パソナの面接の通過率を上げるための対策と回答例【Pasona】

パソナ(Pasona)対策：面接の流れと内容

パソナの採用職種は、営業部門、戦略・管理部門のパソナカンパニー職種と、人材紹介事業のキャリアカンパニー職種の2つありますが、どちらも面接の流れはほとんど同じです。エントリーシートを提出しWebテストに通過すると、1次から4次、最終と長丁場の選考（集団面接と個人面接）が始まります。面接の回数が多いというのはしんどいようにも感じますが、最終面接の対策をしっかりとできるということでもあります。

5次が最終となり個人・集団面接が行われる

そして、集団面接もありますので、他の学生がどのような面接対策をして臨んでいるかなども参考にすることもできます。そうした実戦の中で、パソナの人事担当者がどんな人物を求めているかを感じとることもできるでしょう。ここでは、面接の質問の回答例を幾つか紹介していますので、対策に役立ててください。回答例は、実際に選考に通過したものをベースにしています。

パソナ(Pasona)対策：面接で聞かれた質問例集

パソナの面接対策をするためには、まずどんな質問がされるのかを知っておく必要があります。ここに過去に出された質問例を紹介していますので参考にしてみてください。また、幾つかの質問に関しては回答例も紹介したいと思います。

パソナの独特の質問としては、「人事になったつもりで隣の人に質問してください」と「隣の人からの質問に30秒以内で答えてください」というものがあります。これは、どれだけ適応力があるかを測るために毎年実施されている伝統的な質問のようです。それ以外には、「なぜ人材派遣業なのか」「なぜパソナを選んだのか」といった志望動機に関わる質問もされます。さらに「パソナでどんな仕事したいのか」「学生時代がんばったこと」などが質問されます。回答例を続く部分で紹介していますので、面接対策に役立ててください。

パソナ(Pasona)対策：面接の質問と回答例①

【質問例】
「なぜ人材派遣業なのか」「なぜパソナを選んだのか」

【回答例】
わたしがパソナを志望した理由は「好きな仕事を選択できる社会を創ること」という貴社の理念に共感したからです。こんな社会になったらどんなに素晴らしいだろうと本気で思いました。というのは、わたしの周りにいるすでに社会で働いている人たちは、仕事から喜びややりがいを感じていないように思えるからです。人によっては、この企業理念を夢物語と一笑に付すかもしれませんが、わたしは本気で取り組む価値があるものだとかんがえています。

パソナ(Pasona)対策：面接の質問と回答例②

【質問例】
「パソナでどんな仕事をしたいか？」

【回答例】
わたしは、ライフソリューション事業の介護分野に関わる仕事をしたいと考えています。わたしの祖父が最近デイサービスを利用し始めるようになり、介護分野に関心を持ち始めました。この分野は働き手の割合が圧倒的に少なく、将来的に見ても現状のままでは改善の余地は見込めません。そこで、人材コンサルティングのプロフェッショナルであるパソナがどう取り組んでいくのか、そこを一緒に考えていきたいと思っています。

パソナ(Pasona)対策：面接の質問と回答例③

【質問例】
「人事になったつもりで隣の人に質問してください」
「隣の人からの質問に30秒以内で答えてください」

【回答例】
この質問に対する回答例は、その場の流れの中で出てくる質問なのでここで提示することはできません。ただ、この質問はパソナの面接の特徴にもなっているので、回答する際のポイントを紹介したいと思います。ここで、人事担当者が何を見ているかというと、相手の話をしっかり聞いて、思いを引き出す力があるかを確認しています。ですから、薄っぺらな質問をしていたら全く評価されません。それで、質問する人の考えや気持ちを引き出す質問を考えておく必要があります。自分の中で、質問を考えると同時にその回答例も作っておくと、いろいろな質問に対処する訓練にもなります。

パソナ(Pasona)の面接では毎年出題される項目もあるので事前に対策を練っておく

パソナ（Pasona）の面接での質問に適切に答えていくには、徹底した企業研究がどうしても欠かせません。そして、他の人材派遣会社にはないパソナだけの特徴を、しっかりと把握しておく必要があります。ここで紹介した回答例は、どれも企業研究とパソナの特徴を把握しているものです。面接対策はしておけば、しておくだけ自信に繋がり、落ち着いて臨むことができるようになるでしょう。ここで紹介した回答例などを参考にしたり業界研究ブック、対策をしていってください。