古河機械金属の事業内容と知りたい評判

古河機械金属のイメージとは？

キャリアパーク会員の就活生を対象に「古河機械金属に対するイメージを以下から選んでください(複数選択可)」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

■調査方法：キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時：2017年3月15日
■調査元：ポート株式会社
■調査対象者：キャリアパーク会員の就活生
■質問内容：「古河機械金属に対するイメージを以下から選んでください(複数選択可)」

多くの就活生が、古河機械金属に対して「やりがいのある仕事ができそう」というイメージを持っているのがグラフから分かります。ついで多かったのが、「研修が充実していそう」というイメージでした。 そんな古河機械金属はどのような事業を展開しており、最近はどういったことに取り組んでいるのでしょうか。評判も合わせて見ていきます。

古河機械金属の主要事業は産業機械の開発事業

古河機械金属の主要な事業となっているのが、産業機械の開発事業です。石炭や鉱石などの掘削用機械の開発を得意としており、ドリルやライトを搭載した機械を資源発掘の現場に供給しています。また、これらの技術を活かして産業廃棄物処理施設の建設事業にも携わっており、ゴミの削減やリサイクル活動などに一役買っている企業です。

ドリルやコイルの売れ行きが悪く業績は減収減益

古河機械金属の近年の業績を見てみると、今期は減収減益となっています。採掘現場で使用されるドリルやコイルの売れ行きが芳しくなかったことが業績を押し下げたひとつの要因となっています。ただ、今期からJR東海が計画を立てているリニアモーターカー事業に関する産業機械の受注が多く見込めるため、業績の回復が見込まれています。

古河機械金属はクレーン分野の事業を強化している

古河機械金属の最近の取り組みとして顕著にみられるのが、クレーン分野の事業強化への取り組みです。クレーンは建設現場だけでなく、ゴミの焼却施設や産業廃棄物処理場でも使用されています。そのため、トラックに装着できるクレーンや手足のように自由に単体で動かせるクレーンの研究開発を進めて、現在は実用化にこぎつけています。

CSR活動として地元の中学校との交流活動をしている

古河機械金属がCSR活動として取り組んでいるのが、地元の中学校との交流活動です。定期的に地元の中学校を自社の社員が訪問して、古河機械金属の事業内容や産業機械の新しい技術などを紹介しています。また、中学生を自社の工場見学に招待して機械や部品、素材などの製造過程を実際に見てもらって学術振興に繋げています。

古河機械金属は自社開発した機械が大きく活躍している

古河機械金属の評判として多く聞かれる意見が、自社の開発した機械が産業界で大きく活躍していることです。ドリルやクレーンなどは、建設現場や資源発掘の現場で使用される機会が多いので耐久性と安全性に優れていなくてはなりません。そのためどの企業も開発できるわけでなく、古河機械金属だからこそ開発できる分野なので社員は誇りに思っています。

機能面やデザインを考え続けられる社員が理想

古河機械金属では産業機械の開発をメインにおこなっていることから、各現場に合わせた機械の研究開発が必要になってきます。競合他社の開発した機械も参考にしながら機能面やデザインを考え続けられる人が理想の社員像と言えます。また、耐久テストや安全性を確認するテストは必ず実施することになるので、そうしたチェックを細かく出来る人も理想の社員です。

古河機械金属の現状分析

古河機械金属の企業情報からわかる事業内容・状況について解説します。売上高に関しては、前年比で3億減の1615億となりました。しかし、営業利益は横ばいの80億となりました。今後はカテゴリートップ・オンリーワンを基軸として成長する企業のグループを目指します。その方針として具体的に４つあげられます。強化し機械事業の持続的拡大、人材基盤の拡充・強化、企業価値向上に資する、投資等の積極的推進を軸に今後の成長を図ります。また拡大が期待される海外市場に注力を置き売上の上昇を狙います。（現在の海外売上比率は20%程）

産業機械の開発事業を行う古河機械金属は自社開発した機械が産業界で活躍しているのが評判

建設現場や資源採掘の現場で使用されている産業機械を開発している企業が古河機械金属です。鉱山や地面を削る際に使われる掘削機、土砂や産業廃棄物を移動させるクレーンなどの開発をおこなっています。これらの機械は、産業の現場に欠かせないものであり安全性を求められるものです。そのため研究開発の段階で幾度も安全性テストを実施しています。