2020年06月23日(火) 更新

【内定がもらえない原因】特徴20例と内定を勝ち取るノウハウ

内定がもらえない人は共通した特徴がある

周りが内定を獲る時期になり、自分は見送りのメールばかりで、なかなか内定がもらえないと、焦っている就活生はいませんか?

内定がもらえない場合、自分に何が足りないのか、就活の基本から振り返ってみることも大切です。

本記事では、なかなか内定がもらえない就活生のために、内定がもらえない特徴と改善点を紹介します。自分に当てはまるものがある場合は、1つ1つ解決していきましょう。

内定がもらえない人に共通する特徴20例

原因追及と一言で表してもそれができれば苦労しないものですよね。原因を追究はしているものの何が原因なのか分からない人もいることでしょう。そんな就活生でも、原因を突き止められるように、内定がもらえない人に共通する特徴をご紹介します。下記で上げられた特徴に合致すればするほど課題が山積もりということになりますが、対処することで内定へ近づけるようになるでしょう。

特徴①:企業との間に考え方にズレがある

企業や面接官が求めている人材は、お世話されるだけの人間ではなく、共に会社の今後を考え、導いてくれる可能性のある人材。つまり、会社に利益をもたらしてくれる人材です。

就活生の勘違いパターン

  • 「入社さえすればゴール」
  • 「とりあえず条件が良いから受ける」
  • 「受かるための対策をする」

現在のビジネスシーンでは、新入社員であっても、企業は即戦力を欲して人材を採用しているところもあるのです。このように、内定がもらえない人と企業との間には、考え方にズレが生まれてしまいます。

特徴②:「建前」を当たり前のように言っている

「会社のためにがんばりたい、会社の発展のために貢献したい」この昭和の時代に使いまわされたセリフは「建前」のものだと、人事や面接官にすっかりばれてしまっている時代です。その意欲を買う会社は、おそらく今ある事を淡々とこなしてくれれば運営が上手くいく会社くらいです。

少しキツい言い方ではありますが、それだけ就活シーンも変わってきていることは、現在のビジネスシーンをみてもわかるはずです。会社のために頑張ることをアピールするのであれば、具体的な内容にしなければ意欲は伝わりません。

特徴③:入社後のビジョンが社内の活躍のみ

新卒採用はポテンシャル採用です。今持っている能力で採用しているわけではありません。

ここを勘違いしている人は、内定を掴むことが難しいかもしれません。「会社の中で何をするのか」ではなく、「この会社に入った上で、会社の外においても通用する何かをする」ということについて考えてみるべきです。

入社後のビジョンはこうあるべき!

  • この会社の技術力を生かして、世界に(日本に・業界に)通用する〇〇を創り上げたい
  • この会社で学べることを学べば、その後独立し〇〇することができる
  • この会社に〇〇を導入すれば、いまは実現していない〇〇が可能になる

多くの企業は、会社に利益をもたらしてくれるであろう人材を探しています。会社のことを考えている人材は、上記のような具体的な考えを持っているはずだと、企業側は考えているでしょう。

特徴④:受験と就活を同じように考えている

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内定をもらえない人が、多く勘違いしているのは、受験競争と同じ感覚で就活をしているためです。

受験勉強は学力テストでの試験ですから、テストの点数で評価されます。ただし、就活はそうではありません。

ビジネスは様々なスキルが求められます。ある一部のスキルの領域において、この業界は特に強いといったものはありますが、特別それだけで判断されるものではないのが、就活です。

それ以外にも就活では、仕事への考え方や捉え方、また人間性における性格も見られています。受験は学力で合格不合格が決まるのは確かですが、就活では、能力や価値観などを含めた人間性も見極めていますので、ここを勘違いしないようにしましょう。

特徴⑤:仕事を探す軸が定まっていない

就活をしていく上で“軸”が大切になってきます。たとえば、優先順位がどうなっているかなどです。とにかく給料が良いところがいい、大手じゃなきゃダメなど人それぞれあると思います。

