森永乳業が行っている取り組みと評判

森永乳業は乳製品などの食品を製造・販売している

森永乳業は、牛乳・乳製品・アイスクリーム・飲料などの食品を製造・販売しています。練乳の「森永ミルク」は創業以来の商品です。牛乳だけでも様々なブランドを持っていて、ヨーグルトの看板商品「アロエヨーグルト」は一時大ブームとなってモンドセレクションで金賞を受賞した商品です。その他にチーズやアイスから健康食品や介護食などまで幅広く展開しています。海外との提携ブランドもあって、KRAFTやLipton、Sunkistなどの商品も扱っているのです。

価格政策などにより業績は過去最高益となっている

森永乳業の2016年3月期の売上高は、6,015億円と過去最高益となっています。営業利益は143億円で前年比110%増、純利益は105億円で大幅に増益となりました。その理由としては原材料のコスト高騰のため、価格政策を行い利益を得られたのと、プレミアム訴求が成功したアイスクリーム「モウ」やギリシャヨーグルト「パルテノ」の拡大が大きかったといえるでしょう。

森永乳業は健康志向の高まりに応える取り組みをしている

森永乳業は健康志向の高まりの需要に応えるべく、ヨーグルトなどにさらに機能性効果を付加することで価値を向上させようとしています。さらに美容という新たな視点も組み込み、ヨーグルトの新商品を投入する方針です。また国内だけではなく、国外への進出にも力を入れていて、ドイツや東南アジアでの商品展開を加速させていくと発表しています。

「おいしいの共感の輪を広げること」が企業活動の基本

森永乳業は7つのステークホルダーに「おいしいの共感の輪を広げること」を企業活動の基本として、それぞれ取り組むべきテーマを掲げています。社会に対しては、事業の基盤となる酪農を多方面でサポートするという活動を行なっているのです。また職場においては、自分の業務以外の現場に同行できる「活き活きプロジェクト」を展開していて、業務の枠を超えた職場づくりなどを行なっています。

森永乳業は給与や福利厚生の充実に対する評判が良い

やはり業界でも大手なので、給与に対する満足度や安定性、福利厚生の充実に対する評価が多く見られます。またノー残業デーや休みを取りやすい制度を導入しているので、ワークライフバランスもしっかりしていて、公私が充実している人が多いようです。職場は若い年齢層も多いので、活気があり意見も発しやすいという風通しの良さが特長になっています。

臆せずに発言できるような積極性が求められる

森永乳業は若い社員も多く、自分の意見を発言できまた認めてもらえる社風があるので、どんどん臆せずに発言できるような積極性が大切になってきます。また日々口にする食に関する商品を扱うので、それらに対してどれほど品質管理が徹底されているかをどの社員も知る必要があります。現在は海外進出にもとても力を入れているので、今後は語学力も重要なスキルといえるでしょう。

森永乳業に受かるための志望動機例文はコチラ！

私は食品に興味があり、食品は生活に欠かせないものだと思い、食品業界である貴社を志望しました。私は貴社の「森永ココア」やアイスの「ピノ」ヨーグルトの「ビヒタス」が好きです。私は学生時代、課題研究で食品販売に取り組みました。販売促進のために、広告を作成したり、学校でPRするためにスライドを作成して発表したりなど、グループで協力しておこないました。私は協力して取り組むことが得意です。このことを活かして、私は貴社では食品開発に取り組みたいと考えています。お客様のニーズに応えられるような商品をつくっていきたいです。

健康志向を意識する森永乳業は給与に対する満足度や安定性への評判が良い

以上、森永乳業が行う取り組みと評判についてでした。森永乳業は乳業業界の中でも歴史が古く、そして日本で初めて作った商品、唯一の商品がとても多い会社です。現在は子供の粉ミルクから介護食まで、幅広い年齢層の食事をカバーしています。売上も好調で、酪農が衰退し少子化が問題となっているこの業界の中でも生き残っていける会社だと認められてもいます。今後は海外進出も含めて、さらに乳業業界で発展していくことが期待できるでしょう。