2016年11月29日(火) 更新

留学経験を就職活動でアピールする方法

留学経験がある人は離職率が高い傾向がある

日本ではしばしば、「留学経験が評価されにくい」という声を聞きます。それは、自社の理念や方針を浸透させ長く働いてほしい企業の思惑に対して、留学経験を持つ学生は、様々な価値観を学んでいて、会社の色に染めにくい特徴があるからです。実際、入社後も留学経験がある社員は、そうでない人に比べて離職する確率が高い傾向があります。統一された価値観の中で経営している日本企業には、適応しにくいからでしょう。

留学経験者にはそれ相当の語学力が求められる

企業は、留学経験者に語学力(特に英語力)を期待しています。海外で勉強するには英語力が不可欠で、経験者は相当の語学力を持っていると感じるからです。留学話を中心に、就職活動を進めるのであれば、当然語学試験で高い点数を持っていることが有利に働きます。他方、留学しているのに語学力が低ければ、話にも説得力がなくなります。言動の一致が求められます。

就職活動では留学目的を明確にしてアピールする

留学を遊学と思われては、有意義な経験も評価されません。どういう目的で留学したのか明確にして、面接官にアピールしてください。目的の内容は大きな問題ではありません。企業は、あなたが自己成長に貪欲な人材なのかを見極めたいのです。なぜなら、知らないことを知ろうとする姿勢は、業界を問わず、活躍するために不可欠な要素だと分かっているからです。

実際の成果を提示する必要がある

就職活動では、留学で学んだのかを伝える必要があるため、遊学レベルの留学は、企業も評価しません。語学留学をしたのであれば、その後TOEFLやIELTS、TOEICのスコアがどうなったのか成果を提示しなければいけません。目的や成果の伴った留学こそが、企業が魅力的に感じる部分です。

就職活動では留学経験を評価してくれる企業選びが大事

就職活動では、留学経験を評価してもらえる企業選びが必要です。商社や食品メーカー、エネルギー会社など、海外と繋がる仕事をメインにしている企業では、当然評価されます。受ける企業が何を求めていて、その一つに留学経験が含まれているか否か確認してください。これは企業から内定をもらうだけでなく、将来入社先で活躍するためにも大切なことです。自身の特徴が評価される企業で働くことが、その後の人生を充実させることに繋がります。

企業の求める人物像に合った留学話をすると良い

企業は、新卒社員に求める人物像を明らかにしています。その人物像に合った留学話を整理してください。いくら良い経験でも、企業が求めていない事柄であれば興味を引くことは難しいでしょう。経験は、見る角度によって企業の人物像に合わせることができます。伝え方を工夫して、魅力的な人材だと思われるように準備してください。

就職活動では留学評価の高い企業を選び目的・成果をアピールして採用を勝ち取ろう

留学経験を就職活動でアピールする方法について見てきました。留学をしたことのある人は、まず、その目的を明確にアピールしなければなりません。また、実際に積み重ねた実績、成績をアピールすると良いでしょう。企業によっては、留学経験を高く評価してくれるところもあります。就職活動では、そういった企業選びが大事になります。企業の求める人材に合った留学話をすると良いでしょう。留学経験のある就活生は多くありませんから、自信をもってアピールしてください。高い評価をしてもらえる良い材料になります。

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