2019年11月26日(火) 更新
【面接で使う敬語特集】「存じております」「伺います」など押さえるべき言葉を徹底紹介
目次
面接では敬語を使うシーンが多く出てくる!
就活生の回答
キャリアパーク会員の就活生を対象に「面接でよく使う敬語は何だと思いますか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。
- ~させていただく
- いらっしゃる
- 失礼します。
- 御社
- 致しかねます
■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月7日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「面接でよく使う敬語は何だと思いますか?」
面接の時に苦戦する人が多いのが「敬語」です。普段から使い慣れてないと、どのような場面でどの言葉を使えばいいのか分かりませんよね。就活生に聞いてみたところ、「~させていただく」「いらっしゃる」「御社」といった敬語は使うシーンが多いようです。ビジネスシーンでも使う言葉なので、ぜひ正しい用途をおさえておきたいですね。 こちらの記事で、就活で頻出する敬語のいくつかピックアップしてご紹介します。
敬語にも種類がある
敬語を使いこなすには、その種類を知る必要があります。大きく分けて、謙譲語・尊敬語・丁寧語です。
・謙譲語…自分がへりくだった表現
・尊敬語…相手を敬い、高める表現
・丁寧語…「~です、~ます」等の助動詞
注意するべきは、謙譲語と尊敬語を混同したり、丁寧語を過剰に使用したりしないようにする事です。
過剰な敬語はNG
例として、「知る」という言葉の場合、謙譲語では「存じる」尊敬語では「ご存じ」です。さらに丁寧語をつけると、下記のようになります。
・「存じます」あるいは「存じております」
・「ご存じです」あるいは「ご存じでいらっしゃいます」
これを「存じさせて頂いております」とまですると、敬語として過剰です。丁寧であれば良い、という訳ではありませんので、必要以上に加える事は避けます。
言葉遣いは印象に大きな影響を与える
言葉遣いは、相手に与える印象に大きな影響を及ぼします。特に「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」は正しく使えるようになっておくことが大切です。そこで活用したいのが言葉遣いマニュアルです。このマニュアルでは、ついやってしまいがちな間違った言葉遣いや二重敬語についても紹介しています。言葉遣いに自信がないという就活生は、このマニュアルを見ておきましょう。無料でダウンロードできるので、就活のいろいろな場面で役立てましょう。
面接で礼を失しない為には
面接の際、主には、相手に尋ねられて、自分の事を話します。それで謙譲語を用いて話すのですが、その中で、相手の事に触れる必要がある時に、間違い易くなります。
先述の「存じて」を例に挙げれば、「存じていらっしゃいますか?」だと、謙譲語と尊敬語を混同しています。「ご存じでいらっしゃいますか」が正しいでしょう。違いを理解し、正確に区別する事が大事です。
面接でよく使う敬語の例
参考までに、面接でよく使う敬語の例をご紹介します。最初が謙譲語、括弧内が尊敬語です。
・言う…申す(おっしゃる)
・見る…拝見する(ご覧になる)
・思う…存じる(お思いになる)
・する…致す(なさる)
・聞く…伺う(お聞きになる)
これらの中でも「伺う」や「存じる」は、意味が広く、便利な言葉です。「~と思っております」を「~と存じております」と言い換えるだけで、面接で、丁寧な印象を与えます。他にも、「失礼とは存じておりますが」「ご迷惑と存じますが」等、使用法があります。
また、「お聞きしたいのですが~」も、「お伺いしたいのですが~」の方が、より良いでしょう。「伺う」は、訪問の他に、聞く、尋ねる、の意味でも使えるのです。
面接で他に気を付けるべき言葉
面接で話す言葉は、全て敬語です。先に挙げた以外にも、気を付けてほしい言葉があります。つい普段の通りに使ってしまいがちですが、例えば「今日」といった言葉等も、この場合「本日」の方が丁寧です。通常の表現でも問題はありませんが、印象の違いは否めないでしょう。
面接に適した敬語を普段から身に着ける
他にも、
・いま→ただいま
・すぐ→さっそく
・あとで→のちほど
このように、細かい事ですが、一つ一つの言葉の積み重ねで、話のトーン全体の印象が変わってきます。こういった話し方は、とにかく実際に口に出し、練習をする事が、身に付ける為の近道です。
なお、基本的な事ですが、面接の際、一人称は「私(わたくし)」です。面接の場で、自分を指す言葉に「僕」や「俺」は相応しくありません。「わたし」も、「わたくし」からすれば、ややくだけた表現となります。なるべく「わたくし」で通せるよう、努めましょう。
「存じていらっしゃいますか?」はNG!面接で正しい敬語を使えるように日頃から意識しよう
今回は「存じております」「伺います」など、面接で使う正しい敬語についてご紹介してきました。使い慣れない表現、言い慣れない言葉、これらはどちらも、慣れるしかありません。
しかし、きちんとした敬語を使えるという事は、社会人への第一歩です。どのみち、社会に出れば、必ず必要となります。覚えておいて損は無い筈です。日頃から意識し、しっかり身に付けていきましょう。
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