しかし、内定がもらえない人には、軸がないケースが多いですの。「なんとなく応募した」というのが多いので、それでは熱意も弱いので内定をもらうことは難しいです。

特徴⑥:企業のことを知る努力をしていない

企業のことを調べずに書類を送ったり、面接を受けに行ったりしている学生もいますが、それでは、内定はもらえません。

企業がどのようなことをしていて、そのためにどのような人物を求めているか把握できないからです。落としどころが分からないままだと、受かるツボに沿って話ができないので、魅力的な人物に映りません。

特徴⑦:自己分析ができていない

就活中は自分を売り込まなければなりません。しかし、自分にどんな強みや弱みがあるのか把握できていなければ、自己分析はできていない証拠です。

自己分析は、就活では必須です。自己PRや強み弱み、企業とのマッチング具合など様々な場面で役に立つからです。過去の経験が語れると話に深みや信憑性が生まれるので、自己分析は重要と言われるのです。

特徴⑧:履歴書・エントリーシートの字が汚い

就活では、エントリーシートや履歴書を何十枚も提出しなくてはいけない場合もあります。腕が痛くなったり、時間がなくてどうしても字が走ってしまったりしますよね。

しかし、汚い字で提出することが内定を遠ざけている場合もあるのです。採用担当者も人間です。汚い字で提出されるよりも、綺麗な字で提出されたエントリーシートの方が好感を持ちます。元から字が汚い人もいるとは思いますが、「綺麗に書く」という意識はなくさない方がいいでしょう。

特徴⑨:面接に慣れていない

面接で緊張して、思っていることは話せずに見送りの結果を貰う就活生もいます。

普段、緊張の場に身を置くことが少ないため、仕方ないのかもしれませんが、ここを克服しないと内定はもらえません。 面接に慣れていないのは、経験値が少ないとも言えます。本命ではない企業でも受けて面接に慣れる必要があるかもしれません。

特徴⑩:質問に対して的外れなことを答えている

面接などでは、質問がいくつも投げかけられます。しかし、内定がもらえない学生は、その質問に的確な答えで返せていない傾向が強いのも特徴です。

面接官も知りたい情報を得られない上に、話が理解できない、コミュニケーション能力が低い印象を持ってしまいます。そのため、なかなか内定がもらえないのです。

特徴⑪:能力ばかりをアピールしてしまっている

就活生が陥りやすい特徴としては、スキルをアピールしてしまうことです。「○○のスキルがある」と言うことは確かにアピールとなるように感じますが、新卒がアピールするスキルは、社会人から見たら実用的では無い場合もあります。

選考で大切なのは、「スキルがあることにより、人事担当者にどう利益につなげた考えを持たせられるか」です。例えば、「速読」というスキルを持っていたとしましょう。確かにスキル自体はすごいですが、それ単体で会社の利益につながる可能性は少ないかもしれません。

利益に繋げやすいアピール

  • 「全般的な処理能力が高い」
  • 「努力して特殊な技能を身につけるのが得意」
  • 「向上心がある」

特徴⑫:身だしなみが整っていない

就活中は1着のスーツを使いまわす学生もいますが、身だしなみは選考に向かえるものでしょうか?商談をする際にはまずは第一印象を良くしておかなければならないからです。そうしたがことが身に沁みついている人たちが面接をしています。そのため、見た目もしっかり見られるのです。

シワや汚れが目立っていると、清潔感が失われるので、職種によってはそれだけで落とされる場合もあるでしょう。

特徴⑬:笑顔がなくて暗い

面接では、表情や雰囲気も見られています。接客業であればなおのこと笑顔が重要です。

どうしても面接だと緊張していつもの笑顔が出せない人もいるかもしれませんが、笑顔がないと暗い人という印象を与えてしまいます。「この人とは働きたくないかもな」と思われたら不合格になるので、表情には注意してください。

