2016年11月29日(火) 更新
政治経済学部で学んだことが活かせられる就職先3つ
目次
政治経済学部では地域経済や世界の経済情勢などを学ぶ
政治経済学部では、まず我々に身近な地域経済のことから世界中の経済情勢や政策について学んでいきます。市場にモノが供給される過程や人々がどのように働いて暮らしているのかなど労働経済学についても講義を受けることになります。他にも農業経済学や工業経済学といった専門性の高い経済学について勉強して、研究を続けていくことになります。
政治学も政治経済学部で学ぶ重要な学問
政治経済学部が学ぶもう一つの重要な学問が、政治学です。日本の政治制度や世界の政治制度がどのように成り立っているかを学び、今後の政治制度の在り方について考えています。また、財政や社会保障政策など具体的に国や地方自治体がどのような施策を講じているのかを研究して、自分なりの政治政策を立案してみる講義などもあります。
政治経済学部出身者におすすめの就職先①:金融機関
政治経済学部時代に多くの産業について学んできたならその経験を活かして金融機関へ就職する方法があります。市場のお金の流れや金融市場については必ず政治経済学部で学ぶことなので、銀行や証券会社への就職が有利です。特に政治経済学部在学中に会計の勉強も熱心におこなっていれば、決算書の読み取りや作成時にも頼りにされる存在となります。
政治経済学部出身者におすすめの就職先②:投資系の金融機関
一般の銀行や証券会社ではなく、投資系の金融機関へ就職する選択肢もあります。例えば、将来有望なベンチャー企業を探して、その企業に多額の資金を投資するベンチャーキャピタルが挙げられるでしょう。有望なベンチャー企業を自分で発掘しなければならないので、それには事業内容や業績、将来性などを在学中に学んだ知識を活かしていくことができます。
政治経済学部出身者におすすめの就職先③:マスコミ
政治経済学部出身者が活躍できる業界のひとつに、マスコミ業界があります。新聞や雑誌、テレビなど報道の花形となる分野は、政治部と経済部です。どちらに配属されても、今まで学んだ知識が活かされることが、マスコミ業界に就職するメリットなります。単に取材記事を掲載するだけでなく、経済用語や政治用語の解説記事を書くことも仕事です。
インターネット媒体での報道も増えている
従来の紙ベースの新聞や雑誌、テレビ業界だけがマスコミではありません。近年は、スマートフォンやタブレットの普及により、インターネット媒体での報道が増えてきました。今まで扱っていなかったような地域経済や政治のニュースもこうしたネットメディアでは報道されますので、ネット型のマスコミへの就職も選択肢のひとつとなります。
政治経済学部出身者の知識を活かせる就職先は金融機関やマスコミ業界など
政治経済学部で学んだことが活かせられる就職先、3つについて見ていきました。政治経済学部では、基礎的は経済学や政治学について学んだ後に自分の専門分野を決めて研究に打ち込みます。卒業後は、在学中に学んだことを活かして、金融業界やマスコミ業界に就職する人が多くいます。これは政治経済学部出身者が、お金の流れや政治・経済の仕組みを根本から理解しており、それらの知識を活かして働き続けられる業界を選んで就職しているからです。
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