2021年09月10日(金) 更新

志望動機に「成長性や将来性」について記載する際の書き方

志望動機に「成長性や将来性を感じた」と書くことは良いことなのか

志望動機に、「貴社に成長性や将来性を感じた」という記載する就活生がいます。

企業の将来性について記載する場合、書き方によっては上から目線と採用担当者に捉えられてしまう場合もあります。

そのため、企業の将来性について記載する際は、書き方に注意しなくてはいけません。

就活生は志望動機に「成長性や将来性を感じた」と記載するときの注意点を知っている?

就活生の回答

キャリアパーク会員の就活生を対象に「志望動機に「成長性や将来性を感じた」と記載するときの注意点を教えてください!」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

  • 上から目線にならないようにする
  • 曖昧になりすぎない、具体例を書く
  • 将来性成長性の何を感じたのか
  • その企業の業界の将来性も踏まえる

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月7日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「志望動機に「成長性や将来性を感じた」と記載するときの注意点を教えてください!」

就活生の多くは、志望動機に「成長性や将来性を感じた」と記載するとき、注意している点があると分かりました。

「曖昧になりすぎない、具体例を書く」や「将来性成長性の何を感じたのか」など、抽象的な表現・内容にならないように気を付けているようです。

本ページでは、志望動機に「成長性や将来性を感じた」と記載するときの注意点について紹介していきます。

採用担当者は「御社の成長性や将来性に惹かれました」をどう見るか?

履歴書にもエントリーシートでも必ずあるのが、志望動機の欄です。志望動機が、採用に大きく関わる非常に重要なポイントである事は言うまでもありません。採用担当者の注目度が高い箇所と言ってもいいでしょう。

志望動機のマニュアルなどを見ても「御社の成長性に魅力を感じた」や「御社の将来性に引かれて志望しました」などがおすすめの志望動機として紹介されているケースも少なくありません。しかし、そうした志望動機は採用担当者から見ると「ありきたりな志望動機」なのです。

志望動機に成長性や将来性と書く応募者は無数にいる

採用担当者は採用時期、多数の履歴書やエントリーシートに目を通します。そのなかで、「将来性を感じた」や「成長性に惹かれた」と記載する就活生が多い場合、マンネリを感じるケースもあります。

採用担当者によっては、「自社の何を知っていたら将来性を感じるのか?」と疑問視する場合もあります。

ですが、だからと言って志望動機の題材が将来性や成長性に関して記載してはいけない訳ではありません。志望理由を将来性にするのであれば、しっかりとした根拠を持たせるべきなのです。

内容によっては低評価に繋がってしまう

そもそも「成長性や将来性を感じた」という言葉は、理由ではなく個人の感想です。そのため、具体的な内容がなければ、「そうですか」と聞き流されてしまうのです。よって、この将来性を志望動機として使うのであれば、具体的な根拠が必要になります。

具体的になぜ成長性や将来性を感じたのかを伝えることは、同時に企業研究の成果を伝えることにもまります。逆に言えば、企業研究が十分にできておらず、企業を理解していないのであれば、将来性について志望理由としないほうがいいいのです。

一般的に自分の想いを伝えるにあたっては、その理由を根拠立てて示すのが、相手も納得感があります。そのため、将来性にを志望動機としたいのであれば、企業研究を十分におこないましょう。

志望動機に将来性を書くなら理由を具体的に述べる

就活生として、衰退が見える会社よりも、これから将来性や成長性のある会社で働きたいと願うのは当然でしょう。

そうした理由から志望動機の欄に「将来性を感じた」や「成長性に惹かれた」と書く応募者が多いのですが、重要なのは「何故そう感じたのか?」を明確に答えられるかどうかという事です。

志望動機が思いつかない時は、ツールを使うのが一番オススメ!