特徴⑭:姿勢が悪い

猫背な学生が増えてきていますが、この姿勢の悪さも相手に与える印象が悪くなります。また敬意を表すために姿勢をわざと低くして入室してくる学生もいますが、あまり良くは見えません。そのため、終始背筋は伸ばした姿勢で臨むようにすべきでしょう。

特徴⑮:「第一志望です」と言えない

今の学生は正直すぎて、それが仇となってしまっているケースもあります。第一志望以外には「第一志望です」と言えない学生がいるのです。実際のところ、選考で「第一志望です」といえなかった場合、デメリットしかありません。企業が設定する内定者の枠は、予算的にも厳正に決まっているのです。

第一志望ではない100点の就活生と、第一志望である90点の就活生ならば、多くの企業は後者に内定を出すでしょう。「第一志望ですか?」と聞かれた際には、必ず「第一志望です」と答えるようにしていきましょう。

特徴⑯:入社意欲が低い

入社意欲や熱意が低い学生は、どうしても内定をもらえていない傾向が強いです。企業としては、熱意をもって仕事に臨んでもらいたいものでしょう。そのため、入社意欲が低い学生よりかは、能力は低くても熱意が高い学生に出す傾向があるのです。

特徴⑰:相性の良くない企業に応募してしまっている

自分は○○業界に行きたいと思っていても、性格上合っていないケースもあります。そういうところに受け続ければ、それは落ちますよね。このようなことが起きるのも自己分析が不十分な証拠です。

特徴⑱:働いているイメージができていない

社会で働くイメージが持てずに、自己PRや志望動機が中途半端になっている場合も、内定がもらえない人の特徴です。

自分で入社後のイメージが付いていない人は、採用担当者がイメージつくはずがありません。自分はどのような働き方を目指し、どのように会社で働きたいのか、明確に伝えられることが内定に繋がります。

特徴⑲:覚えてきたことをただ言っている

面接という場はどうしても緊張するもの。緊張してもしっかりしゃべれるように回答を丸暗記してくる学生がいます。想定した質問が聞かれればすぐに答えられますが、突拍子もない質問がくると答えられなくなってしまいます。

また、暗記したものをいう時はどうしても一方通行になってしまうものです。これでは、面接官の心を掴むのは難しいでしょう。

特徴⑳:そもそも受けている企業数が少ない

落ちるのが怖くなっていき、徐々に受ける企業数を減らす学生もいます。しかしこの行為は自分で自分の首を絞めているようなものです。なぜなら分母が大きくなければ、受かる可能性も下がるからです。

自己分析の浅さは、人事に見透かされる

就活で内定を勝ち取るためには、自己分析をして自己理解を深める必要があります。自己分析を疎かにしていると浅い答えしか浮かばず、説得力のある回答ができません。

そこで活用したいのが、自己分析ツールの「My analytics」です。

My analyticsを使えば、36の質問に答えるだけで、あなたの強み・特徴を見える化できます。
My analyticsでサクッと自己分析をして、選考を突破しましょう。

内定者になるための方法22選

では、どのようにこの原因に向き合っていけばいいのでしょうか。原因が分かっても改善ができなければ意味がありません。そこで下記では、原因ごとの対処法をご紹介します。

方法①:徹底した自己分析

就活で内定がもらえない人は、何度も同じことをくり返さないように、自己分析をしましょう。内定がもらない人は何かしら必ず内定にたどり着けない理由があるはずです。

「なかなか内定をもらえない、その会社に対する熱意も愛情もしっかりと伝えているのに」こんな就活生はいませんか?インターン、本選考など、中々選考を通過出来ていない就活生でその様な悩みを抱えている人は多いでしょう。

もちろん、熱意は必要です。ただし、内定がもらえない人は、就活で陥りやすい勘違いをしています。学生と企業の見ている視点に大きな違いがあり、不採用になっています。内定がもらえない原因は、常に自分にあるという現実を覚えておきましょう。

