2017年06月28日(水) 更新
保育士の志望動機作成ガイド|希望の保育園に採用されるための履歴書・職務経歴書【参考例アリ】
目次
保育士は子供の成長を見守ることができる魅力的な仕事!
キャリアパーク会員の就活生を対象に「あなたが思う保育士になる魅力を教えてください!(イメージでOK!)」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。
就活生の声
- 子供の成長過程に携われる
- 子供の健やかな成長に貢献できる
- 子供と触れ合える
- 子供の笑顔を見ることができる。
- 子供の成長とともに自分をも成長させることが出来る。
■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月24日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「あなたが思う保育士になる魅力を教えてください!(イメージでOK!)」
就活生へのアンケートから、保育士は子供好きの人にとって、とても魅力的な職業という印象があるとわかります。「子供の健やかな成長に貢献できる」「子供の成長とともに自分をも成長させることが出来る。」など子供の成長を通して、自分自身も得られるものが多いのではないでしょうか。この記事では、保育士の職務経歴書や志望動機の書き方についてご紹介します。
志望動機に活かす!保育士に求められる能力とは?
子どもたちと遊んで成長を見守り、むかえに来た保護者にはその様子を伝える…などがありますが、保育園で働く保育士の仕事は、それだけではありません。お預かりした子どもたちを保育する一方で、保護者が働いている間、幼い命を預かるという大変大きな責任を背負っているのです。
保育士に求められる能力①:能動的な姿勢
お預かりした子どもたちだけでなく、保育士間のコミュニケーションや、保護者との連携もきちんと取れるということは、保育士にとっては非常に大切な事だと言えるでしょう。子どもが大好きなことや、子どもの周辺のすべての事象に対し、自分事として積極的・能動的に考えられるかどうかがポイントになります。
保育士に求められる能力②:プレゼン力
保育士は、子どもたちの注意を引き、何かを説明したり注意したりする機会が多いです。そのため、保育園で働くための面接試験では「プレゼン面接」を実施するところもあります。基本的には、事前にテーマが与えられ、応募者は決められた時間内でプレゼンをし、それから質疑応答を受ける、という形式が多いです。
テーマが事前に分かる時は、課題について調べる時間もありますから、入念に準備をして臨みましょう。プレゼンの課題内容は「保育園を良くするためにできる施策とは?」など、保育園に対するプレゼンを求められることが多いようです。
職務経歴書の基本的な書き方を知ろう
保育園での仕事内容は見ていただいたと思いますので、あとは職務経歴書を作成するだけ!保育士という職を志望する際に、どのように職務経歴書をまとめれば良いのか調べてみるのも自分の為になるでしょう。
ここでは保育士の職務経歴書の例文を見ましょう。職務経歴書は採用・不採用の判断に大きく影響するものとなりますので、分かりやすく、そして、自分をアピールする内容となるよう作成しましょう。
職務経歴書の一般的な書き方
【職務経歴】
・××年○○月~現在(在籍期間:2年6カ月)
△△株式会社/営業部に配属(契約社員)
事業内容:~~の販売
資本金:○○万円
従業員数:----名
【職務要約】
営業部でチーフ販売員として、従業員の勤怠管理、福利厚生から出荷管理・在庫管理、顧客応対のほか、イベントや研修などのサポートを担当。
【業務内容】
○○年□□月~○○年□□月
営業部配属、~~名
・従業員の勤怠管理
・入荷、出荷管理、在庫管理
・請求書、納品書の発行業務
・電話応対(クライアント対応およびクレーム対応等)
・来客応対
保育士になるための志望動機の例とは?
保育士職を検討している人が志望動機を記入するとき、自分の判断だけに頼らず先輩や現役の方々の意見を参考にすることもよいでしょう。ここでは、実際に保育園に応募した人の、履歴書に活用できる志望動機の例を見てみましょう。
志望動機の例①:親戚の子どもがきっかけになった場合
【保育園に提出する履歴書の志望動機の例文①】
私が保育士になりたいと思ったのは、中学校時代にいとこが生まれた事が大きなきっかけとなっています。その子の成長を間近で見ているうちに、もっと多くの子どもの成長を見守りたいと感じるようになったのです。貴園では、保育士をなるべく多く配置し、ゆとりのある保育を行っているので、子どもの成長に寄り添って働きたいという私の目標が達成できると感じました。一人一人の子どもに対して、ゆとりを持って接して、貴園において、子どもが楽しく過ごせるお力になりたいと思います。
志望動機の例②:再度保育士として働きたい場合
【保育園に提出する履歴書の志望動機の例文②】
以前、○○年間保育園で保育士をしておりました。その時には、結婚を機に退職しました。先日、私が初めて卒園した子が、高校を卒業したと手紙で連絡をくれました。いまだに、先生と慕ってくれているのが嬉しく、改めて保育士という職業の素晴らしさを感じました。それをきっかけに、もう一度子どもたちと接して仕事がしたいという気持ちが強まったため、応募しました。
職務経歴書や志望動機の書き方でさらに工夫する事とは?
口頭ではなく、文字で何かを伝えるのは決して簡単なことではありませんよね。読み手のことを考えて、わかりやすい文章の書き方が必要になります。実践すべき書き方はどんなものなのでしょうか?
書き方では「PREP法」を実践しよう
「PREP」とは「Point・Reason・Example・Point」のイニシャルとなります。 日本語にすると【結論、理由、具体例、結論】です。まず結論から書き始め、何の話をするのかを最初に相手に伝えることで、読み手にスッと内容が入ります。そして、理由と具体例を順を追って書き、最後にもう一度結論で締めるのです。文章を作る上では、基本的な手法として知られていますが、とても効果を発揮するものです。
保育士の志望動機は体験談をもとに書き職務経歴書は定型的なフォーマットに沿って記載する
保育士になるための志望動機と職務経歴書の書き方・例文について見てきましたがいかがでしたか?前提として、保育園で働くためには、子どもたちだけでなく同僚や保護者とも、上手にコミュニケーションを取る事が求められます。
履歴書や職務経歴書の志望動機には、自分の体験や思いを書くと良いでしょう。保育士の職務経歴書の書き方例として具体的な実績の詳細があるとなお良いですが、経験よりも伝え方が大事になるので入念に準備しましょう。
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