2020年07月31日(金) 更新

内定通知は電話でどのようにくるのか|連絡がくるタイミングや受け答え方についてもご紹介

内定の連絡は電話が多い

調査方法:twitterを使用して学生にアンケート
調査実施日:2017/1/23 投票数:164

最終面接の結果連絡の手段についてアンケートをとったところ、全体の77%の方が「電話」と回答しました。

最近は、内定結果の連絡をメールでする企業も増えてきているようです。この記事では最終面接後の内定通知の一般的な連絡方法やタイミングなどについて説明していきます。

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内定通知の連絡は3日~1週間が一般的

最終面接の結果連絡は、3日~1週間後にくるケースが多いです。企業が内定通知をする場合は入社人数の調整などがあるため、即日に連絡がくることは少ないといえます。

採用人数が多い大企業などの場合は選考に時間がかかるため、2週間程度時間を要する場合もあります。企業の採用人数に対する応募者の割合なども参考にしましょう。

内定の電話があったときの対応法【ケース別】

企業から内定の連絡がきたら、喜びで舞い上がってしまう学生も多いのではないでしょうか。企業説明会に足を運び、企業研究や筆記試験対策などに注力した結果、見事に選考を突破して内定を勝ち取った喜びは、さぞかし大きいことでしょう。

ですが、嬉しさのあまりに採用担当者との受け答えがおろそかになってはいけません。内定を承諾する場合と内定を保留にしたいケースでは対応が異なりますので、最終選考を終えた学生は、最後まで気を抜かず、内定連絡の応対方法を頭に入れておきましょう。

承諾する際は意思表示をはっきりしてお礼を述べる

まず、内定を承諾する場合の対応方法について説明していきます。電話の相手はこれから一緒に働く企業の社員であるため、緊張のあまり早口になってしまったり、相手の話が頭に入ってこないといったケースも考えられます。

まずは少し深呼吸して落ち着いてから、採用してくれたことに対してお礼の言葉を述べましょう。それから、内定を承諾する旨を丁寧に伝えます。

内定の承諾をする際は、自身の意思表示をはっきり伝えることが大切です。ただ単に「ありがとうございます」とお礼を言うだけでは、学生に入社の意思があるのかどうか分かりません。「是非働かせていただきます」といったように、明確な意思表示をしてください。

さらに、入社後の意欲や熱意を伝えると、採用担当者にも良い印象を与えることができます。

用条件は最終面接後に確認しておく

内定を承諾したら、気になることは企業の雇用条件です。募集要項を確認はしているでしょうが、変更がないか今一度確認するようにしましょう。

この企業の内定を受けて、他の企業を断った後で、給与が断った企業と全然違った場合、落胆が大きくなります。承諾をする前に、確認し納得したうえで承諾するようにしましょう。

保留したい場合は理由を述べ回答までの期間を相談する

内定連絡を受けた時に、他の企業からも内定をもらったり、本当にこの企業で働けるのか不安、などといった理由から、もう少し考えてから返事をしたいという学生もいるでしょう。

このような場合は、内定を保留する理由を伝え、返答までどの程度の期間をもらえるかを相談してください。内定の保留に対して後ろめたく思い、保留する理由を曖昧にしてしまうと、採用担当者は「この学生は入社する意思がないのでは」と感じてしまう恐れがあります。

すぐに内定の承諾をしないからといって、それが失礼になることはありません。内定を保留したい場合は、相手が快く返答を待ってくれるように、保留の理由を明確に伝えることが大切です。そして、採用担当者と約束をした期間内に必ず返答をしましょう。

ろ向きと思われない対応が必要300

内定を保留する理由を伝える際は、正直に「他に内定した企業と迷っているので」と伝えてはいけません。このような言い方をすると、企業側としては「自社は他の企業よりも入社意欲が低いのか」と思われてしまいます。これでは企業に対して失礼ですし、学生の印象も悪くなります。

内定を保留にしてもらう際には、内定に対して後ろ向きと思われない対応をする必要があります。それは、その企業を第一志望として入社したいという意欲を伝えることです。

「御社が第一志望であり、是非入社したいと考えているが、他社の最終選考の結果を踏まえたうえで判断したい。」などと伝えるとよいでしょう。この時、他社が第一志望であることを言わないように注意してください。

内定の連絡がメールだった場合は返信をする

電話ではなく、メールで内定の連絡をする企業もあります。その際は、内定連絡のメールを見落とさないよう、最終選考後は忘れずにメールボックスのチェックをしてください。

内定の連絡をメールで受けた場合は、どのような返信をしたらよいのでしょうか。はじめてメールで内定通知をされたら、どう返信してよいか悩む学生もいるでしょう。

以下の項目では、内定を承諾する場合と保留にしたい場合の例文をご紹介します。どちらのケースでも、連絡を受けた当日に返信をするのがベターです。遅くとも翌日までには返信をしてください。