方法②:今の会社を変える存在であるとアピールする

会社が求める人材

  • 今の会社を変えてくれる存在
  • 会社を次のステップに持っていける可能性のある人材
  • 会社に対して利益を約束してくれる人材

会社はおとなしくて言う事を聞いてくれる人であれば良いと思う時代ではなく。「自分のために会社を利用させてもらう」くらいの気迫を見せたほうが、面接官もぐっと引き寄せられるでしょう。

自分にとってこの会社はどんな価値があるのか。この会社に入ることで、自分が目指すものにどれだけ近づけるのか。そのような話題であれば、決して「入社がゴール」とはみなされないはずです。

方法③:十分なリサーチや会社への理解を深める

上記のような発言や考えをアピールするからには、この会社の現在の技術力や、この会社にいるからこそ得られる知識やコネクションについて、十分「リサーチ」しておかなければいけません。

そうしたリサーチを通して、自分のやりたい事と会社がやりたい事、会社を通じてやりたい事がマッチしている時に、この人にポテンシャルを感じて採用したいと企業は思う様になるはずです。入社内定を飛び抜けたゴール設定が、求められる時代に突入していますので、ここを勘違いしないようにしましょう。

方法④:相手の価値観に擦り合わせに行く必要は無い

何も受かりたいからと言って向こうの価値観に合わせて行く必要はありません。「自らの意思と相手の意思が重なり合うか?」だけを意識した就職活動を行うべきです。結果的に入社後のギャップを感じるよりも、今しっかりと意思決定をする事が重要です。就活では、自分とマッチした会社や企業を選ぶといいでしょう。

方法⑤:人生設計を決めて譲れない部分を探す

就職における軸が決まらない人は、今後どのような人生を歩んでいきたいのか考えて、逆算していきましょう。また、何に比重を置いた生活を考えているのも併せて考えられると、より軸がしっかりしてきます。一軒家を買いたい、お金持ちになりたいのであれば、それなりに企業規模も大きく、給料が良いところでなければなりません。
また、ロマンを大切にしたい人は、仕事内容に着目する必要があります。自分の人生設計が大方定まると、○才までにどうなっていなければならないのかが見えてくるので、企業を選ぶ軸が見つかるのです。この軸がしっかり決まることで、言葉にも深みが増し、面接を受ければ受けるほど、進化していくので、通過率がアップしてくるでしょう。

方法⑥:新聞・ニュース・企業サイトを見て業界研究を行う

企業のことを知る前にその企業が所属している業界なども知っておかないと、企業がどの位置に立っていて、今どのような時期を向かえているのかが分かりません。業界を知るためには、新聞やニュースを見ることで把握できます。最初は何を言っているのかチンプンカンプンかもしれませんが、次第に分かるようになるでしょう。その時こそ無い内定を卒業できる時です。

また、企業について知りたいのであれば、企業サイトを端から端まで見ましょう。余裕があれば、トップのSNSなどもチェックするといいでしょう。

方法⑦:過去の出来事を時系列でまとめて自己分析を行う

自己分析の王道の方法としては、過去の経験を時系列でまとめるものです。いわゆる自分史のようなものを作ることになります。

これは思い出せるところから書いていったり、時間がなければ、頑張ったことや挫折経験をした時などの、いわゆるターニングポイントに的を絞って書いていくこともできます。この自己分析の完成度が内定にも影響を及ぼすので、時間をかけて作りましょう。自己分析は、一度作れば一生使えるので念入りに作りたいものですね。

方法⑧:姿勢を正して字をゆっくり書くようにする

字は綺麗に越したことはありませんが、すべての人が字が綺麗というわけではありません。一時期すごく流行ったボールペン習字などを今からする時間もないと思うので、荒療治ですが字を綺麗に書けるようになるコツをご紹介します。まずは姿勢を正しましょう。実は姿勢も字を綺麗に書けるかどうかに関係しています。

