2016年11月29日(火) 更新

アカウント整理を就活前にしておく際に知っておくべき方法

SNSなどの情報とアカウント整理が就活前には重要

大学3年生や短大2年生など、一定の学年を迎えた学生の皆さんに待ち構えているのが、就活です。就活の際には、就職を希望する企業に対して細心の注意を払った活動が求められます。その中で、近年特に行動が求められているのが、SNSなど自身の個人情報などを内容として記したネット情報とそのアカウントの整理です。

SNSの内容は企業に筒抜け

人材を採用する企業から見れば、できるだけ問題を起こさない、規範通りの行動が採れる学生から人材を募りたいと思っています。このため、その人材の本当の人柄や性格を知る上で、一部の企業が密かに行っている行動の1つとして、SNSなどでの就職希望者の情報閲覧です。例えば、氏名を使って検索するだけでも様々な情報がヒットする人材であれば、その情報の内容に応じて採用するに相応しい人物かどうかがチェックされています。また、検索しても特に問題が無かったり情報自体が出てこない学生であれば、個人情報の管理がしっかりしていると見なされ、トラブルなく就活が行えるでしょう。

要らないアカウントは基本的に削除でOK

就活前の身辺整理として、SNSなど各種ネット登録情報の整理を行うのであれば、原則としてアカウント情報の完全削除を行うだけで全てが完了します。個人情報の取扱に関する法律の制定により、企業にも個人情報の徹底管理が義務づけられているのが一般的です。このため、アカウント情報の削除申請が登録者から寄せられた段階で、企業には情報削除の義務から全ての情報の削除が実施されます。

アカウントの削除後もキャッシュに要注意

ただし、アカウント情報の削除申請を行った上で登録の削除が完了したからといって、それで安心してはいけません。実は、便利なインターネットサービスに潜む大きな罠の1つになりがちなのが、ネット検索のキャッシュ機能の存在です。ネット検索サービスでは、事前に巡回によって様々なサイトの情報を収集しキャッシュとして一定期間にわたり保管しています。このため、削除申請を行い無事に削除が完了したとしても、一定期間が完了するまではキャッシュ情報として残されているため、ネット検索で簡単に履歴が閲覧されてしまう恐れがあるのです。

事前にキャッシュ削除申請をすると良い

ネット検索のキャッシュ機能に帯する対応としては、主に2つの方法が挙げられます。1つは、一定期間でキャッシュ情報が更新される点を利用し、できるだけ早い段階で削除申請を通じた整理を行う方法です。実際に就活を開始して企業にエントリーする前の段階で完了させておけば、企業側がネット検索をした段階で既に削除後の情報にキャッシュが更新されているため、閲覧ができません。そして、これが間に合わなかった場合に採れる2つ目の整理方法が、サイト側が提供する情報削除ツールの活用です。サイト側にキャッシュ情報の削除申請を行うことで、特別な条件に当てはまらない限り必ず削除してもらうことができます。

全アカウント情報の一元管理がおすすめ

インターネットを活用した様々なサービスが手軽に活用できる現在、例えば通販やSNSなどの各サービスを利用するには、必ず事前にアカウント登録を行う必要があります。また、より信頼性のある情報を活用するため、本名や現住所など個人情報を事前に登録させるサービスが多くなっています。就活を控えた学生の方は、いざというときのアカウント整理を完璧に行なうめにも、アカウントを登録する段階で、全てのアカウント情報の一元管理に努めておくと良いでしょう。

インターネットのアカウントは就活前にキャッシュを含めた削除申請をして整理しよう

就活を控える学生にとって、ただ単にエントリーを行い面接対策などを行えばよいというわけではありません。学生時代の奔放な内容が記載されたSNSなど個人情報が詰まったネット情報は、人材を採用する企業にとって恰好の情報収集手段になります。このため、採用に影響するような情報が企業に伝わらないよう、キャッシュ情報を含めたアカウント情報の迅速な整理が欠かせません。これら迅速な整理を実現するためにも、登録の段階からアカウント情報は一元的な管理を行っておきましょう。

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