承諾する場合のメール例

内定を承諾する際のメールを書くにあたって大切なことは、採用に対するお礼を述べることと、入社後の意気込みを伝えることです。以下に例文を交えて説明します。

件名:内定のお礼

〇〇課〇〇様
いつもお世話になっております。〇〇大学〇〇学部の〇〇〇〇と申します。
このたびは内定のご連絡をいただきまして、ありがとうございます。
喜んでお受けさせていただきます。
貴社より内定をいただけたことを、大変光栄に思っております。
入社後は一日でも早く貴社の業績に貢献できるよう、日々精進いたします。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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署名
~~~~~~~~

このように、まずは内定を頂いたことに対する感謝の気持ちと、内定を受ける意思表示を伝えます。それに加えて、入社後の抱負や目標などを述べると、さらに熱意のこもった文章になります。

保留にしたい場合のメール例

次に、内定を保留にして欲しい場合の例文について、ご紹介します。内定保留のメールを書く際のポイントは、保留の理由を伝えることと、回答までの期限を提案することです。

件名:内定保留のご相談

〇〇課〇〇様
いつも大変お世話になっております。〇〇大学〇〇学部の〇〇〇〇と申します。
先日は内定のご連絡をいただきまして、ありがとうございます。
入社のお返事について、大変恐縮ですが、回答を〇月〇日までお待ちいただくことは可能でしょうか。
改めて家族と十分に話した上で判断したいと考えております。こちらの都合によりご迷惑をおかけして大変申し訳ありませんが、ご理解いただければ幸いでございます。
何卒よろしくお願いいたします。
〇〇大学〇〇学部〇〇〇〇」
このように、内定を保留にする場合も、まずは内定に対するお礼を述べたうえで、保留にしたい理由を伝え、回答までの期間を提案しましょう。
~~~~~~~~
署名
~~~~~~~~

不合格の場合は電話ではなくメール連絡が一般的

「お祈りメール」と呼ばれる

不合格の場合は、電話ではなくメールで連絡がくるケースがほとんどです。就活生に対して、不合格の連絡を電話ではしづらいという企業が多いのでしょう。

不合格メールは、「お祈りメール」と呼ばれることもあります。不合格のメールには、最後に「○○様の今後のご活躍をお祈りいたします。」という文面が入っているので、「お祈りメール」という呼び方がされているのです。

就活の軸を定めておこう

働くということに考える場合、就活の軸を定めておくといいでしょう。就活は内定を得ることが目的ですが、内定を得て入社した後も自分の選択に自信を持つことで、本当に就活が成功したといえます。しかし、就活の軸を定めることは難しいです。

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内定の連絡が何もない場合の対応

最終選考を終えて、緊張しながら内定の連絡を待っていても、企業からなかなか連絡が来ない場合があります。そもそも、選考後から内定の連絡が来るタイミングとは、一般的にどの程度の期間なのでしょうか。

選考の結果、不採用と判断した学生に対しては、いつまで経っても内定の連絡をしない企業もあるようです。

このような場合、学生は採用か不採用なのかが分からず、どのように対応したらよいか困ってしまうでしょう。次項では、内定の連絡がない場合の対処法について、ご紹介していきます。

不合格の可能性もある

不合格者に対して、電話もメールもしない企業も存在します。その理由は、「合格・不合格を伝えずにキープ要員を作るため」や「内定者だけにしか連絡しない方針」など企業によってさまざまです。

内定通知の電話を待っている就活生からすれば、次の行動に移ることができない迷惑な行為といえるでしょう。

2週間たっても通知がない場合は連絡する

最終面接から2週間たっても通知がこない場合は、こちらから連絡しましょう。

連絡が遅れている理由を説明してくれる企業であれば、あと数日連絡を待つように言われるかもしれません。電話で連絡する場合は、まだ選考中であることも考慮して丁寧な対応を心掛けることが大切です。

内定通知は最終面接から3日~1週間後に電話で言い渡されるケースが一般的

内定通知の連絡は、最終面接から3日~1週間後を目安に電話で伝えられるケースが多いです。最終面接から数日間は、電話の着信を気にして過ごすようにしましょう。

内定通知の連絡は午前中にくることが多いです。ただ、企業の業務状況などによっても左右されるため、営業時間を確認して日中は電話を取れる態勢を整えておきましょう。内定通知の連絡には、丁寧な対応を心掛けてお礼を忘れずに言うようにしましょう。

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