また、就活中はどうしても時間に追われるので、殴り書きになりやすい物です。しかし、それでは面接官も読む気がなくなりますので、ゆっくり書くように心がけましょう。元から字が綺麗に書けない人でもこの2つのポイントを押さえることで綺麗に書けるようになります。

方法⑨:模擬面接をたくさん受ける

面接に慣れていない人はとにかく場慣れが重要になってきます。場数を踏みたいときは、模擬面接を受けることをおススメします。模擬面接であれば、本番さながらの練習ができ、アドバイスも貰うことができます。他の人からアドバイスをもらえることは、就活では貴重なので、時間が許す限り模擬面接を受けましょう。

方法⑩:質問返しをして聞かれた内容を把握する

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質問に対して求められた答えから外れてしまう人は、「質問返し」をしてみましょう。質問返しは、「自分はこのように受け取りましたが、間違いありませんか?」と確認する行為です。質問返しをして解釈が間違っていたら、面接官は「○○ということを聞きたいのです」と教えてくれます。これができれば、的を得た回答をすることができるでしょう。しかし、質問のたびに質問返しをしてしまうと、嫌がられるので多用は避けてください。

方法⑪:能力よりもポテンシャルをアピールする

内定をもらえていない学生は自分を卑下しすぎているかもしれません。何もアピールできるスキルがないと嘆く人がいますが、新卒採用はそもそもスキル採用ではありません。ポテンシャルに最も重きを置いています。そのため、スキルとかではなく、この可能性を感じさせればいいのです。

方法⑫:随時クリーニングに出したり寝癖を直してから面接へ行く

身だしなみは、気を付けていても面接官から見たらだらしないと映る場合もあります。スーツは特に汚れやすいので、適宜クリーニングに出した方がいいでしょう。1ヶ月を目安にすると丁度いいはずです。 また衣服のみではなく、髪型なども清潔感のあるスタイルにしましょう。おでこを出すようにしたり、前髪が目にかからない長さにしたり、どういう風な見た目にしたら清潔感があると感じてもらえるか、第三者の立場になって考えるとボーダーラインが分かりやすいはずです。

方法⑬:筋肉をほぐして明るい表情を心掛ける

笑顔は日常的に行っていないと筋肉が強張ってしまって上手くできないと言われています。そのため、毎日割り箸トレーニンングを行い、筋肉をほぐしつつ、口角を自然と上げられるようにしましょう。

割り箸トレーニング

  • 1.割り箸を前歯でくわえる
  • 2.くわえたまま口角をあげる
  • 3.口角を上げたらその状態で30秒キープ
  • 4.これを10回くらい繰り返す

この割り箸トレーニングを行うと口角をあげる筋肉をほぐすことができるので、表情が作りやすくなります。さらに表情を明るくしたいのであれば、表情筋を軟らかくするトレーニングも取り入れてみてください。

方法⑭:背筋を伸ばすことを意識して日常生活を過ごす

姿勢が悪い人は、それが常習化しているのでなかなか直すことは難しいかもしれません。しかし、意識するのとしないとでは全然違ってきますので、日常生活を送る中でも、常に背筋を伸ばすなど意識して過ごしてみてください。そのうち、正しい姿勢が癖になって猫背などが改善されるはずです。

方法⑮:「第一志望」と思い込んで面接を受ける

内定がない人は、そもそも行きたい企業というのもしっかり定まっていない人が多いようです。「○○に絶対入社したい」というのがない学生は、これから受ける面接などでは、「御社が第一志望です」と思い込んで、面接に挑みましょう。そう思い込むことで、企業にもよく映りますし、自己暗示もできます。

方法⑯:逆質問を活用して入社意欲を示す

入社意欲を示すのはどのような方法が効果的なのでしょうか。前のめりの姿勢でいたり、逆質問がこれでもかっと言うほどあったりすると、熱意を感じてもらいやすくなります。また企業研究が深くされていると、「熱心だな」と受け取ってもらえるので、入社意欲も高いと面接官は受け取ります。

