就活終わって晴れて社会人！新入社員は覚えておきたいビジネスマナー

ビジネスマナーの基本は挨拶から

まず新入社員の皆様に覚えていただきたいことが挨拶です。

挨拶ぐらいなら誰だってできると言われてしまいそうですが、意外と出来ていない方々が大勢いらっしゃいます。まずビジネスマナーとしての挨拶の場合、職場ではいつでもどこでも挨拶を忘れてはいけません。例え違う部署の方々であろうと忘れてはいけません。また、新入社員らしい若さに満ち溢れた元気な挨拶を行うようにしましょう。ただし、職場環境によっては静かな職場もあると思われます。そのため場所をわきまえた挨拶を心がけるようにもしておきましょう。

上記のようにビジネスマナーの基本はまず挨拶からです。自分は大丈夫と思われても一度自分の挨拶を鑑みて改善していくようにしましょう。

新入社員は敬語も疎かにしてはいけない

先輩社員は上司にため口を使ったり、特に敬語を意識して使用していないので自分も同じようにしようと考えている新入社員を見かけられます。そのような新入社員を見ましたら、部署外、もしくは取引先の方から見れば上司の教育はいったいどうなっているのかと思われても仕方がないでしょう。

確かに先輩社員は上司との関係が新入社員の皆様以上ですので、別段敬語にこだわらずに話をしていると感じられます。しかし、皆様は入りたての新人です。皆様が上司で同じように言われたらどう思われますか。殆どの上司は良い思いはせず不快な気持ちになります。そのため、例え先輩社員が敬語を使用していないからと言って自分も敬語を使用しないのではなく、少し言葉足らずでも良いので敬語を使用していくようにしましょう。

報告・連絡・相談の重要性

次にご紹介するビジネスマナーは報告・連絡・相談、いわゆる報連相と呼ばれている事です。報告は仕事の結果やミス、連絡はお客様や上司へ、相談は仕事やお客様を攻略するために行っていきます。簡単そうに見えますが、意外と新入社員の皆様は出来ていないのが現状です。

特に報告と相談が出来ていません。報告の場合、良い結果だけ持ってきて悪いニュースやミスを上司や先輩社員に報告せず、お客様を怒らせてしまう事は多く見受けられます。また、相談でも新入社員の独断で勝手に取引を進めてしまったりこちらが不利な条件のまま商談が成立してしまうこともございます。

そのため、新入社員の皆様には報告と相談は必ず覚えておいてほしい項目です。報告であれば、上司からそこまで報告する必要はないと言われるぐらい細かく報告する、例えば1日に4回から5回はマメに報告しておきましょう。相談の場合はノートを1冊購入しておき、1日の内に分からない事があればそのノートに記入していきましょう。そして終業時間になりましたら先輩社員、もしくは上司を5分でも良いので相談に乗ってくださいと受け身でなく自分から相談しに行くようにします。すると教える事に関しては先輩社員や上司は例え嫌な顔をしても内心は喜んでいますので分からない事が無いぐらい相談を行いましょう。

人は見た目で判断される

最後にご紹介するビジネスマナーは服装面です。服装と言っても社会人として働いているのだからスーツさえあれば大丈夫と考えがちですが、新入社員の方々が忘れがちなのがスーツの手入れやネクタイ等の手入れです。特にスーツは購入した時のような状態をキープする事が最も良いですが、その状態も数日には保っておりません。営業マンとして働いている新入社員の皆様は見た目で勝負される場合もございますのでスーツやネクタイの手入れは小まめに行いましょう。

まずスーツは1日着用されましたら消臭剤を活用して日陰干ししておきましょう。そして安いスーツでも問題ございませんのでどのシーズンにも対応できるスーツを3着は所有しておきます。そうすれば臭いも3日経てば完全とは言えませんが取れます。また軽めでも良いのでアイロンもかけておきましょう。そうすれば皺が寄ったスーツでは無い整えられたスーツを着用できますので見た目も問題ないでしょう。ネクタイについては常時7本は揃えておきましょう。1週間分として揃えておくと臭いや皺も気にならないようなります。

最後に、新入社員の皆様にとってビジネスマナーは最初の難関だと思われます。しかし、ビジネス上必ず乗り越えなければならない関門でもありますので、毎日お仕事でお忙しいと思われますが覚えていくようにしましょう。