2016年11月29日(火) 更新

工学部卒業生が選ぶ人気の就職先3つ

工学部卒業生が選ぶ就職先①:家電・機械製造業

各大学に設置された工学部の卒業生が実際に選択している代表的な就職先の1つが、家電メーカーや機械製造業です。古くから工学部と機械製造・家電メーカーの繋がりは密接で、業界の企業の中には、工学部の卒業生を優先的に採用している所もみられます。工学部の学生としての強みを最大限に発揮できる業界なので、就職する卒業生が多いのもうなずけるでしょう。

機械製造や設計に強みを発揮する

工学部に所属する学生として、機械製造や設計に関する知識は最低限求められる要素であり、多くの工学部ではこうした要素を必修科目として実施しています。こうした学生時代に学べるノウハウは、一般的な教養科目以上に即戦力として活用できるでしょう。これらの専門知識を入社後すぐに活用できる製造業や家電メーカーは、工学部卒業生にとって働きやすい就職先だと言えます。

工学部卒業生が選ぶ就職先②:自動車・二輪車メーカー

家電メーカーや機械製造業とともに、工学部出身者の代表的な就職先の1つとしてあげられるのが、自動車メーカーや二輪車メーカーです。自動車や二輪車は、時代の移り変わりに合わせて最新技術やコンピュータを搭載した高度な機械へと成長しています。こうした成長には、現代の知識に基づいた機械工学や電子工学など、最先端な学問を学んだ工学部出身者の存在が欠かせません。

技術職や研究職の配属が多い

自動車メーカーや二輪車メーカーに就職した工学部の卒業生が配属されるのが、自動車の設計開発部門や、部品を設計に基づき製造する技術部門です。こうした技術職や研究職にとって、工学部や理工学部の学生が持つ知識や技術は非常に得がたいスキルと見なされています。そのため、技術部門に携わる技術スタッフの全てが工学部出身者で占められているといっても決して過言ではないでしょう。工学部で学んだ実力を発揮できる就職先といえます。

工学部卒業生が選ぶ就職先③:IT製造業界

工学部の出身者の中でも、特に情報系や電子系、電気系に属する専門科を修了した卒業生を中心に数多く採用されている業界として、IT製造業界が挙げられます。この業界に属する企業としては、電子部品の開発製造業をはじめ、電力会社や半導体製造業などが該当します。非常に高度な電子的・電気的知識を求められますし、基板設計など通常の設計よりも高度な技術が欠かせない業種なので、高いスキルを持つ工学部出身者に人気の就職先と言えるでしょう。

時代の最先端を担う役割

電子系や電気系に属する工学部卒業生の多くが進出しているIT製造業界は、いわば時代の最先端を常に担う業界の1つといわれています。例えば、近年の流行商品として世界的に人気となっているスマートフォンやタブレットなども、集積回路や光エレクトロニクスなど高度な電子技術の確立によって誕生した製品です。また、これ以外にも電子分野の技術を多数活用している最先端の医療機器や、人工知能を活用したオートメーション化に不可欠な部品と機器の製造も該当するでしょう。これらの分野は次世代の技術として、各国の多くの企業が鎬を削っています。こうした分野でも工学部卒業生が主力スタッフとして多数就職し、活躍しています。

工学部卒業生の就職先は「機械製造業・自動車メーカー・IT製造業界」が多い

様々な大学の学部でも、特にその就職率の高さと就職先のバリエーションの幅広さで知られるのが、工学部です。工学部では、電子や電気など最先端の技術が学べるほか、基礎技術として不可欠な機械系や土木系なども重要な科目としているので、多くの学生が在籍しています。これら工学部で学べる知識はいずれも企業にとって即戦力となり得る魅力を有しているでしょう。こうした魅力ある工学部の学生を獲得するため、ここで紹介した業界を中心に多くの業界が就職先として名乗りを上げており、選択肢は豊富にあると言えます。

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