2020年06月15日(月) 更新
エントリーシート(ES)の誤字脱字を防ぐ5つの方法
目次
エントリーシートの内容を綺麗にするよう気を遣っている就活生が多い
就活生の皆さんは、採用担当者に内容をしっかり把握してもらおうとするために、文章内容を綺麗にするよう気を遣っていることがおおいようです。就活生から寄せられたアンケートの中には、こういった意見が寄せられました。
質問:エントリーシートを企業に提出する際に悩んだことと一番気を遣った部分、その理由を教えてください。(封筒、宛名、学歴、資格欄の書き方)
就活生の回答
エントリーシートを企業に提出する際に悩んだのが「文章のきれいさ」と「宛名の書き方」です。文章の綺麗さに悩んでいたのは、採用担当者の方に読んでいただくためには、相手に読みやすい字を書くことが大事だと思っていたからです。また、宛名の書き方に悩んでいたのは、採用担当者の方はエントリーシートの中身だけでなく、外面の部分も気にされるのかもしれないと思ったからです。正式な書き方ができていないとマナーがないと思われて読まれずに不採用になりそうなイメージがあります。そのため、はじめてエントリーシートを提出したときはとてもヒヤヒヤしたのを覚えています。
※上記は就活生から取得したアンケート回答をもとに、編集部で表記や表現などを一部調整のうえ、記載しております。
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エントリーシート(ES)の誤字脱字をなくすには見直しだけでOK?
就活生の回答
キャリアパーク会員の就活生を対象に「エントリーシートの誤字脱字をなくすコツなどがあれば教えてください」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。
- 何度も読み返す。
- 何度も見直す、他人に見てもらう
■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月6日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「エントリーシートの誤字脱字をなくすコツなどがあれば教えてください」
就活生がエントリーシートを書く際に起こりやすい誤字脱字。そんなトラブルを未然に防ぐコツとして、就活生は「何度も読み返す。」「何度も見直す、他人に見てもらう」といったポイントに気をつけているようですね。
この記事で、誤字脱字が選考結果にどう影響するのかをしっかりと認識して、ミスをなくす方法や修正する際の注意点を確認しておきましょう。
エントリーシートや履歴書の誤字脱字は選考通過にどう影響する?
履歴書やエントリーシートの誤字脱字で不採用になる場合は「ほぼない」
エントリーシートや履歴書で誤字脱字のミスがあるからといって、選考に落ちるなど影響を及ぼす事は「ほぼない」のが、就活での現実のようです。
もちろん、面接官としては誤字脱字がない方が読みやすいでしょうが、1つ2つの誤字脱字で不採用というほどの影響はありません。とはいえ、「ほぼない」としたのは、あまりにもミスが多いと、当然ながら不採用(落ちる)にされる可能性はあるからです。
ですが、エントリーシートや履歴書では、何より内容が重視されてますから、中身がしっかりしていればエントリーシートとしての価値は下がりません。少しくらいなら安心しても大丈夫のようです。
誤字脱字やミスが発覚したら「適当な人」に見られがち
面接官は人の能力を見極めるプロですがたくさんのエントリーシートや履歴書から、一人一人しっかり理解するというわけにはいきません。
まずは、選考の第一段階として、エントリーシートから読み取れる情報だけをもとに、応募者の取捨を開始するので、誤字脱字やミスの多いエントリーシート・履歴書だとエントリーシートのチェックもしない「適当な人」という判断をされてしまいます。
誤字脱字があると比較されたときに不利になる
もし、自分の書いた文章に誰にも負けない自信があるのであれば、誤字があったとしても問題ありません。ただし、面接官の元に同じぐらいの評価の文章が書いてあるエントリーシートが2枚あったときは、評価されるのは誤字脱字がない方になります。自分の書いた文章に自信がない時こそ、誤字脱字には注意しなければなりません。
