2020年06月25日(木) 更新

神学部を卒業した人の多くが選択する主な就職先3つ

神学部卒業者の主な就職先①:一般企業

神学部卒業者の多くが選択する就職先としての筆頭格に当たるのが、一般企業です。神学部では、キリスト教の信奉や布教に関する様々な知識を学ぶことができる専門科として設置されています。しかし、その特性を活かした就職先や採用人数は決して豊富とはいえず、神学部を卒業する学生の大半が、一般企業への就職を選択せざるを得ない状況があります。

一般企業でもサービス業やマスコミなど業種は様々

神学部の学生と卒業者が選択する就職先として一般企業が挙げられます。しかし実際のところ、一般企業のジャンルには違いはあまりみられず、各学生の個性やニーズに合わせた様々な業種が選択されているのが実状です。マスコミやサービス業を初め、金融業界や製造メーカー、食品メーカーなどが特に就職先として広く選ばれており、神学部を持つ各大学の学力や地域性によっても違いがみられるでしょう。

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神学部卒業者の主な就職先②:キリスト教関連の専門職

大学に設置された神学部を卒業する学生が選ぶ代表的な就職先の一つが、キリスト教関連の専門職です。中でも、プロテスタントにおける牧師やカトリックにおける神父など、それぞれの神学部がどのキリスト教を主体として設置されているのかによって、同じキリスト教関連の専門職を選ぶ際にも違いがでてくるでしょう。

神学部では大学院を卒業してから聖職に進む人もいる

神学部を備える私立系大学の中には、大学院でも専門的に学ぶことが可能な研究科を併設しているケースがあります。このため、神学部卒業者で将来的には神学に通じる専門職への就職を希望する人の中には、大学卒業後に就職を選ばず、一度大学院の神学専門科へ入学するケースもあります。院生として更に高度な宗教学を学んだ上で、神父や牧師、伝道師などの聖職を就職先と定めた後に、改めて就職活動を行う人が多くなっています。

神学部卒業者の主な就職先③:冠婚葬祭に関連した業界

神学部で所定の教育課程を修了すると、神父や牧師などキリスト教の専門職として活動する上での最低限の知識やマナー、技術を習得できるでしょう。この特性を活かした就職先として近年人気を集めているのが、冠婚葬祭に通じる業務を担う業界です。中でも、チャペルや教会式の挙式サービスを提供している結婚式場は、その代表格といえるでしょう。

結婚式場は全国的にも就職先として人気が高い

これまで日本国内では、和の伝統に則った神前式を中心に執り行われる挙式が数多く行われてきましたが、教会式などに憧れる女性層の増加を受け、現在では全国各地で様々なタイプの教会式を行える式場が急増しています。当然ながら、教会で行われる挙式には、牧師や神父の存在が欠かせません。ですので、結婚式場の中には直接神父や牧師をスタッフとして採用しているところもあり、こうした業界も神学部の卒業生の代表的な就職先として注目されているのが現状です。また、結婚式場は全国各地様々なエリアに点在しているため、地域を問わず全国的にも高いニーズを誇る就職先の一つといえるでしょう。

神学部の卒業者の主な就職先は「一般企業・聖職・冠婚葬祭業界」が挙げられる

大学に設置された神学部では、キリスト教の各宗派に関する専門的な知識やマナー、歴史などを学べる専門科の一つです。このため、神学部卒業者の中には、卒業後すぐ、あるいは一度大学院に進学した後、聖職を目指す層が一定数存在するほか、他の大学生と同様に一般企業への就職を希望する学生が少なくありません。また、やや特殊な就職先として、結婚式場や教会など冠婚葬祭に関連した業界への就職を果たす学生も多く、他の学部とは違った特殊性を有している点が特徴となるでしょう。

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