2017年06月26日(月) 更新

Uターン就職・転職を成功させるポイント

そもそもUターンとはどういう意味か?

就活には、様々な形があります。仕事の選び方は人それぞれです。「仕事を生きがいにしたい」「給料の高い職に就いて、プライベートを充実させたい」など人生プランに合わせた個人の意志を尊重すべきでしょう。しその中で、最近新しい働き方として「Uターン」という言葉を頻繁に聞くかと思います。

都内から地元へ戻って就職をすること

Uターンとは、進学や就職によって地元を離れ都心部に集まっていた方が、地元に帰って就職・転職することを指します。東京・大阪などの都市部での就職だけが幸せではなく、生まれ育った親しみのある地元で仕事をしたいという新しい価値観の中、Uターンは急速に人数が増えてきているのです。地元に帰りたいという理由には、以下のようなものが主に挙げられます。

地元に帰りたい理由

  • 地元の開発、発展に貢献したい
  • 両親と一緒に暮らしたい
  • 通勤ラッシュが嫌だ
  • 地元には昔からの友だちがいるので暮らしやすい
  • 東京は家賃や物価が高い

地方企業が積極的に採用を開始している

就職・転職をする側だけではなく、地方企業もUターンでの採用を積極的に推し進めています。地域活性化の取り組みを強化する地方自治体や、事業継承問題の解決に取り組む地方企業の増加の影響で、地方部にも職業専門性の高い人材が必要なのです。政府も、地方活性化戦略を積極的に行っており、都心部の企業が地方に進出する場合、助成金を補助するなどしているのです。

Iターンなど新しい働き方に注目が集まっている

Uターンに似た言葉で「Iターン」、「Jターン」などの言葉もあります。意味を知っておきましょう。

言葉の意味

  • Iターン:都心部出身者が、大学卒業後に出身地とは異なる地方部で就職・転職すること
  • Jターン:地方出身者が、都心部の大学院進学後、地元とは異なる地方部で就職すること
  • Oターン:Uターンにより、地元企業で就職した方が田舎での暮らしに物足りなさを感じ、都心部に戻って再就職すること

2.Uターンを目指す際に行うべき準備

新しい仕事の形であるUターン。地元で就職したいという方も多いのではないでしょうか?通常の就活とは少し勝手が異なってくる、Uターン就職を目指すための準備について紹介します。

情報収集が大切!大手サイトには載ってない企業も

やはり、就職情報は東京などの都心部に本拠地を構えている企業の情報がメインで載っています。都会に比べると圧倒的に求人が少ないことは、肝に銘じておかなければなりません。仕事は合っても、自分の希望する職種はないという可能性もあります。
そのためには、やはり情報収集が重要。大手の就職情報サイトだけでなく、地方に特化した情報サイトも細かくチェックしましょう。また、地方部は地元の方の口コミや、口利きが有効なことがあります。地元での就職を目指す場合は、就職活動以前にも地元に帰って情報収集をすると良いでしょう。

地方企業の合同説明会に参加しよう

色々な企業の話を、一気に聞ける場として合同説明会は有効的。Uターン希望者を対象とした、地方ごとの合同説明会というものが東京や大阪などの都市部で開催されることがありますので参加すべきでしょう。 企業も優秀な人材を求めていますので、合同説明会から面接に漕ぎ着けるという話も少なくないみたいです。

就職活動前に知っておきたい地元の情報

上記で挙げた方法を用いて、地元企業の情報を収集するだけではUターン就職をした後に「こんなはずじゃなかった」という後悔の念にかられる可能性が高いでしょう。Uターンで地元に戻るということは、企業と同時に「その地方の特性」を知らなくては、都心部とのギャップに苦しんでしまうのです。

①地方の特色

まずは地方の特色(良い部分)を考えてみましょう。地方部は、都心ほど施設は充実していないかもしれませんが、それぞれの土地にしかない特色が必ずあるものです。そういった特色を知り、愛せなければUターンで帰ったとしてもきっと長くは住み続けられないでしょう。

②地方特有の魅力と今後の課題

一方で、地方が抱える問題点を自分なりに把握し見つめてみることも同時に必要です。Uターンで帰るとなれば、その問題と一生関わっていかなければいけません。デメリットに目を背け続けることはできないでしょう。
そして、メリットとデメリットを自分の中で天秤にかけてみてください。デメリットが自分の中で勝るようでしたら、Uターン就職には向いていないかもしれません。メリットを見出だせる人こそが、Uターン就職に向いている人だと言えるのです。

③志望企業が地方で求められている役割

地方企業が、純粋に利益だけを追い求めていては地元で愛される企業にはなりません。それぞれの企業には、地元で貢献すべき役割があるのです。 企業が持っている役割を知り、自分がそのなかで活躍する姿をしっかりとイメージしておきましょう。

Uターンを意識した志望動機のポイント

それでは、Uターンに向けた志望動機のポイントを見ていきましょう。都会で就職するのとは異なる、独特な部分での考え方が大切になってきます。

①地元への貢献

地方企業は、地元出身者を積極的に採用する傾向があります。Uターンとして地元に帰る場合は、学業も地元で行ってきた“地元民”に負けないようなアピールポイントが必要です。
そのためには、企業研究を行い、その企業が地元で行っている活動や担っている役割を把握しておきましょう。そのなかで、「貴社は〜という活動を行っていることを知り〜の部分に共感しました」というような具体的な話ができるようにしましょう。