志望度はあっても、上手い志望動機が思いつかいなくて悩んでいる就活生は多いです。「その会社じゃないといけない理由」なんてなかなか思いつきませんよね。

無料の「志望動機作成ツール」を活用しましょう。簡単な質問に答えるだけで、熱意がなくても、強みが伝わり採用したいと思わせる志望動機が完成します。

ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。

その志望動機はきちんと調べたうえで書いているか

志望動機を考える前には、その応募先の企業について十分に調べる必要があります。

採用担当者が応募者をどこで判断するかは、企業研究したうえで志望の理由があり、志望理由について自分の考えを述べているかどうかです。

成長性や将来性で言うなら個人も企業も同様ですが、企業の何を見て・知って志望動機に書いているのか?を、記載しましょう。

業界、会社、市場規模、売上の推移、数字面での成長性、経営理念など、下調べをきちんとおこない、自分の志望動機に根拠を持たせることが重要なのです。

成長性や将来性を書いた根拠を面接で聞かれる場合もある

「成長性や将来性を感じた」と書くにあたって、根拠を考えておくのは面接のためでもあります。

一方的に想いを伝えるだけの応募書類とは異なり、面接は回答に対する質問が行われます。この言葉のように曖昧な回答をすれば、深掘りされるのは自然なことといえるでしょう。つまり、この言葉を使うにあたり、根拠まで考えておかなければ、面接でつまずくことになります。企業の面接では、作成した応募書類を元にした質問が向けられることが少なくありません。

どこに成長性や将来性を感じたのか質問されることは容易に想像されます。このとき答えられない場合、考えなしに応募してきたと思われるため、評価は下がってしまうでしょう。よって、面接をパスするためにも、しっかりと根拠を考えておくことが重要なのです。

成長性を記載する際は自分の考えを加える

志望動機に成長性や将来性について記載する場合、淡白に「御社の成長性に魅力を感じました」や「将来性を感じた」だけでなく、プラスアルファで何か一言を付け加えるべきでしょう。その一言があるだけで、採用担当者は「ああ、この学生はしっかりと下調べをしてきているな」と感じるのです。

そうした一言でやる気が採用担当者に伝わり、内定の可能性も高まると言っても良いでしょう。では、志望動機の欄に具体的にどのような一言を付け加えれば良いのでしょうか?

熱意がなくても3分あれば受かる志望動機を作れます

何社も選考に応募するとなると、正直、受かりたいけど熱意が低い企業もありますよね。実は、熱意がなくても受かる志望動機を作ることは可能です。

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具体的な数字や業界の動向を志望動機に加える

具体的に志望動機にどのような一言を加えるのが良いのか?採用担当者が惹かれる表現を見てみましょう。

■○○業界はここ数年で○○%の伸びを見せており、その中での御社のサービス提供と経営方針に将来的な成長を見ながら、自身の強みである精神力と行動力を武器に最前線での活躍と成長を願い、応募しました。

■○○年には○○業界の市場規模は○○円に達すると見られ、その中でも御社の○○の商品には国内だけでなく、今後アジアを始めヨーロッパ圏へも広がることができる可能性を感じた。こう感じた理由としては、大学3年の留学で中国に行った際に普段使用している○○が無いことにより、生活で不便さを感じた。○○の無い生活から有る生活になることで、ビジネスマンはより生活に無駄がなくなり、仕事が充実するだろう。

このように、具体的に調べてきた内容と熱意を志望動機に盛り込むことが重要です。ただ上辺だけの言葉を志望動機の欄に並べただけでは、採用担当者には見透かされると思った方が良いでしょう。

自分の将来の夢やビジョンとも絡める

企業の成長性や将来性を志望動機にする場合、その成長や将来を作るのが自分だという意識を持つことが大切です。

なぜなら、企業は成長性や将来性を高めるために採用活動を行っているためです。つまり、成長性や将来性を形作るのは外ならない応募者と言えます。よって、もし志望動機に成長性や将来性を書くのであれば、自分の将来の夢やビジョンも書き加えましょう。

可能であれば、その企業に感じた成長性や将来性が、自分の力でどのように大きくしていけるのかを示す方法がおすすめです。

これにより、企業側は企業研究をしただけではなく、働くうえで具体的なビジョンを持って応募してきたと判断します。働く姿が想像できるというのは、高評価のポイントとなるため、これができるかできないかで採用確率は大きく変わります。

志望動機に将来性や成長性を書くなら根拠と今後の携わり方を述べよう

志望動機に「会社に成長性や将来性を感じた」と記載する事に関して解説してきました。。志望理由として記載するのであれば、業界研究た企業研究を十分におこないましょう。

そして、将来性を企業のどの部分から感じ、どのように自分は携わっていきたいのかも合わせて記載することで、採用担当者の納得感ある志望動機が作成できます。

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