方法⑰:自己分析をして波長が合う企業に応募する

自分の適性と合わないところばかり受けている結果、内定がもらえていないのであれば、まずは自己分析で自分の適性や性格を知らなければなりません。営業を希望していても、話をすることが得意じゃない、自分からアプローチすることができない性格の持ち主では、どんなに面接を受けても落ちてしまうものです。自分に合った仕事内容や企業を見つけるためにも、性格を把握して波長があう企業に応募するようにしましょう。

方法⑱:OB訪問・インターンシップで働くイメージを作る

社会に出たことがない学生に対して、働くイメージを持てと言っても無理難題だと感じてしまいますが、多少なりともそのイメージを付けられる方法があります。それは、OB訪問やインターンシップに参加する方法です。

OB訪問をすることで1日のスケジュールなどを教えてもらうことができ、今のポジションになるまでの経緯を知ることができると、“働くイメージ”がつきやすくなります。

方法⑲:要点だけ覚えておいて会話をすることを意識する

暗記型の人は、どうしても答えを暗記しがちですが、もしその返答内容を忘れてしまうとパニックに陥ってしまいます。そうなると元も子もない上に、面接という場はスピーチをする場ではありません。

会話をしてお互いに理解を深める場です。そういう場なので、丸暗記ではなく要点だけを覚えるようにしましょう。要点だけ覚えるようにすると忘れにくく、覚えていることを思い出しながら言うスタイルから脱せます。

方法⑳:場数を踏むために受かりそうなところを受けてみる

面接回数などが少ない人は、まずは分母を大きくするために様々な企業に応募しましょう。そして、経験を蓄積していって成功パターンを見出しましょう。この成功パターンを溜めるためには、受かりそうなところにも受ける必要があります。最終面接までたどり着くのが大変なので一発本番となる時の方が多いですが、そういう場面こそ場数が必要です。いくつか受かりそうなところも受けてみましょう。

方法㉑:採用担当者の側に立って考えよう

意外に就活生が忘れがちなのが、相手の立場に立って考えることです。つまり、就活生の場合は採用担当者の側に立つということになります。相手の立場に立つことで、質問の意図が見えたり、こんな答えだと魅力的に映るなと感じられたりします。「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」ということわざが示すように、相手のことを知ってから戦略を考えた方が内定まで近道です。

方法㉒:内定者にどんなことをしていたのか聞く

成功パターンは自分だけでは限りがあります。そのため、すでに成功している“内定者”にどうやって内定をもらったのか聞くのも有効な方法です。内定をもらうということは、内定がない人と決定的な何か違うところがあるものです。その違いが見つかれば、成功者の方へ近づける努力をすればいいだけの話になります。

内定がない学生は8月からの就活はスピードが大切

昨今の就活では、6月・7月で6割以上の学生が内定を獲得しています。8月・9月でも内定がもらえない学生は、少し今までとは違う行動をしていかなければ、10月の内定式までに内定をもらうのは難しくなるでしょう。 特に8月は、スピードがカギを握る月になります。

採用予定者数が満たない企業は短期決戦になる

なぜスピードがカギになるかというと、学生も内定がないことに焦りますが企業も焦っているからです。このままでは、目標人数まで達しない可能性があるため、結果連絡などがスピーディーに来るようになります。そのため、迅速な行動が必要になるのです。

大企業の二次募集もかかる頃合い

8月頃からは大企業も二次募集をかける可能性が高いです。二次募集が始まるとすぐに応募者多数のために締め切られたりするので、常にアンテナも張っている必要があるでしょう。 大手の二次募集の方が競争率は高くなりますので、常に企業サイトなどをチェックしておいてください。

内定がもらえない人は9月が最終追い込み

内定がもらえない人にとっては、9月は山場になります。この9月で内定をもらえないと内定式に間に合わないからです。そのため、学生も企業も最終追い込みをしていく必要があります。

内定辞退者の穴を埋める採用もあるので枠が増える

また、9月には内定辞退者も増加します。そのため、企業もその穴を埋めるために採用人数を多く募る時もあります。そこはかなり狙い目になるので、気になっている企業がある場合は、随時チェックしておきましょう。

10月になっても内定がもらえない場合は?

