2023年05月02日(火) 更新

【総合職・一般職】女性が働く実態と職種を選択するうえで意識すべきこと

総合職と一般職の違いを知っている就活生は少ない?

就活生の回答

キャリアパーク会員の就活生を対象に「総合職と一般職の違いを知っていますか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

  • 知っています
  • 考えたことがなかった。
  • だいたい

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月6日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「総合職と一般職の違いを知っていますか?」

アンケートの結果から、ほとんどの就活生は総合職と一般職の違いを考えたことがなかったり、おおまかに把握していたりする状況だといえます。 本記事ではその実態と、女性が総合職に就くために重要な考え方などをご紹介しますので、ぜひ就職先決定の材料にしてください。

女性総合職の割合は10%程度

総合職の女性の割合は、10%程度です。専門性がある一般職等の職種では、女性の総合職割合が40%程度ということがあるようですが、全体でみると10%程度というのが現状です。高い職階ほど、女性の総合職という職種の割合は少なくなる傾向が見られます。

女性一般職の割合は65%程度

女性一般職の割合は、65%程度です。割合としては、圧倒的に一般職が多くなっています。一般職の仕事内容は、主に営業部や総務部で行う事務やアシスタントです。転勤などの可能性は少ないという実態があります。その代わりに管理職になることはほぼないため、大幅な給料UPは見込めないといえるでしょう。

管理職になる女性は少ない現状にある

日本の女性の一般職ではない管理職の割合は、アメリカが40%であるのに対して10%程度に過ぎず、なかなか管理職になるのは難しいのが現状です。しかし、近年では女性の積極採用も増えているのです。

女子就活生が悩む就活先

就職先の選び方に悩んでいる女子就活生も多いのではないでしょうか。結婚・妊娠などのライフイベントやキャリアアップを考えると、特に慎重になりますよね。そこで活用したいのが女子学生必見の働きやすい会社の選び方マニュアルです。女性が働きやすい企業の選び方や、先輩社会人が教える「こんな会社はやめておいた方がいい」という特集も収録しています。無料でダウンロードでき、企業研究をする際に注目したいポイントを多くご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

女性総合職を積極採用する企業が増加している

一般職ではない総合職は男性ばかりという時代は、変わりつつあります。一般職だけでなく、女性総合職を採用をしようとする企業は着実に増えてきているのです。一般職ではなく女性総合職が増えるように、女性に働きやすい環境を整えるなどの対応も整いつつあります。「OL内の待遇格差1000人調査!」では、総合職、一般職、派遣社員の女性の格差について紹介しています。

総合職を積極採用する意見もある

以下、総合職を積極採用する意見です。

総合職を積極採用する意見

女性総合職の割合はまだ少ないですが、ここ数年、積極的に採用を行っています。転勤がない地域に根差した働き方の「総合職B社員」での募集です。女性社員比率が約42%、出産後の復帰率も100%近く、女性にとっては働きやすい職場と言えるかもしれません。

このような意見があるのです。

さまざまな見方から調査して自分とのマッチ度を測ることが大切

総合職の働き方が向いていないと敬遠する人もいるかもしれませんが、さまざまな見方をすることで、自身にマッチする職種だと感じるかもしれません。女性比率などに捉われすぎず、総合職の実態と自身が望むキャリア・ライフプランを照らし合わせて、自身にマッチしているかを考えてみましょう。

女性が総合職として活躍する一例

以下、女性が総合職として活躍する一例です。

・共感力を活かし、営業で優れた成績を出す
・女性用の商品の開発で、女性の特徴を踏まえたアイディアを出しニーズにマッチした商品を生み出す

総合職として活躍できる自信がない人は、このような例も参考にしてみましょう。

総合職の女性の割合は10%で一般職よりも非常に低い

総合職の女性割合は10%ですが、積極採用企業も増えてきています。性別などではなく、自分にマッチしているかという観点を持ってどのような職種を選択するか考えましょう。総合職の女性は少ない傾向にありますが、活躍できるフィールドはきっとあります。挑戦したいと考えるなら、OB・OG訪問などで総合職の実態を聞いたうえでぜひチャレンジしてみてください。

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