面接に進めたらその場でエントリーシートの誤字脱字を「訂正」すればOK
エントリーシートや履歴書の誤字脱字が選考に影響を与えることはほぼないですが、念のために面接など次の機会に進めた場合は、「エントリーシート・履歴書で誤字がありました。ごまかしをするつもりではないのですが、申し訳ありません」と謝れば問題ないでしょう。
変にごまかしてしまうより、今後、社会人として同じ誤字を繰り返さないように、気を付けると伝えれば、逆に好印象をもたれる可能性もあります。
ミスをしないために!エントリーシートの誤字脱字を防ぐ5つの方法
誤字脱字の防止法①辞書を活用する
就活では普段使い慣れない難しい言葉や、正しい言葉遣いで文章を書く必要があるので、エントリーシートで誤字脱字をしてしまわぬよう注意が必要です。
自分で意味のわからない、不安な言葉はその都度辞書で調べましょう。電子機器を使い検索するよりも紙の辞書を使うことで頭に残りやすいです。辞書を見ることで漢字の書き間違いも防ぐことができます。
誤字脱字の防止法②必ず下書きをする
正式な文章を書く際は、最初からエントリーシートや履歴書にそのまま書き込むのではなく、1回下書きをしてから、それを清書する気持ちで書くと失敗しません。
エントリーシートは何も考えずに書き始めると必ず失敗するので、考えを整理するためにも下書きから始めるのをオススメします。
誤字脱字の防止法③時間を置いて何度か読み返す
誤字脱字は不思議と自分では気が付きにくいです。エントリーシートを書き終えたばかりだと、読み返す時の集中力も低いですし、自分が誤字脱字をしないという気持ちで見るため間違いも見つけにくいです。
誤字脱字をチェックするには、エントリーシートを書き終えた後、少し時間を終えてある程度客観的に見られるようになってからの方がいいようです。
誤字脱字の防止法④声に出して読み上げてみる
エントリーシートの文面を声に出して読むことが、誤字脱字を見つけるためには1番オススメです。
声にすれば変な日本語や、無駄な言葉がすぐに分かります。声に出さず読んでいるとどうしても見逃してしまいがちな誤字脱字も見つけやすいです。
誤字脱字の防止法⑤準備に余裕を持つ
就活において、事前準備は大切なことです。エントリーシートや履歴書を提出日ギリギリに書いてしまうと「早く書かなければ」と焦りから誤字脱字を見落としてしまいます。
エントリーシートや履歴書の提出期限を見据えて、早めの準備をしていくことが心の余裕にもつながり、誤字脱字が少なくなります。
志望動機が書けない時は、志望動機ジェネレーターを活用してみよう
エントリーシートに記載する志望動機を作成する際、なかなか良い内容が思い浮かばない人も多いはず。
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エントリーシートに修正液・修正テープはご法度!
履歴書やエントリーシートに手書きで記入する場合、文字を間違っても修正液等で修正してはいけないと言われます。その理由は、本人が訂正したかどうかが確認できないことにあるのです。
修正液だと誰が消したか分かりません。それに、本人以外が書き換えすることだって出来てしまいます。言い換えれば、ごまかしても分からないのです。修正液での訂正があると、第三者に書き換えられた可能性も出てきますし、文章としての価値や効力が下がってしまうので、注意が必要です。公的な文章の訂正は、一般的に修正液は使わず、新しく書き直しましょう。
エントリーシートの誤字脱字は選考への影響は少ないが、ミスを減らす工夫も大事!
ここまで、エントリーシートや履歴書で誤字・脱字・ミスがあった際の影響と対処法についてまとめてみましたがいかがでしたでしょうか。
エントリーシートや履歴書を間違えたからといって、それで選考に落ちる可能性は少ないといえます。ですが、選考における最初の難関であるのには変わりありません。
自分の分身として採用担当者に評価してもらうわけですから、出来るだけ誤字脱字が無い様、今回の防止方法を参考に徹底して準備を行うのを心がけていきましょう。
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