面接時のマスクがNGとされる納得の理由と着用マナー

面接時にマスクはしない！

調査方法：twitterを使用して学生にアンケート
調査実施日： 2017年02月13日
投票数： 132

接時にマスクを着用していたかどうかについてアンケートをとったところ、全体の92%の方が「ない！」と回答しました。ほとんどの方がマスクを着用していなかったようですが、面接時にマスクをしていることは本当にNGなのか？この記事では面接時のマスクがNGとされる納得の理由と着用マナーについて説明していきます。

風邪でも花粉症でも、面接でのマスク着用は失礼！

結論から言うと風邪を引いていても、花粉症だったとしても、面接でのマスク着用はマナー違反です。

会社に入る時はマスクをしていても構いませんが、面接時間中はマスク姿は失礼にあたるため、NG行為とされているのです。それには、いくつかの理由があります。では、どんな理由があるのか見ていきましょう。

NGな理由①：マスク越しだと声が聞こえにくい

風邪気味だからといってマスクをして面接をすると、自分の声が面接官に聞こえにくくなります。人間は声が聞こえにくいときも、無意識的に口の動きで話していることを判断しますが、それもできなくなります。

つまり、仮に良いアピールができても何を言っているか分からなくなってしまう可能性が高いのです。風邪で鼻声になっていても、自分の言葉はハッキリ面接官に伝えなくてはいけません。そのためには、風邪を引いているとはいえ、マスクをしたままではダメなのです。

NGな理由②：マスクで表情がうかがえない

マスクをすると、顔の半分が隠れてしまいます。人間は会話中、相手の顔の表情で様々なものを判断しています。しかし表情がわからないと、その情報が減り相手の人物像がわからなくなり、信用度が減ってしまうでしょう。

深層心理的にも、顔を隠して会話するというのは相手に与える印象で不利に働くといわれています。風邪や花粉症が辛くても、就活の面接ではマスクを外しましょう。

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風邪が酷ければマスク着用ではなくリスケジュールを打診

「体調不良が酷いが、第一志望の会社の面接だから外せない」など、どうしてもマスクをしなければならないという人もいるはず。そういった場合には、いっそ人事担当者に連絡をしてリスケジュールしてもらうのが、マスク着用よりも正しい対応といえるでしょう。

面接日時の再調整は、マナー違反ではありません。社会人になれば、日程調整は日常茶飯事です。それに、マスクをして印象が悪いまま面接を受けるくらいならば、リスケジュールをしてもらい、マスクがない状態で面接を受けた方が良いでしょう。

状況を正しく伝えて相手に納得してもらう努力もマナーの1つ

体調管理は社会人として最も基本的な点であり、体調を崩してのリスケジュールは、就活の人事担当者にポジティブな印象を与えるとはいえません。

しかし、相手も自分も人間です。体調を崩す人も、もともと体が弱い人も世の中にはたくさんいると面接官も把握しています。ただし、面接のリスケジュールをお願いする際は、きちんと状況を伝えて相手に納得してもらう努力をするのはマナーの1つといえます。

面接以外はマスクをしていてもOK！

風邪や花粉症でマスクをしたい場合でも、面接の際は外すと最初に述べました。反対に、面接以外の時間はマスクを着用しても問題ありません。マスクをしたいという理由は、きっと人様々でしょう。「風邪を引いていて相手に失礼だから」「体調が悪くマスクをしていた方が落ち着くから」など。

また、もしかしたら「肌荒れを隠すため」や、「緊張した表情を見られないため」などという理由がある人もいるかもしれませんね。いずれにしても、面接会場に入るまでは、マスクを着用しても問題ないと覚えておきましょう。

マスクは面接会場に入退室する前に脱着すればOK

マスクを脱着するのは、面接会場に入退室する前に行うのが良いでしょう。建物に入るときや、そして出るときを意識するのがマナーです。

どうしても理由がありマスクを着けていたいなら、ぎりぎり自宅から面接前の待合室までと、面接室を出た後の脱着にしましょう。

風邪でも面接ではマスクを外すべき！ 症状によってはリスケジュールを打診

面接時におけるマスク着用のマナーについてご紹介しましたが、いかがでしたか？結論としては、風邪や花粉症でも面接でのマスクはマナー違反で失礼に当たります。マスクをして面接を受けるよりは、面接の日時調整をして万全な体調で臨んだ方が良いでしょう。

とはいえ、面接でマスクをする必要がないように努力をするのが何よりも大切。就活の時期は、寒さやストレスで体調を崩しやすくなっています。手洗いうがいの実行や、睡眠をしっかりと取り、万全な体調で面接に臨めるようにしましょう！