内定式がある10月までに内定がもらえない場合は、どうしたらいいのでしょうか。もう雇ってくれるところはないと感じてしまうかもしれませんが、感傷的になってはいけません。まだ採用を続けている企業は存在します。

自信の損失が原因になってしまっているかも

10月は就活生の中ではある種境界線になっているかもしれません。成功者と敗北者というように。 ここまで考えが沈み込んでしまう10月は、内定がもらえない原因も変異してくる傾向にあります。そのため、対策もシフトチェンジしなければならなくなるのが特徴です。 10月以降も就活を続けているのに内定がない際に考えらえる原因としては、「自信の損失」が一番大きいでしょう。そのため、対策としては自信を付け直したり、リフレッシュして一度初心に帰る方法が有効性は高いです。

中小企業などは選考を続けているところがある

10月以降になると、大手企業はほとんどが終了していますが、中小企業やベンチャー企業はまだ選考を続けています。卒業するまで、どこかしらの企業は募集しているので、諦めないでください。

10月以降の採用では内定数を聞かれる場合もある

10月を過ぎると、面接で質問する内容にも変化があります。企業としても、「この時期まで就活をやっている学生はどこかしらに難があるのではないか」と訝しみます。そのため、内定の数を聞いてきたりします。今まで1個もないとなると、「多少問題があるのかな?」と疑われ、内定を辞退したという人には、理想の会社をまだ探しているのかな?と考えます。 今までにされなかった質問が投げかけられるかもしれませんが、平常心を保って答えるようにしましょう。

就活スタイルを180度変える可能性がある

今まで理想の会社を探していたり、やりたい仕事に就くために妥協しなかった就活生は、方向転換を余儀なくされるかもしれません。10月以降も内定がもらえないということは、今までの方向性が間違っている、もしくは合っていないということになります。10月になっても内定がない場合は、一度今後どうするか考える時間を設けた方がいいでしょう。

内定なしで卒業すると「既卒」で就活をしなければならない

卒業までにはなんとしても、就職先を確保しておきたいものですよね。しかし、大企業に入る夢を捨てきれなかったりして、卒業までに内定がもらえないと「新卒」から「既卒」に扱いが変わってしまいます。新卒時には感じないかもしれませんが、既卒は新卒よりも就活が厳しくなる傾向にあります。

既卒の求人数は新卒よりも少なくなる

なぜ、就活が厳しくなるかというと、求人数がグンと少なくなるからです。企業としても新卒がもう少し待てば入ってくるのに、わざわざ既卒を雇わなければならないメリットがありません。そのため、募集する企業も少なく、その極わずかな枠に応募が殺到するので競争率も高くなるので、内定をもらうのがより困難を極めるのです。

卒業までに内定をもらうことが望ましい

より過酷な環境に身を置きたいなら「既卒」という手もありますが、わざわざ苦しいところに行きたい学生は少ないでしょう。少しでも行ける会社の可能性を広げておきたいなら、卒業する前に内定をもらうべきです。

内定がなかなかもらえなった就活生が巻き返しに成功した体験談

内定をもらえない学生でも、徐々に内定に近づき最終最後には内定をもらった人たちがいます。では、その人たちはどのように内定にたどり着けたのでしょうか?ここでは、学生の体験談をご紹介します。

数打てば当たる精神を改善した

体験談①

就活が始まった当初は、数打てば当たる精神で様々な企業に応募をしていましたが、どれも中途半端なため、書類選考でさえなかなか通らない状況が続きました。10月頃から、数打てば当たるという方法には無理があることに気づき、興味のあることができる企業を厳選して、選考を受けることにシフトチェンジ。その3週間後に見事内定をもらいました。1社1社を大切にした方法が功を奏したのでした。

