2020年06月30日(火) 更新

医療業界の内定を獲得するための志望動機【医師・医療事務・理学療法士】

医療業界を志望する就活生の声はコチラ!

医療業界について見る前に、その業界を志望する就活生の志望動機や伝え方のコツを見てみましょう。キャリアパーク編集部が独自にアンケートを行い、学生たちの生の声を集め、代表的な声をまとめました。

質問:あなたの志望する業界とその理由を教えてください。また、特定の業界に特化した志望動機を作る際に、業界のどのような部分に着目すると効果的だと思いますか?

就活生の回答

自分は、スポーツ医学などに基づいた健康医療業界での仕事を志望しています。大学で医療を学んだことと、中学校からずっと体育会の部活に所属していたため、スポーツを通じて人々の健康に貢献したいと思っているからです。自分が志望するスポーツ医学に基づく健康医療業界であれば、運動を通じて健康が回復するという観点に着目して、それを通して世の中の人々の為に貢献したいという思いを伝えるのが効果的だと思います。また、人々の健康や幸せを自分が作り出したいという精神も大事だと思っています。自分自身の経験も交えながら伝えれば何倍も魅力的な志望動機が仕上がるのではないでしょうか。

※上記は就活生から取得したアンケート回答をもとに、編集部で表記や表現などを一部調整のうえ、記載しております。

就活生の多くは医療業界の具体的な企業を知っている

つづいて、キャリアパーク会員の就活生を対象に「医療業界と聞いて思い浮かぶ企業を1~3つ上げてください」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

就活生の回答

  • 大塚製薬
  • オリンパス
  • 湘南美容外科
  • アステラス製薬

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月6日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「医療業界と聞いて思い浮かぶ企業を1~3つ上げてください」

このアンケートの結果から、医療業界の企業について知っている就活生は意外と多いことが分かりました。「大塚製薬」や「アステラス製薬」などの製薬会社があれば、「オリンパス」といった医療機器を製造している企業も知っているようです。本ページでは、医療業界の職種を解説するとともに、志望動機の例も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

医療業界の職種は「医師・医療事務・理学療法士」など

医療業界への就職を希望する人は、どのような志望動機を作成するべきでしょうか。医療業界といっても、その職種は様々です。そんな医療業界において、最初に挙げられる代表的な職種は「医師」でしょう。また、「医療事務」や「理学療法士」も有名です。そこで本ページでは「医師・医療事務・理学療法」に絞って、向いている人や志望動機の例文をご紹介します。

医療業界の医師・医療事務・理学療法士に向いている人

まずは、医療業界において「医師・医療事務・理学療法士」に向いている人を見ていきましょう。それぞれが異なる特徴を持っているので、向いている人も違うものなのです。自分に向いているかどうかを把握しておくことも、志望動機を作成するうえでは大切となります。

【医師】に向いている人
まず、医師の最大の特徴としては、その難易度が広く知られています。医師になるには、膨大な時間と勉強が必要です。そのため、根気強く勉強熱心な方が向いているといえるでしょう。また、勉強に限らず長時間のオペなどに耐えられる集中力も必要です。人の命を扱う医療業界の仕事として、ミスは許されないのが医師となります。

【医療事務】に向いている人
医療事務は、受付と医療費算定が主な仕事となります。受付において医療事務が与える印象は、病院のイメージに繋がるものです。また、医療費算定では多くのルールを覚えなければなりません。そのためコミュニケーション能力が高く、計算と暗記の得意な人が向いているでしょう。

【理学療法士】に向いている人
理学療法士は、主に患者へのリハビリテーションを行うのが仕事です。リハビリは患者の心身のサポートをしながら行うため、それを苦に感じない人が向いています。また、リハビリでは長期間を費やすことが多いため、途中で投げ出さない継続力も必要となるでしょう。弱っている患者に寄り添いながら、最後までサポートを続けることが大切となるのです。

医療業界の医師・医療事務・理学療法士が使える志望動機

志望動機では「医療業界の中でもその仕事を選んだ理由」「希望する医療機関を選んだ理由」などを明確にするだけでも、内定を貰える可能性がぐっと上がります。また、過去の経験などを入れると説得力が増すでしょう。似たような内容になりがちな志望動機こそ、論理的でわかりやすいものに仕上げる必要があります。しかし、誰にとっても分かりやすい文章を書くのはなかなか難しいところでもありますよね。そのような場合は志望動機ジェネレーターを使ってみると良いでしょう。穴埋め形式なので簡単に論理的で分かりやすい志望動機を作成することができます。下記のリンクから無料でダウンロードできます。

では、医療業界における3つの職種の志望動機例を見ていきましょう。以下では、文字数が150~200字に限定されていると仮定した志望動機の例文をご紹介します。

医師の志望動機

私は幼少時代に体が弱く、医師の世話になることが多くありました。その中で毎回的確な治療を施してくれる医師に憧れを持ったのが、目指すきっかけです。もともと人と触れ合うのが好きな性格であり、社会に貢献したいという気持ちもあります。貴院の求人を見た時、医療機器も充実しており通院患者もおおいため、医師として多くのことを学べる場所だと思いました。これが、私が医者を目指し、貴院を志望した理由です。

医療事務の志望動機

私はドラマの影響により、幼い頃から医療業界で働きたいと思っていました。その中でも医療事務は、病院に入って最初に接するスタッフとして大きな役割を持っていると感じたのがきっかけです。不安を抱えて来院した患者さまに対して落ち着いた対応と的確な指示を出すことで、安心させられる医療事務者になりたいと考えています。そのためにも、患者層が幅広く多くの方と接することができる貴院を志望いたしました。

理学療法士の志望動機

私は中学時代に運動部へ所属しており、一度だけリハビリが必要となる程の怪我を負ったことがあります。その際に病院で医学療法士の方にリハビリを受けたのが、目指すきっかけとなりました。優しく指導をしたうえに家でできるリハビリも教えてくれた理学療法士の方は、今でも私の憧れです。整形外科の中でも有名な貴院で理学療法士として働くことで、患者に夢を与えられるような医療スタッフになりたいと思い、志望いたしました。

医療業界での内定を獲得するには体験談を入れつつ筋の通った志望動機を作成しよう

医療業界の中でも医師・医療事務・理学療法士に焦点を当てて見てきました。身近ともいえる医療業界の志望動機では、昔の経験談などをいれると説得力が増します。また、職種・医療機関を選んだ理由などは必ず入れるべきでしょう。特に医療機関を選んだ理由が曖昧だと、「他の病院じゃダメなの?」と返されてしまいます。本ページを参考にしっかりと筋の通った志望動機を作成し、医療業界での内定を獲得してください。

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