エントリーシートにボランティア経験を書く際の注意点～就活で活かせる正しい書き方～

就活では学生支援などのボランティアも活かせる！

キャリアパーク会員の就活生を対象に「学生時代にどのようなボランティアを経験しましたか？（ない！もOKです！）」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

■調査方法：キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時：2017年3月7日
■調査元：ポート株式会社
■調査対象者：キャリアパーク会員の就活生
■質問内容：「学生時代にどのようなボランティアを経験しましたか？（ない！もOKです！）」

ボランティアを学生時代に参加していた人は、履歴書でも有効活用することができます。アンケートの回答でありました、学習支援も同様です。 しかし、ボランティア経験を履歴書やエントリーシートに書く場合、どういった点に注意して、どのように記載すればいいでしょうか？以下の記事でご紹介しましょう。

ボランティア経験をしている人は多い

まず、エントリーシートにボランティア経験を書く際のポイントについて紹介していきますが、
エントリーシートにボランティア経験を書く学生は、実はとても増えています。東日本大震災以降は、ボランティアに注目が集まり、たくさんの若者が被災地に赴きました。
ここで、エントリーシートにボランティア経験を記載するメリットを見ていきます。

ボランティア経験を仕事に活かしてほしいと思わせる書き方がポイント

誰かの手助けがしたいと思い、ボランティア活動へ参加することはとても素晴らしいことです。
ボランティアの経験があることを、アピールして「良い人」だと思わせるのではなく、「ボランティア経験をこの会社で活かして頑張ってほしいな」と、面接官に思われることがポイントです。
良い経験があっても、企業の事業へ活かせない書き方だったり、ただ経験を語るだけだったりしては良いアピールにはなりません。もし、自分の経験を上手く自己PRにできないようであれば「自己PRジェネレーター」を使ってみましょう。あらかじめ用意された型にあなたの経験を穴埋めしていくだけで、論理的であなたの魅力が面接官に伝わる自己PRが出来上がります。まずはこのようなツールを使って自己PRを作成し、少しずづオリジナリティを加えていきましょう。

エントリーシートにボランティア経験を書く際の注意点とは？

上記では、エントリーシートにボランティア経験を上手く伝えるための書き方のポイントについて見てきましたが、おわかりいただけましたでしょうか。
次に、エントリーシートにボランティア経験を書く際の注意点について見ていきましょう。

ESにボランティア経験を書く際の注意点①：1回きりの経験ではエントリーシートに書かない方が良い

エントリーシートでボランティア体験をアピールするのは、なかなか難しいでしょう。友人に誘われて参加したり、一度だけ参加した程度なら、エントリーシートに下手に書くと「他人の意見に流されやすいのではないか」「就活のためだけに参加したのではないか」と、かえって良くないイメージがついてしまう可能性があります。

自発的に行ったり、今も継続しているボランティアなど、自分の経験としてきちんと話せる内容をエントリーシートに書きましょう。そこがもっとも気をつけたい注意点です。

ESにボランティア経験を書く際の注意点②：自分しか分からない書き方は避ける

エントリーシートにボランティア経験を記載する際は、当本人しか分からないような書き方をしてはいけません。ボランティアの内容によっては、専門的な分野もありますので、読んだら誰でも想像ができるような書き方が大事です。その際は、一般的な言葉を使いましょう。採用担当者が理解しなければ意味がないのです。

ESにボランティア経験を書く際の注意点③：経験が仕事にどう関係するかを書く

採用担当者は「会社に利益をもたらしてくれそうな良い人材」を探しているのであって、気の優しい良い人を探しているわけではありません。そこを忘れないようにしましょう。
エントリーシートには、体験した内容や感想を書くのではなく、その経験が自分にどんな影響を与えたのか、どうやって仕事に活かしたいのかを具体的に書きましょう。ここもエントリーシートを書く上で、重要な注意点の一ついえるでしょう。

エントリーシートのボランティア体験の書き方

それでは最後に、就活のエントリーシートにボランティア活動を書く方法をお教えします。
下記のポイントに沿って文章を組み立て、自分の活動経験を見直し、エントリーシートを通して採用担当者に何を伝えたいかを明確にしましょう。

エントリーシートに書く前にボランティア活動を振り返る

ボランティア経験をエントリーシートに書く前に、まずは、以下の要点をしっかりと考えておき、自分の考えを整理しておきましょう。

・活動を始めたきっかけ
・内容
・頻度(1度きりはNG)
・自分が出した成果、実績
・学んだこと、得たこと、自分に起きた変化
・活動の経験をどのようにして仕事に活かしたいか

エントリーシートにボランティア経験を書く際の注意点には「1回だけの経験談は避ける・仕事に結びつく書き方」などがある

エントリーシートにボランティア経験を書く際の注意点について見てきましたが、いかがでしたか。
企業へのエントリーシートにボランティアの経験を書くことは、簡単なようで意外と難しいものです。注意点もいくつかありますから、マイナス要素を出さないように気をつけなければいけません。とってつけたようなエントリーシートにしないために、「特別な良いこと」ではなく、「自分にとって当たり前のこと」として捉えましょう。この注意点を参考に、エントリーシートを書いてみてください。