声の大きく出すようにした

title:体験談②

人前で話すことが苦手な学生は、書類選考は進むものの一次面接で落ちてしまう時が多かったです。この学生の場合、原因がはっきりしていて「声が小さい」ことが不合格の理由でした。原因がはっきりしていたので、その学生は声を大きく出す方法を調べ、トレーニングを繰り返しました。そうこうするうちに声は次第に大きくなり、面接もトントン拍子で進み、内定をもらったのでした。

選考を受けるどの企業にも真剣度を伝えた

体験談③

自分だけの就職活動では限界を感じた学生は、就職エージェントを利用することに決めました。そこで、最初にアドバイスされたのが「行きたくない企業でも“第一志望”であることを伝える」ということでした。その学生は嘘をつくことを良しとしない性格でしたが、第一志望と言い聞かせることで、第一志望であると自分自身に思い込ませました。その結果、嘘が真に転じて、難なく内定をもらうことができました。この学生の場合は、就職エージェントのアドバイスを素直に聞いたのが、内定を早くもらえた秘訣ともいえます。

企業サイトを隅々まで確認した

体験談④

就活中は様々なことをやらなければなりませんが、どうしても業界研究が苦手な学生がいました。苦手でもやらなければと思いチャレンジしますが、時間だけがただ過ぎていくことが多かったようです。それだったら、企業サイトだけを見て理解を深めて、応募しようとしたそうです。隅々まで企業サイトを見ることで、それが面接で活かされ、企業研究の質の良さに面接官が非常に感動されたそうです。その結果内定を頂きました。すべてのことをやるのではなく、ピンポイントで攻めても的を得ていれば内定に続く道ができることが分かりますね。

就職エージェントに相談した

体験談⑤

内定がなんでもらえないのかどんなに考えても分からない学生がいました。一人ではにっちもさっちもいかないと思い、就職エージェントに相談。原因が明らかになり、その対策も一緒にしてもらい、内定をもらうことに成功しました。

就活の軸を定めておこう

働くということに考える場合、就活の軸を定めておくといいでしょう。就活は内定を得ることが目的ですが、内定を得て入社した後も自分の選択に自信を持つことで、本当に就活が成功したといえます。しかし、就活の軸を定めることは難しいです。

そこで活用したいのが「就活の軸作成マニュアル」です。このマニュアルでは、就活の軸の作り方が詳しく紹介しています。無料でダウンロードできるため、働くことや就活に迷いがある就活生はぜひ手に入れてみてください。

内定がない人や落ちる理由が分からない人は就職エージェントを使おう

就活は、煮詰まったら自分だけではどうにもならないことがあります。そんな時は、プロに話を聞いてもらうと解決の糸口が見つかるかもしれません。就職エージェントは、新卒の就活状況なども把握しているので、非常に利用価値があります。自分1人で悩んで身動きが取れないのであれば、ぜひ活用してみましょう。

自己分析も面接対策も一緒に行ってくれる

就職エージェントは、内定まで導いてくれるスペシャリストです。そのため、書類も通過できるように、一緒に内容を考えてくれたり、模擬面接でどういうところがいけないのか洗い出して、対策も教えてくれます。就活のエキスパートを味方に付けることは非常に有効と言えます。就職エージェントの詳細についてはこちら

就活で内定がもらえない人は原因を追究して卒業までに内定をもらおう

就活で内定がもらえない学生がしている勘違いについて、紹介してきましたが参考になりましたか? 企業と就活生の見ている視点には違いがあります。 内定がもらえないのか分からないという人は、勘違いしている点を把握し、企業の目線で物事を見てみましょう。企業はこの人を採用した後にどんな教育をしていき、どんな人物になるかと考えていて内定に踏み切るわけですし、採用した人材に期待します。

そういった考え方をすることで、内定を獲得する道も近づいてきます。今回紹介したものを一つの参考にして、就活スタンスについて今一度見直してみましょう。

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