2020年06月24日(水) 更新
保育士に採用されるための自己PRの書き方【例文6選付き】
目次
志望の保育園に勤めるためには自己PRが大切
保育士の仕事は、子どもの身の回りのお世話をしたり、生活習慣を身に付けさせたりすることです。
また、施設の安全点検やイベントの計画・実行も、子どもを成長させるための大切な仕事です。子どもの成長を通して自分も成長できることも、保育士ならではの魅力です。
志望する保育園に内定するにはまず、他の応募者と差を付けられる履歴書を作ることが大切です。
保育士の自己PR作成前に押さえるべきこと
志望する保育園の特徴
まずは志望する保育園を研究し、他の保育園には見られない特徴を掴みましょう。
自己PRには、「なぜその保育園を選んだのか。」ということを明確に伝えることが必要です。ただ単純に保育士として働きたいというアピールだけだと、「他の保育園でも良いのでは?」と思われてしまい、熱意が伝わり切らない可能性があります。その保育園を選んだ理由は明確にしましょう。
これが出来ていれば、その保育園を志望する理由がしっかり伝わり、相手の納得を得られるような自己PR文を書けるようになります。
保育士を志望する理由
また、保育士を志望する理由についても、ただ「働きたいから」というだけではなく、具体的な内容を書く必要があります。保育士を目指すようになった理由やきっかけがあるはずです。
「どうして保育士になりたいのか」ということについて、あなたの率直な気持ちや考えを再確認し、それを文章で表現してみましょう。これが出来ていれば、保育士として働きたいという気持ちが相手に伝わる、良い自己PR文を書けるようになります。
保育士の自己PRの書き方
志望する理由をはじめに簡潔に述べる
保育士の自己PR文を書くときは、先述した「保育士を志望する理由」を、冒頭で簡潔に述べてください。「あれもこれも伝えたい!」と何でもかんでも盛り込んで長文になってしまうと、本当に伝えたいことが伝わらない、逆効果の文章になってしまいます。
ここでは、読んでくれる方のことを考え、相手に伝わりやすい文章を書くことを心がけましょう。
保育士の仕事に繋がる自己PRを述べる
次に、保育士の仕事に繋がる自己PRを述べましょう。保育士として働くにあたって、今までの経験を基に、「自分がいかに保育士に向いているか」ということをアピールする必要があります。
また、子育てがひと段落し復帰職として保育士を目指す人は、出産・育児のブランクを超えての復職が保育士にとってはメリットである、ということが伝わる自己PRも効果的です。
就職後のアピールポイントの活かし方を述べる
最後に、志望する保育園に勤めることになった後に、これまでPRしてきたアピールポイントを踏まえて、仕事にどのように活かすのかを、より具体的に述べていきましょう。
志望する保育園の特徴や環境を絡めつつ、自分の想いや目指す保育についてを含めて、率直に伝えるのが良いでしょう。子育てを経験している場合は、自分の育児エピソードで具体性をアップしましょう。
保育士の自己PR例文
例文①
例文
私が保育士を目指すようになったのは、中学生のころから子ども好きであるということを自覚するようになったためです。その後、短大に進学して幼児教育の重要性や社会的意義を学んだ事により、保育士を一生の仕事にしようという決心に変わりました。私は常日頃から、子どもたちの成長の初期段階において、その協調性や個性を育み、人に対する思いやりや命の大切さを学ばせるという仕事内容は、やりがいがあると同時に、可愛い子どもたちが健全に成長してゆくために欠かせない意義のある仕事だと思います。
この自己PR例文では、子どもが好きということを一番に伝えつつ、夢の実現のために学んだことで保育士になることを決意したとアピールしているところがポイントです。
保育に関して日頃から感じていることも伝えられている点が評価できる例文です。
例文②
例文
私は以前から、人と直接関わる仕事に就きたいと思っておりました。そして、子どもと関わることが好きで、以前から親戚の子どもの世話も得意としておりました。最近は、保育士の人材不足や保育園・幼稚園の空き待ち、幼児虐待などが社会問題にまで発展し、ニュースで取り上げられるケースも増えています。私は、この問題に悩む親のひとりとして見て見ぬふりができません。ですから、少しでも社会の、そしてこの街の子どもたち・未来のお役に立ちたいと思い、貴社を志望させていただきました。
この自己PR例文では、子どもと関わることが好きというだけではなく、自分の経験も交えてアピールしているところがポイントです。保育士不足という社会問題に着目している点も評価できます。
質問に答えるだけで自己PRを作成しよう
自己PRには盛り込むべき要素がたくさんありますが、文章を考えるのが苦手という就活生は多いのではないでしょうか。
的確にポイントを押さえることも大切ですが、面接官に伝わる文章力が試されるのも自己PRの特徴です。
言いたいことはまとまったけれど、実際に文章にするのが苦手という就活生は、ぜひ自己PRジェネレーターを活用しましょう。自己PRジェネレーターを使えば、用意された質問に答えるだけで自然な流れの自己PRが完成します。無料でダウンロードできるので、文章の繋ぎ方や言葉遣いに自信がないという就活生にもおすすめです。
例文③
履歴書に書くべき保育士自己PR例文
私は、自分自身の出産・育児に専念するため、以前勤務しておりました○○幼稚園を退職いたしましたが、子供が幼稚園に通うようになったことを機会に、再就職を決意しました。以前の勤務先の幼稚園では4歳クラス(あるいは5歳クラス)を担当いたしましたが、子育ての経験で乳児への接し方、また子どもの様子の見方もこの身を持って学習いたしましたので、貴園では0歳クラスや1歳クラスでも是非担当させていただきたいと思っております。何卒よろしくお願いします。
例文④
履歴書に書くべき保育士自己PR例文
以前、私は9年間○○保育園で保育士をしておりましたが、妊娠・出産を期に退職いたしました。そして、あれから私が担当のクラスを受け持った子どもたちは成長し、私が初めて卒園させた子どもたちが今年中学3年生になります。彼ら彼女らが今でも年賀状やメールをくれ、さらには「先生先生」と慕ってくれている姿を見て、この職業の素晴らしさをあらためて感じると同時に、もう一度「先生」として保育士の仕事がしたいと強く思い、応募させていただきました。
例文⑤
履歴書に書くべき保育士自己PR例文
6年のブランクを経てもう一度保育士として働きたいと思うようになったそのきっかけは、自分の子どものお迎えに行った際、他の子どもたちを見て、多くの子どもたちの成長に寄り添いたいと思ったからです。発達段階である子どもたちの成長の手助けができる保育士は、大きなやりがいを感じることができると思います。そして、私の子育ての経験も生かせると思い、再び保育士として働く事を決意しました。
履歴書作成マニュアルも活用して保育士の自己PRを完成させよう!
本ページでは、保育士になるための、履歴書におすすめの自己PRの書き方ポイントと例文をご紹介しました。保育士になりたいと思ったきっかけは人によって様々ですが、保育士は子どもの成長を身近で見守る生活に直結した身近な仕事です。
幼稚園や保育園で働きたい人は、保育士としての仕事を勝ち取れる自己PRの書き方として、今回の内容を参考にし、かつ実践してみてください。記事中でもご紹介しましたが、履歴書作成マニュアルもフル活用して、保育士としての仕事を勝ち取るために、早いうちから行動しましょう。下記からも無料で入手できます。
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