2019年09月19日(木) 更新

面接で「短所」を聞かれたときの効果的な答え方と例文

就活生は短所を聞かれた時に合わせて長所も伝えるように工夫している

就活生の回答

キャリアパーク会員の就活生を対象に「あなたの”面接で短所を聞かれた時”に”好印象を与える答え方”を教えてください」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

  • 心配性
  • 長所と紙一重になるような点をあげ、多方面から見れば長所であるような部分をアピールする
  • 心配性だからこそ何度も確認するからミスが少ない
  • その短所からも違う視点で見れば長所だと感じるように話す。

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月7日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「あなたの”面接で短所を聞かれた時”に”好印象を与える答え方”を教えてください」

アンケートの結果を見ると、就活生は自分の短所について話すとき、合わせて長所を含める工夫をしていることがわかります。「長所と紙一重になるような点をあげ、多方面から見れば長所であるような部分をアピールする」「その短所からも違う視点で見れば長所だと感じるように話す。」など、ただ短所を述べるだけでなくアピールにつなげるには何が必要なのかを考えられていることがわかるでしょう。では、短所をマイナスな印象だけで受け取られないためには、具体的にどんな答え方をしたらいいのでしょうか?本記事では、面接で短所を聞かれた時の効果的な答え方、ポイント、例文を紹介します。

面接で短所について聞かれた時の答え方とは?

面接で「短所」を聞かれたときの効果的な答え方と例文をみていきましょう。面接では長所と短所を聞かれることがよくあります。その際、長所はともかく短所の答え方には誰もが悩むところですよね。

面接では採用担当者の質問の意図を考えよう

「なぜ企業は短所(弱点)を聞くのか」その意図を押さえておけば、より的確な回答ができるようになります。
そもそも短所が無い人間は居ませんから、短所がある事は恥ずかしい事でも何でもありません。面接の採用担当者は、ただ短所を聞きたい訳ではないのです。その短所を、自分なりにどう理解しているかを質問しているのという点を覚えておきましょう。短所をきちんと認識している人は、問題解決能力も早いのです。短所を弱点と考えずに、前向きに仕事に取り組めそうかどうかを、面接官はたずねているのでしょう。

面接では短所をどう捉えて改善するかをイメージして答える

面接前の自己分析がきちんとできていれば、短所も正しく捉える事ができているはずです。自分の短所を把握している人は、謙虚な人だといえるでしょう。
仕事をしていく上では、短所を克服して成長していかなければなりません。面接で採用担当者が見ているのは、まさにそこなのです。今後仕事をしていく中で、短所をどう改善して成長していけるか?その可能性を見たいというのが、質問の意図だと理解して回答しましょう。。

面接で短所を聞かれた時の正しい答え方

面接で短所について質問された時の答え方には、コツがあります。同じ内容でも、答え方によって面接官の受け取る印象はだいぶ変わってくるのです。
短所を質問された際にはどんな答え方をすれば良いのか?そのコツを覚えておきましょう。

短所を述べるだけの答え方はNG!

単純に自分の短所を述べるだけの答え方は、面接の場においてはNGです。面接では必ず短所を述べた後に、自分なりのストーリーを組み立てて話さなければいけません。
短所を話した後に長所を話す答え方、短所を話した後にそれをどう克服していくかを話す答え方、あるいは短所でもあり長所でもあると置き換えるような答え方も、面接の場では非常に効果的です。ぜひ覚えておきましょう。

面接で「短所」の答え方は「長所」に上手く言い換える

以下で、短所を長所に上手く言い換える例を紹介しますので、参考にしてみてください。

●短所:だらしがない
長所への言い換え⇒細かい事にこだわらない・執着しすぎない
●短所:口数が多い
長所への言い換え⇒誰とでもコミニュケーションがとれる・社交的
●短所:落ち着きがない
長所への言い換え⇒社交的で行動派
●短所:堅苦しい・几帳面すぎる
長所への言い換え⇒まじめで細部に気を配る
●短所:他人に厳しい
長所への言い換え⇒少しでも高いレベルも求める・理想が高い
●短所:なれなれしい・ずうずうしい
長所への言い換え⇒人見知りしない・腹をわってつきかえる

長所言い換えマニュアルも参考に

自分の短所しか思い浮かばないという人は、言い換える方法で長所に変えていきましょう。短所を長所に言い換えるとは、例えば「優柔不断」→「多角的に検討する」といった表現にすることです。短所と思う部分でも、ポジティブに受け取ることで長所になります。このような言い換えで長所を考えたいという人におすすめなのが「長所→短所言い換えマニュアル」です。例で挙げたような言い換え表現を100種類収録しています。無料でダウンロードできるため、自己分析をすでに終えたという就活生にもおすすめです。

【例文】就活の面接で短所を聞かれた際のウケの良い答え方

それでは具体的に、面接で短所を質問された場合の答え方の例文を見ていきましょう。自分なりのストーリーを組み立てて話す事が重要になってきます。
面接の質問で短所を聞かれる事はかなり多いので、面接前にきちんと答えを準備しておきましょう。それでは例文です。

就活の面接で短所を質問された際の答え方:例文①

私の短所は短気なところです。自分が取り組んだことの結果がすぐに出なかったり、自分の意図をうまく相手に伝えられないときに、焦ってしまうことがあります。

対策としては、大きく2つです。1つ目は、自分の考えや行動を客観視することです。自分が焦ってしまうときを思い出すと、主観的な捉え方をしていることが多いので、そのようなときは意識的に客観視するようにしています。

2つ目は、同じく自分の考えや行動を細分化して捉えることです。細分化することで、焦らずに物事を捉えたり、相手に伝えたりすることが出来るようになると考えています。

就活の面接で短所を質問された際の答え方:例文②

私の短所は優柔不断なところです。物事を判断するのに慎重になりすぎてしまい、時間がかかりすぎることがあります。そのため、普段から、慎重に進める点とすぐに判断する点の区別をしっかりとつけるように努めています。

就活の面接で短所を聞かれた際の答え方は「長所に上手く言い換える」のがポイント

就活の面接で「短所」を聞かれたときの、効果的な答え方と例文をみてきましたが。いかがでしたか?就活や転職の面接で「短所」について質問された際は、面接官が何を知りたがっているのかを考えてみてください。
そして、自分の短所を長所につなげられるような答え方をするようにしましょう。そういった短所と長所の言い換えをすることで、絶好の自己PRタイムになります。今回ご紹介した例文を参考にして、就活の面接では自分なりの答えを用意してみてくださいね。

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