2021年09月24日(金) 更新

「なので」「だから」が面接の言葉遣いとしてNGな理由

面接時の言葉遣いは皆注意する!

調査方法:twitterを使用して学生にアンケート
調査実施日:2017/1/24
投票数:135

面接時の言葉遣いについて学生にアンケートをとったところ、約半数の就活生が「キッチリ注意した!」と回答しました。「少し注意した!」と回答した学生も含めると、面接時に言葉遣いを注意した学生は約9割にもなります。面接の際に言葉遣いを意識する場合に、どれが良くてどれがダメか、曖昧な方も多いのではないでしょうか。この記事では面接時の言葉遣いで注意すべきポイントと、ついつい使ってしまいがちな「なので」「だから」が面接の言葉遣いとしてNGな理由について、説明していきます。

言葉遣いが面接官に与える印象

面接でどんなに良いことを言ったとしても、言葉遣いが悪いと、十分にアピールすることができないかもしれません。言葉遣いはビジネスマナーですので、不自然な敬語や間違った日本語は面接で見られているということを覚えておきましょう。面接は今後一緒に働いていく人材を選ぶ場です。そのため、敬語がなっていなかったり、間違った言葉遣いをしたりしていると、会社にきても目上の人を不快な気持ちにさせるのではないだろうか、と不安がられてしまうこともあるでしょう。

「なので・だから」の言葉遣いはなぜだめなのか?

就活面接ではNGな言葉遣いで良く目に付くのは、「なので」系の言い回しです。「なので」、「なんで」、「だから」、「だけど」などがあげられますが、いずれも就活面接では正しい言葉遣いではありません。
こういった言葉の場合、「なので」、「なんで」、「だから」であれば「~ので」、「~ですので」が正しい表現となります。

「なので・だから」は本来不要な言い回しだから

こういった言葉は前の文章に盛り込むことで消えますので、本来不要な言い回しです。日常会話ではどんな方でもよく使う言い回しな訳ですが、就活面接では正しい言葉遣いといえず評価を落とす原因となりますので注意しましょう。特に接客業や言葉遣いを重視する仕事では要注意ですね。
「なので」、「なんで」、「だから」であれば「~ので」、「~ですので」が正しい表現となります。「だけど」であれば「~ですけれども」が正しい表現でしょう。

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「なので・だから」以外に就活面接で注意する言葉遣いについて

「なので・だから」以外にも就活面接で注意する言葉遣いはたくさんあります。どういった言葉遣いに注意すればいいのでしょうか。確認していきましょう。

「はい」「ええ」などの言葉遣いは言い方次第で不適切にもなり得る

「なので・だから」以外の就活面接で注意したい言葉遣いは「はい」系の言い回しです。面接官に何か質問を受けた際に、肯定する場合「はい」と答えるわけなので「はい」自体は問題ではありません。
ただし言い方でも印象は変わるので、その点について確認していきましょう。

「あ、はい」「は、はい」など頭に一語付けないように

NGなパターンとしては、良くあるのは「あ、はい」、「は、はい」など頭に一語付けてしまうパターンです。これは不快感を与えますし、「本当に『はい』なのか?」と疑われることもありますので気をつけましょう。

「はいはい」と連続して言う言葉遣いもNG

次に多いのが「はいはい」と連続して言うパターンですが、これもNGです。こういった言い回しをする方は社会人の方にも稀にいますが、基本的に「はい」は一回ですので気をつけましょう。
社会人では同じ台詞を二度続けるのは良くないとされています。「はいはい」「そうそう」「うんうん」はつい使ってしまいがちなのですが、気をつけてくださいね。

一人称は「わたくし」が望ましい

面接の場での一人称は、「わたくし」もしくは「わたし」にしてください。普段は「俺」や「僕」を使っている方もいるかもしれません。しかし、仕事の場面ではその一人称は不適切ですので、面接でも使わないようにしましょう。業界にもよりますが、堅いイメージの会社ならば、特に厳しく見られている可能性があります。

「場繋ぎ言葉」には注意

面接官から質問されると自分の答えをまとめている間の時間に、「えーっと」「あの」「そうですねー」といったような「場繋ぎ言葉」を入れてしまいがちです。これは個人のクセで気づきにくいこともありますが、あまりに「場繋ぎ言葉」が多いと話の内容を理解しにくくなってしまいます。また、曖昧で優柔不断な印象を持たれてしまう可能性もありますので、なるべく使用しないように普段から気をつけましょう。

実は使いがちな若者言葉

言葉遣いに十分気をつけているつもりでも、普段のクセでうっかり「若者言葉」を使ってしまうことがあります。面接で使いがちな「若者言葉」はしっかり確認しておきましょう。比喩表現やニュアンスを伝えたいときに使う「~みたいな」「~な感じ」、断るときや問題がないことを伝える「大丈夫です」といった言葉は若者言葉です。多用してしまうと、ビジネスマナーがなっていない印象を持たれてしまう可能性があります。

面接で気をつけたい若者言葉

「~みたいな」「~な感じ」→「~な様子で」「~といった具合で」
断る意味の「大丈夫です」→「十分間に合っております」
問題がないという意味の「大丈夫です」→「承知いたしました」

語尾を伸ばすとだらしない印象に

話し方のクセであったり、次に言いたい言葉が見つからなかったりと、語尾を伸ばしてしまうことがあります。語尾を伸ばして話すと、全体的にだらしのない印象を与えてしまうことがあります。面接では十分に気をつけるようにしましょう。

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英単語の連発には注意しよう!

就活面接で「インスパイアされた」、「イノベーションする」などの言い回しを連発するのにも注意しましょう。こういった言い回しは、一部の企業などではビジネスでも使われることもありますが、あまり好ましくありません。知識をひけらかそうと、英単語を連発するのはやめましょう。

誰にでも伝わる表現能力が問われる

英単語を頻繁に使う事に対して、不快感を覚える方も多いのも事実です。経験者で前職の癖が出てしまったという方でしたら大めに見られる場合もありえますが、新卒者や未経験者などではいやがられます。普段使っていないのに無理やりこういった言葉遣いにするのも勿論控えましょう。
面接では、誰にでも伝わる表現が求められます。そういった点を考えると、英単語の連発が好ましくない理由も見えてくるでしょう。

「なので・だから」は面接で相手に不快感を与える言葉遣いなのでNG!英単語の使いすぎにも注意!

就活面接では「なので」「だから」などの言い回しは特に注意しましょう。言葉遣いは、無意識に出ていて本人も気付いていない場合も意外と多いです。こういった事は慣れも必要ですので、日常会話まで正す必要はないものの、日頃から意識しておくと良いかと思います。就活面接でその一言により不採用となってしまうケースもありますので、特に気をつけましょう。

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