少し茶化しているようにさえ感じられます。就活に関してはどうしても友人同士で話題になりやすく、内定を得ているかどうかもウソをつきづらい状況になります。そのような状況下ではNNTとは便利な言葉でもあるのです。

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NNTの状況打破には分析が必要

NNTとは内定が無いという状況ですが、就活でこの状況に陥ったのには、様々な可能性が考えられます。内定が取れない状況に引け目を感じ、NNTという言葉が生まれましたが、この状況を打破するには状況把握が大事です。このNNTとは具体的にどのような状態なのでしょうか？考えられ可能性を徹底分析していきたいと思います。

就活でNNTの状況に陥る条件①：エントリー数が少ない

上記にもありますが、NNTとは無い内定と言う意味です。そのNNTとはあまり喜ばしい状況ではなく、そもそもエントリーしている企業が少ない状態であることが多いです。「数を打てば当たる」というと語弊がありますが、エントリー数が少なすぎるとNNTに直結します。ほとんどの人にとって興味ある仕事や業界は決して１つではないと思うので、最初から視野を狭めすぎずに様々な業界の説明会に参加するのがよいでしょう。自分で自分の可能性を最初から狭めるのはとてももったいないことなのです。

就活でNNTの状況に陥る条件②：スタートが遅い

NNTとは就活を始める時期が遅かったという事実を表していることもあります。特に経団連の指針によって、企業の広報解禁日と選考開始日の間隔が短くなった現在の就活において、この傾向は強まっています。今まで以上に多くの就活生がいっせいに就活へと舵をきるのです。もし思い当たるふしがあるのであれば、まだまだこれからが勝負といえるでしょう。近年の就活は売り手市場が続いており、大手企業でも秋ごろまで採用活動を続けていることも多いので、あきらめずに就活を継続していくことが大切です。

就活でNNTの状況に陥る条件③：面接で会話がうまくいっていない

面接で重視される基本的なポイントは、まず会話ができるかという点です。言葉のキャッチボールが普通にできるかということです。就活で緊張して、準備してきたことしか話せないという状況だと、その人の人間性が見えてこず、NNTにつながりやすくなります。NNTとは面接における会話のキャッチボールがうまくいっていない状態である可能性もあるのです。

就活でNNTの状況に陥る条件④：見た目の気遣いができていない

就活では見た目も大切です。「そんなこといわれても自分ではどうしようもない」と思わないでください。自分にできることをちゃんとやっているかが問われているのです。着ているものの清潔感、髪の毛の清涼感などが問われます。もちろん内定を得るには人間性が大切ですが、その人間性はその人がしゃべる言葉、態度、見た目など外部的なものから判断せざるを得ません。見た目がだらしないと、そういう人間性と見られても仕方ないのです。NNTとは外見に気を配れない人が陥る状態ともいえるかもしれません。

NNTとは「無い内定」のことで就活に対する準備が何もできていないと陥りやすい

就活で「無い内定」を意味するNNTとはまとめると就活に対する準備が不足している状態といえそうです。エントリー数の少なさ、会話力の欠如、スタートの出遅れ、見た目に対する配慮の欠如、など全てに共通しているのは準備不足です。NNTを脱するにはとにかく準備を積み重ねるしかありません。あきらめずに、自分にできる努力を惜しまずに、毎日を積み重ねていきましょう。