2019年11月11日(月) 更新
履歴書で留学経験&語学力を効果的にアピールする書き方
目次
留学経験のある就活生は少ないため履歴書で上手にアピールすべき!
キャリアパーク会員の就活生を対象に「履歴書を作る時に、留学経験や語学力をアピールしますか?(ない方は”なし!”と回答して下さい!)」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。
就活生の回答
- なし
- なし
- なし
- する
- なし
■調査日時:2017年3月7日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「履歴書を作る時に、留学経験や語学力をアピールしますか?(ない方は”なし!”と回答して下さい!)」
留学経験は多くの人がするようなものではありません。ですので、就活では効果的にアピールすべきです。今回実施したアンケートでも、「留学経験がない」という就活生が大半を占めました。この結果から、留学経験があるだけで周りよりひとつ多く武器を持っていると考えてもいいでしょう。 「留学経験」という武器を上手に使いこなすには、どのようなコツがあるのでしょうか?こちらの記事で詳しく見ていきましょう。
履歴書の学歴欄に書ける留学経験とは
留学の形態、期間によって、履歴書の学歴欄に留学先の校名を記載する場合と、記載できない場合があります。まずはその違いを確認しましょう。
高校生の時に留学した場合
【高校生の交換留学】
学歴欄に記載する必要はありません。留学経験をアピールしたいなら、自己PR欄に書くと効果的です。
【高校生の私費留学】
基本的には日本での高校卒業実績がなくなりますので、学歴欄には留学先の高校を記載します。
大学生の時に留学した場合
【大学生の留学で留学先の学校から学位を取得した場合】
学歴欄に記載します。
【大学生の留学で日本での在籍学校の提携先等への留学】
基本的には学歴欄に記載する必要はありません。ただし、留学先の学校から学位を取得した場合は記載します。学歴欄に書けなければ、自己PR欄でアピールしましょう。
【語学学校への留学】
短期の場合は学歴欄に記載しません。1年以上の通学で語学習得に成功している場合は学歴欄に記載します。
翻訳、通訳など言語を扱う業務分野では語学学校で体系的に学んだ外国語力が重視される場合があります。
履歴書で語学力を効果的にアピールする書き方
履歴書の学歴欄に留学を記載しない場合、留学によって得た語学力をアピールするためにはどうすればよいのか。
客観的な語学力の証明、つまり取得資格として記載しましょう。外国語を習得しているが資格試験をまだ受けていないという方は、求職のスケジュールに合わせて資格試験を受け、実力かそれ以上の資格を取得しるといいですね。
留学経験はなくても語学力をアピールしたいなら、資格を取得すべきです。
履歴書に記載できる英語の資格の目安↓
履歴書に記載できる資格は英語であれば下記のレベルが目安となります。中途半端な資格であれば記載しない方が良いでしょう。
・翻訳検定 3級以上
・英検 準1級以上
・工業英検 2級以上
・TOEICテストスコア 650以上
TOEICスコアは最低650必要!優れていると判断されるのは900以上
TOEICテストについては、語学力をアピールできるレベルはスコア700程度以上です。しかし、全従業員にTOEIC受験を課している企業もありますので、英語を用いた業務に従事しない場合の合格ラインであるスコア650を既に保持している場合は、履歴書に記載しても良いでしょう。語学力に優れていると企業に判断されるTOEICスコアは900以上です。
留学経験や資格がない場合は「趣味:語学の勉強」と書くと良い
履歴書の学歴欄に書ける留学経験ならともかく、短期間の留学の場合は語学力があると判断されにくいのです。留学経験+資格が望ましいですね。
短期間の留学経験はあるけど資格はない、TOEICスコアが低いなどの場合は「語学の勉強が趣味」とアピールすると語学力向上に積極的であるという印象を企業に与えるのでオススメです。「TOEICスコア800を目指し勉強中」という書き方も効果があります。
履歴書は基本的なルールやマナーを守る
履歴書を作成する際は、誤字脱字に気を付けること以外にも基本的なルールやマナーを守る必要があります。履歴書には細かいルールや書き方が存在するため、きちんと守られているか作成前後にチェックすることが大切です。そこでぜひ活用したいのが「履歴書作成マニュアル」です。無料でGETできるので、履歴書の書き方に悩んでいる就活生におすすめです。実際に履歴書を作成する際のお手本としても、持っておいて損はありません。
履歴書に留学で得た国際感覚をアピールするには
履歴書の学歴欄に留学を記載しない場合で、履歴書に記載できるレベルの語学関連資格も取得していない、という人もいるでしょう。しかし「留学で得た国際感覚をぜひアピールしたい」という場合はどうすればいいのでしょうか。
特に高校生の交換留学や日本での在籍学校の提携先等への留学など、比較的短期間の留学を経験した方に多いと思います。
「スピーキング力」をアピールする
留学経験者が国内での英語学習者との差別化を図ることが出来るのが「スピーキング力」です。これを証明する資格試験は比較的少なめなのが現状です。英語のスピーキング力及びライティング力を証明できる試験としては、TOEICスピーキングライティングテストがありますが、まだ知名度が低いのが実状です。
スピーキング力をアピールするなら、履歴書の趣味や特技欄に記載しておきましょう。自己PR欄でも問題ありません。書き方は「○○語での日常会話が可能である」など、簡潔に書きましょう。
留学して「何を学んだのか」を具体的に書く
留学経験からアピールできるのは語学力だけではありません。留学によって得た経験をアピールするのは非常に効果的です。短期、長期関係なく、その留学でどのような経験をして何を学んだのかを具体的に書きます。自分が実際に体験したこと、学んだことを書くことで周囲と差別化ができ、個性をアピールできます。
留学経験だけでなく、プラスアルファのアピールを心がけましょう。
就活生にアンケートで聞いた生の声はコチラ!
就活生は、自身の留学経験をどのように感じているのでしょうか?キャリアパーク編集部が独自にアンケートを行い、学生たちの生の声を集め、代表的な声をまとめました。
質問:自己PRの際に有効だと思うアピール経験(サークル、バイト、留学、インターンなど)は何だと思いますか?その理由と、あなたが自己PRで実際にアピールする経験内容を教えてください。
就活生の回答
やはり長期の留学は、自己PRとして大きなアピールポイントになると思います。ただ英語力が高いというだけでなく、実際に海外で生活していく適応力も示せるので、特にグローバル志向な企業では好印象となるのではないでしょうか。私は長期では留学していませんが、短期でドイツに留学していたことがあります。その当時のホストマザーの言葉に影響されて、就職に対するその後の考え方が大きく変わったので、そのことは面接で話す場合もあります。また、語学力については数値で示した方がいいと思うので、TOEICの点数を自己PRとして話すことが多いです。
※上記は就活生から取得したアンケート回答をもとに、編集部で表記や表現などを一部調整のうえ、記載しております。
履歴書で留学経験・語学力をアピールするポイントは「何を学んだのか」と「資格」
履歴書の学歴欄において、留学経験は期間や形態で記載できるものとできないものがあるので確認しておきましょう。検定や資格も、あまりレベルの低いものを記載すると、語学力アピールにはつながらないので気をつけてください。
短期留学などで履歴書の学歴欄に経験を記載できないという場合もあります。履歴書にはいくつか項目があるので他の欄でスピーキング力をアピールすることも可能なので、書き方を工夫してみてください。
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