2019年11月05日(火) 更新

内定先への年賀状・寒中見舞いの返信マナー【例文あり】

内定先から年賀状を頂いた場合

内定先からの年賀状への返信は、必ずしも出さなくてはならないというわけではありません。正直なところ、返事を出すかどうかは、個人の判断です。では、内定者は内定先から年賀状をもらった際、どう行動すればマナーとして正しいのでしょうか?

内定先から年賀状が届いたら返信するべき

内定先は、今後お付き合いをしていく会社でもあります。ビジネスというシーンを考慮すると、そういったモノに対しきちんとした、対応ができるかどうかが、重要となってくるのです。社会人のマナーとしては、やはり、内定先から頂いた年賀状は必ず返すべきでしょう。また、内定先から年賀状を待っているのではなく、内定者から年賀状が元旦に届くように、送ってる人もいます。印象が良くなるので、同期と差をつけるには年賀状はうってつけでしょう。

1月7日までに届かない場合は「寒中見舞い」に切り替える

年賀状は松の内の1月7日までに、届かせるのがマナーです。なので、その時期を過ぎてしまったら、寒中見舞いとして、出しましょう。
対応として内定先に送る寒中見舞いの書き方は、

①「寒中お見舞い申し上げます」で始める
②年賀状を頂いたお礼
③年賀状を出しそびれた事に対するお詫び

と、なっていますので、このように続けて書きましょう。社会人はマナーを守った対応が求められるので、参考にしてください。

内定先に送る年賀状や寒中見舞いのマナーとは?

内定をもらった企業へ送る年賀状や寒中見舞いは、しっかりマナーを守ることが大切です。内定者はこれから社会人として勤めていくのですから、印象を悪くしないように注意しましょう。では、具体的なマナー違反と、正しいマナーを活用して好印象を持たれる方法を見ていきます。

寒中見舞いに年賀ハガキを使うのはマナー違反

意外と知られていなのが、寒中見舞いに年賀ハガキを使うのはマナー違反という点です。寒中見舞いは新年のあいさつではありません。なので、余った年賀ハガキを使うのはNGです。官製はがきか、寒中見舞い用はがきにしましょう。もし、年賀はがきが余っているなら、ペンで線を引いて「書き損じ」にします。そして、手数料を払って別の官製はがきか切手類に交換してもらいましょう。

賀詞は目上の人に使わないのが正しいマナー

また、賀詞にもしっかりとしたマナーがあります。【迎春】【賀正】などの漢字1~2文字の賀詞を使う場合、十分に気をつけてください。この賀詞に関しては、目上の人から目下の人宛に書く表現であり、上司や目上の人にあてた、年賀状では使うと失礼にあたります、使わないようにしましょう。内定先の企業としても、内定者から年賀状をもらえば嬉しいもの。文章や字が丁寧だったり、真摯な対応をしてくれる、内定者は、より好印象になります。マナーを守って年賀状を作成しましょう。

内定先に送る年賀状や寒中見舞いの例文

内定先の企業へ年賀状や寒中見舞いは出さなくてもOK、という意見もありますが、できる限り年賀状や寒中見舞いを送るようにしましょう。ここでは、例文を用意してみましたので、内定者は内定先へ年賀状を送る際、参考にしてください。

例文①:内定先(採用担当宛)への年賀状

例文

新年明けましておめでとうございます。本年も何卒宜しくお願い申し上げます。昨年は就職活動において●●様にお世話になりましたこと改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。
今春より、貴社にて就業させていただきます。面接でお話致しました通り、●●●を実現させたいと考えておりますので、今後ともご指導、ご鞭撻のほど何卒宜しくお願い致します。

例文②:内定先(株式会社○○御中宛)への年賀状

例文

新年明けましておめでとうございます。20●●卒にて内定を頂きました▲▲大学の■■と申します。今春より貴社にて就業させて頂きますので、何卒宜しくお願い申し上げます。私はーーーーという理由からこの度貴社への入社を決断致しました。
会社の成長に、そして自分自身が掲げた目標をクリアできるよう、精一杯頑張って参ります。今後ともご指導、ご鞭撻のほど何卒宜しくお願い致します。

あなたのマナー力はどのくらい?

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内定先から年賀状が届いたときは1月7日までに返信しよう

内定先から年賀状が届いたときのマナーとして、内定先から年賀状を頂いたら1月7日までに届く対応をとりましょう。年賀状は、寒中見舞いなど、企業とはいえやはりもらえると嬉しいものです。その際には、入社後の抱負や前向きな言葉などを書き添えたりと、さりげなくやる気アピールを加えたりすると好印象です。注意しておきたいのが、年賀状の時期を過ぎてしまうと寒中見舞いとして返さなければならないことです。これから社会人として働いていくわけですから、それなりのビジネスマナーをしっかりと身に付けるようにしましょう。

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