2019年10月10日(木) 更新

【印刷会社営業職の就職ガイド】年代別平均年収(給料)・労働環境・業界の動向を一挙大公開

就活生は印刷会社の営業職の年収を300~600万円と予想!

キャリアパーク会員の就活生を対象に「印刷会社の営業職がもらう平均年収はいくらだと思いますか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

就活生の声

  • 600万
  • 400
  • 400万
  • 300万
  • 500万円

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月6日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「印刷会社の営業職がもらう平均年収はいくらだと思いますか?」

就活生を対象にしたアンケート結果によると、印刷会社の営業職がもらう平均年収は300~600万円くらいと予想する人が多くいました。印刷業界は大手2社が大きなシェアを築いており、その他は中小・零細企業が中心という構造になっています。そのため、大手の営業職は給料が高いものの、業界の平均で見ると少ない方だと予想するのでしょう。では、印刷業界の営業職の平均年収はいったいどれくらいなのでしょうか?本記事では、平均念から労働環境の実態、業界の将来性についても紹介します。

印刷会社の営業職の平均年収(給料)とは?

これから印刷業界の営業職として就職しようとしている方は、いったいどれくらいの給料をもらっているのかが気になるところでしょう。
この記事では、独自データをもとに印刷業界の給料についてご紹介します。

印刷業界(営業職)の平均年収は300万円から400万円

印刷業界で働く営業マンの給料については会社が大手か中小か、残業代が出るのか、出ないのかなどにより給料はバラバラです。そんな中、独自調査で得た印刷業界で働く営業マンの年収データをまとめましたので紹介します。

【 年齢 】20代
【業種・職業】印刷会社
【仕事内容 】営業
【 年収 】330万
【ボーナス 】年2回
【残業時間 】月80時間
【 休日 】土日祝

【 年齢 】30代
【業種・職業】印刷業
【仕事内容 】営業
【 年収 】400万円
【残業時間 】月100時間
【ボーナス 】年2回
【 休日 】土日祝

印刷会社で働く営業マン20代・30代の年収モデルを紹介しました。独自調査によると、印刷会社で働く営業マンの平均年収は、300万円から400万円が平均値と言えるでしょう。
残業が多いわりに給料が低いと不満を持つ人が多く、満足度も低かったように思います。紹介したデータを見てもわかるように、これだけ残業が多いにも関わらず思ったより給料が低い理由は、インターネット広告の台頭により、印刷業界そのものの業績が落ち込んでいることが考えられるでしょう。

どんな企業があるのか知ることも一つの選択

まずはどんな業界があり、業界ごとにどんな特徴があるのか知るのも一つの手です。自分の求めている企業の特性を知ることで職業選択の幅も広げることができるでしょう。業界マップでは、就活生に人気の高い21業界200社以上の情報を一気に読むことができます。この機会に無料でダウンロードし、業界理解に役立てましょう。

印刷業界で働く営業マンの実態とは?

印刷会社で働く営業マンは、自身の給料や印刷業界に対して、不安を持っている人も多いようです。
女性の営業は少なく、男性は残業など、かなり過酷な労働環境に置かれています。そんな状況の中から印刷業界で働く営業マンからどのような見解になっているのかを紹介しましょう。

印刷業界で働く上で長時間労働は避けられない

印刷業界、印刷会社では女性の営業がほとんどいないと言われています。 そういった意味では体力や、やる気がある男性の営業マンは印刷会社から重宝がられる部分はあります。
独自調査によると残業など、長時間労働を避けたいのならば、よほどの優良企業でない限り、印刷会社は絶対におすすめできない業界との声もあがっていました。

とくに大手以外の印刷会社では、顧客がどんどん減り、受注単価もどんどん下がっているのに、それでも機械を回さなければやっていけないから薄利で仕事を受ける。そして更に価格破壊が進み、業績が良くないから、サービス残業の渦となる負のスパイラル状態にも陥っている状態とも言えます。

離職率は今後も高くなると予想される

即時調査で得た、印刷業界で働いたことのある元営業マンの声を紹介します。
「正直言って印刷会社に入社し、印刷業界で生き残っていくために働くのは、キツイ。印刷会社で営業職をやった中で特に何がキツイかと言えば、残業時間が半端じゃなく長かったこと」

平日は定時時間を過ぎて21:00、22:00が平均的な残業時間で、繁忙期には終電がなくなる位までのハードワークだとか。また、残業手当も時間給で付かないケースが多く、給料が安い割りに残業時間が長いことから、印刷業界の営業職は離職率は非常に高い業界と言えます。
そして今後も、このように給料と仕事時間などの条件に不満を感じ離職率が高くなることが予想されるのです。

印刷業界の今後とは?

インターネット普及や進化に伴い、印刷業界は今後、さらなる苦境に立たされることが予想されます。印刷会社で働く熟練の営業マンは少なくなる一方です。
印刷会社の営業職へ就職を目指す前に、これから紹介する印刷業界の今後について見ておきましょう。

中小印刷会社は倒産が続くと予想される

WEBサービスの発展などの理由により、中小印刷会社は残念ながら今後も倒産が続くのではないかと予想されます。
印刷業界も衰退期となり、倒産した印刷会社が行っていた仕事を他社が取り組むという構図になるでしょう。しかし、それは永続的に見て大きな収益源にはならず、印刷業界全体を覆う価格下落の影響を受け、ますます印刷会社の経営は悪化していく。というのが一般的な印刷会社の置かれている環境だと言われています。

一方で、直請け・下請けに限らず「このままではいけない」と思っている印刷会社が行動を起こし始めているのも事実です。特に50人以下の印刷会社では付加価値を訴求し、斬新な商品を生み出し続けることによってブランディングを行う会社も出てきています。今後の印刷業界の業績をプラスに変えていくのは、もしかするとこのような会社かもしれません。

他業界からの参入が増えるだろう

印刷業界は業績を上げるのにも大変と言われながらも、他業界からの参入も少しづつ増えているようです。
例をあげると、セブンイレブンがネットプリントという、データを送れば全国のセブンイレブンでプリントアウトして受け取れるサービスを始めたのは皆さんご存知でしょう。運送会社のヤマト運輸もそうしたサービスを始めています。このように他業界からの参入も少しづつですが、まだまだ増えるのではないかと思われます。

印刷会社で働く営業マンの給料は低く離職率も高い

印刷会社で働く営業マンの給料と業界の実態について紹介してきましたがいかがでしたか?印刷業界の営業マンの平均年収300万円から400万円と、残業時間や過酷な労働状況を考えると決して高いとは言えません。

実際に働いている営業マンの給料に対する満足度も低いようです。しかし印刷会社は離職率も高く、就職の間口は広く、営業経験者であれば印刷業界内への転職に苦労することも少ないと言えそうです。

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