②地元で働きたいだけでなく「その企業で働きたい」をメインに

また、地元で働きたいだけでは「うちの企業じゃなくてもいいよね」と思われてしまうかもしれません。地元への熱い思いと同時に、志望企業に対する思いも込めましょう。
地元で働きたいというのは、志望動機の一部に過ぎません。大枠の部分は“この企業で働きたい”という部分にしましょう。

③都心での経験を活かす

地方は未だに閉鎖的な部分があります。しかし、高齢化に伴い過疎化が進んでしまっては致命的です。
そこで、都心での経験を活かし地方部独特の課題解決をしたいというのも立派な志望動機になるでしょう。企業が行っている活動と関連させながら、“都心にいた強み”をアピールしましょう。

④将来のプランを考えておく

地元へのUターンを考えている方は、直近数年のプランだけでなく将来を見据えたライフプランを持っておくべきです。 志望動機としても「Uターンとして地元に帰った後には〜をしたい50歳までに〜を〜するのが目標です」と具体的な将来像を語ることで“本気度”をアピールできるのです。

志望動機の例文

上記のポイントを踏まえて、具体的な志望動機の例を見てみましょう。企業の特色に触れつつ、地元への愛をアピールした内容になっています。

例文①

例文

  • 私が貴社を志望した理由は、〇〇での高齢化問題に積極的に関わっている姿勢に魅力を感じたからです。この土地の高齢化は、今後の発展のためにも解決しなくてはならない問題であると認識しておりました。 介護分野を学んでいた私にとって、地元での訪問医療に力を注いでいる貴社の活動は共感する部分も多く、自分も主体的に関わりたいと思うようになりました。 東京の大学で学んでいましたが、就職は地元でと考えていましたUターンとして、東京で学んできた最先端の介護知識を活かしていきたいと思います。

例文②

例文②

  • 貴社を志望した理由は、生まれ育った〇〇の活性化を進めるために市と共同でイベントを開催するなど、利益の部分以外でも大きく地元に貢献している姿勢に感銘を受けたからです。 去年、帰省した際に、貴社が行ったイベントに偶然参加させていただきました。すべての社員が自主的に参加して、積極的に盛り上げる姿を見ているうちに自分も、生まれ育ったこの土地のために何かをしたいという気持ちになりました。地域密着型の貴社だからこそできる、信頼関係を気づいたうえでの営業を心がけて、貴社と地元である〇〇の発展に貢献したいと考えております。

成功ばかりじゃない?Uターン就職・転職した人の体験談

最後に、Uターンを実際に行った人の体験談として多く上がった声を紹介します。成功・失敗、どちらの意見もありますので参考にしてみてください。

成功した人の体験談

体験談①

東京の大学に通っていましたが、両親のことも気になりUターンで地元に帰ってきました。東京の企業に比べて、給料も安いことは懸念材料でしたが物価も安い上に実家から通っていたので思ったよりもお金がたまりました。また、小さい企業に就職したので社長との距離も近く、新卒の年から重要な仕事を任せてくれました。東京の大手企業では味わえない仕事へのやりがいもあり、Uターンにとても満足しています。

体験談②

日本だけでなく、世界に向けた仕事がしたいと思っていたのでUターンはあまり選択肢にありませんでした。ただ、就活を続けているうちに「場所じゃなくて企業なんだ」と気づいたのです。地元九州の企業は、土地柄か韓国やその他アジアに目を向けた企業も多く、結果としてUターンをすることになりました。東京での企業で勤めていないので、単純には比較できませんが、現在の仕事にも満足しています。慣れ親しんだ地元なので、気心の知れた仲間がいることで、プライベートも充実しているのではないかと、個人的には考えています。

後悔している人の体験談

体験談①

生まれ育った地元での生活を夢見て、Uターンを行いました。最初は、居心地も良く地元感溢れる“距離の近い人間関係”にも悪い気はしなかったのですが、田舎特有の“お見合い話”が多くてうんざりしてしまいました。関係者の紹介ですので無下に断るわけにもいかず、一度お見合いをしたのですが断ってしまいました。 その後も、面倒見の良い方が「気に入るから」といってお見合いの話を引っ切り無しに持って来てくれるのですが、逆にそれがストレスとなってしまい、地元に嫌気が差してしまいました。そして、私は逃げ帰るように東京に戻ってきてしまったのです。それ以降、実家に帰るのもためらわれます。

体験談②

地元の友人が多かったので、Uターンを決意して戻ってきました。大学時代なかなか会えなかった友人たちとの毎日は、とても充実していたのですが転勤により多くの友人が東京に行ってしまい、大学時代とは逆の環境になってしまいました。当初は問題なく過ごしていたのですが、職場には同じ世代の友人はいない、恋人もいないなかで徐々に孤独が募ってきました。会社と家の、行ったり来たりで、刺激のない地方での生活もただのつまらないものになったのです。結局、長くは続かず東京の企業に転職を決意しました。

Uターン就職を成功させるためには情報収集が大切!地元の特色と課題を把握しておこう

慣れ親しんだ地元で働くのは、安心できる要素がある一方で不安が大きいのも事実でしょう。給料水準、交通機関、周辺施設などは、やはり都会には勝てません。その中で、Uターン就職をするのならば「どのような部分にメリットを感じるのか?」を自分の中で明確に決めておくことが大切です。今後の人生を大きく左右する決断ですので、慎重に考えてくださいね。

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