2020年06月23日(火) 更新
自己PRの書き出しを変えるだけで印象が変わる【コツと例文を紹介】
目次
自己PRは書き出しが重要
書き出し一文で採用担当者に興味を持たせる

自己PRは、書き出しが重要です。書き出しがよければ、採用担当者は興味を持って読んでくれるでしょう。しかし、ありきたりな書き出しや、誤字脱字があっては、読む気持ちが無くなるのは当然です。
自己PRは、書き出しで印象が決まります。採用担当者は、書き出しを見ただけで、大体の内容がわかります。
自己PRは、就活最初の自己紹介になる可能性が大きいといえます。印象が悪ければ、後の面接で苦労するかもしれません。それどころか、次の選考に進めない可能性もありえます。自己PRは、書き出しや出だしに特に注意して書きましょう。
書き出しによってはその後読まない場合もある
自己PRで書き出しを重要視して考えるべき理由は、書き出し次第では最後まで読んでもらえないこともあるからです。
企業によって応募総数は違いますが、人気の企業だと数千から数万以上の応募が来ることもあります。特に書類選考は最初の振り分けになるため、もっとも母数が多く、これを数人、あるいは数十人程度の採用担当者で捌かなければなりません。
つまり、履歴書やエントリーシートは1枚ずつ熟読している余裕はなく、ある程度読んだところで一度合否を決めるか、保留にするか判断されることが多いです。後にどれだけ素晴らしいことが書いてあっても、書き出し次第ではそこまで読んでもらえず、すぐに不合格になる可能性があることは覚えておきましょう。
自己PRの書き出しを作成するコツ
自己PRの書き出しは結論から

自己PRや自己アピールの書き出しや出だしは、自分が1番会社に対して伝えたい事を書きます。
例えば、自分が得意な事であったり、自分の長所だったり、誇れる事だったりを書き出しにすると、相手は「何故そう思うのか」とあなたの意見を知りたいという姿勢になるので、注目を集めることができます。
書き出しはシンプルに断定した言い方にする
書き出しは、言いたいことを一言にまとめると良いです。一言に、多数の情報を入れてしまうと、一番伝えたいことが埋もれてしまいます。それだけでなく、読みにくい文章にもなってしまいます。書き出しを作成する際は、伝えたい情報に優劣をつけておくとシンプルになるでしょう。
また、書き出しの一文は「私はこう思います」より、「私の意見はこうです」と言った方が説得力があります。自己PRでは、できるだけ説得力のある書き方が好ましいです。
「思います」という言葉は、自分の意見を言う分には構いませんが、自己PRとして自分のことを語るには不相応です。自己分析を重ねた上で書いた文章を「思う」で終わりにしては自己分析不足と判断されかねません。自分のことなので、自信を持ってアピールする必要があります。
穴埋めでサクッと自己PRを作成しよう
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魅力的な自己PRの書き出しとは
数字を用いて分かりやすいPRにする

印象的な自己PRにするには、数字を用いて定量的にアピールすることが大切です。数字を使うことで内容に具体性を持たせることができ、取り組んだことや過去の経験などの規模感もある程度把握できます。
例えば継続力を題材にする場合、長年続けてきた部活動をテーマにするとします。「子どもの頃から野球を続けている」としても継続力はアピールできますが、取り組んだ期間の長さをイメージしづらいです。
これを「10年間野球を続けている」とするだけで、伝わりやすさやイメージのしやすさは大きく異なります。続けている期間は同じでも、伝え方ひとつで印象は大きく変わります。期間や量など、数字で表すことができるものは、より分かりやすく伝える工夫をしましょう。
内容は一般的でも個性ある書き方をする
実は自己PRの内容自体は一般的なものであっても構わず、重要なのはそれをどのように書くかです。アルバイトの経験や留学、部活動など、大きく考えると内容自体は多くの学生で被ってしまうことが多いです。
そのため、それぞれの経験部分に注目し、自分だからこそ伝えられる内容を選び、自己PRに反映するようにしましょう。例えば部活動を題材にする場合でも、どのように取り組んだのか、そこで何を得たのかは人によって少しずつ異なります。
過去の経験を具体的に示すことで、自分らしさが発揮でき、個性をより伝えやすくなります。経験部分が他の人のアピールとの差別化になり、かつ自己PRの説得力を高める根拠にもなるため、念入りに伝えることが大切です。
自己PRの書き出しや出だしでNGなワードとは?

上記で述べたように、自己PRや自己アピールの書き出しや書き始めは、「○○です」と、きちんと断言する表現を使うのが良いでしょう。
「~だと思います」などの曖昧な表現は基本的にNGです。日本人は遠慮して、「思います」を使ってしまいがちですが、自己PRする場合は「です」と言い切りましょう。
苦手・不得手などのネガティブワードはNG
そして、苦手、不得手、自信がないなどのワードはその時点で自分自身をアピールしているどころか評価を落としているわけですから、自己PRの文としてそぐわないということを覚えておきましょう。
自己PRや自己アピールはあなた自身をアピールする場ですから、自分を最大限に評価してあげましょう。
言いたいことを多く詰め込まない

伝えたいことが多すぎると、まとまらない文章になります。また、どちらが本当の強みなのかわからず、曖昧な伝わり方をしてしまいます。たくさん伝えたいことがあっても、一番伝えたい項目はひとつに絞り、深掘りした方が採用担当者により魅力的に伝わるでしょう。
自己PRの書き出しは断定的な言い方で作成しよう
本でもそうですが、最初の1行や書き始めというのは重要であり、それだけで続きが読みたいかどうか決まるといっても過言ではありません。自己PRもそれと同じことなのです。
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