2020年06月25日(木) 更新
【履歴書作成時の適切なペンとは】色・太さ・種類について絶対に外さない就活マナーをご紹介
目次
履歴書作成に使うボールペンは黒派が多数!
キャリアパーク会員の就活生を対象に「履歴書作成で使うペンの適切な色や種類はどんなものだと思いますか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。
就活生の回答
- 色は黒一色で、太さを変える
- 黒!
- ゲルインク、黒
- 黒のボールペン
- 黒のボールペン
■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月7日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「履歴書作成で使うペンの適切な色や種類はどんなものだと思いますか?」
アンケートによると、履歴書の作成に使うボールペンは黒だと答える就活生が多い結果となりました。中には「ゲルインク」「太さを変える」といった意見もあります。履歴書は派手なものは不適切ですし、見やすいことが重要なので黒を使うのが一般的と考える就活生が多いのでしょう。しかし、履歴書作成ではただ黒のペンを使えばいいわけではありません。本記事では、履歴書作成においてどんな色、太さ、種類のペンを使えばいいのか紹介します。
履歴書の作成にはボールペンが向いている
古くから万年筆の文化がある海外なら、ブルーブラックを使用しても理解が得られますが、日本は墨の文化ですから、黒のほうが好印象を与えられます。履歴書を書く際には、ブルーブラックや青ペンではなく、黒色のインクで作成するのがおすすめです。黒色のインクといえば、ボールペンでしょう。
耐水性のボールペンを使うのがおすすめ
履歴書を作成する際に使うペンは、ボールペンでもかまいません。鉛筆はもちろんですが、消せるボールペンなどは改ざん可能とみなされるため、正式な文書には使えません。間違えた場合は修正はせず、新しく書き直すようにしたほうが相手への印象が良くなるでしょう。
また、ゲルインクのペンでもかまいませんが、耐水性のものを選ぶようにすると良いです。郵送中に雨などに降られ、万が一履歴書が濡れるようなことがあると、耐水性のインクでなければにじんでしまい、せっかく丁寧に作成した履歴書が台無しになってしまいます。
また、万年筆は使い慣れていないと上手に字が書けないので、万年筆を使い慣れていないなら、使わないほうが無難です。
ボールペンの太さは0.7mmがおすすめ
ボールペンを選ぶポイントには太さも関係してきます。一般的には、履歴書に書く際は0.7mmのボールペンがおすすめです。0.5mmのボールペンでは細すぎてしまい、1.0mmでは太すぎてしまいますので、注意しましょう。履歴書の欄の大きさに一番適しており、見やすい太さになりますので、ボールペンは0.7mmが良いです。
履歴書で使うペンの色で面接官に与える印象が変わる
それでは次に、履歴書にふさわしいペンの色についてみていきましょう。ペンの色だからといって、甘く考えていてはいけません。履歴書に書く時のペンの色によって、面接時に与える印象など不利に働いてしまう可能性もあるため、気を付けましょう。
ブルーブラック・青ペンよりも黒が断然無難で良い
履歴書を書く際におすすめのインクの色は、ブルーブラック・青ペンよりも、やはり黒です。市販の履歴書にも「鉛筆以外の黒または青の筆記具で記入」とあるように、黒色が推奨されています。黒は書類などで使われる一般的な色ですし、白い履歴書に端正に並んだ文字はすっきりとした印象を与え、とても映えます。
逆に黒色以外だと常識を疑われてしまいます。青ペンでもいいという風にはなっていますが、担当者の中には青ペンやブルーブラックは認めない、という人もいます。履歴書のペンの色で担当者に悪印象を与えると、面接時に不利になってしまうので、ブルーブラックや青ペンより黒を使うのが無難です。
同じ黒でもペンごとに色合いが異なるので注意が必要
しかし、同じ黒でもペンごとに色合いは違っています。履歴書の途中から文字のインクの雰囲気が変わると、インクが切れて違うペンで続きを書いたことが面接の担当者にわかってしまいますので、やめておきましょう。面接に不利にならないように細心の注意を払って、履歴書を作成するのが大切です。
履歴書でも本当に青ペンは使える?
履歴書は「鉛筆以外の黒または青の筆記具で記入」と書いてあります。青ペンで履歴書を書いている人を見たことがある人は少ないと思います。本当に青ペンでも問題ないのでしょうか?
ここでしっかりと理解しておきましょう。
万年筆のブルーブラックであれば問題ない
履歴書で使える青ペンは、この場合は万年筆のブルーブラックのことを指します。万年筆を使う場合、公式な文書にはブルーブラックで書くのが万年筆の作法です。これは、かつて万年筆の黒インクは染料型インク、ブルーブラックが顔料型インクでできていたため、ブルーブラックのほうが耐久性が高かったことに由来しているのでしょう。
ボールペン・ゲルインクの青ペンはNG
万年筆で履歴書を書く際に、ブルーブラックのインクを使うことは、作法として正しいですが、この作法を知る人はあまり多くありません。そのため、ブルーブラックで書かれた履歴書をよく思わない面接担当者がいるのも事実です。青ペンでもいいと思って、ボールペンやゲルインクの青色などで書くのは絶対にやってはいけません。
履歴書は基本的なルールやマナーを守る
履歴書を作成する際は、誤字脱字に気を付けること以外にも基本的なルールやマナーを守る必要があります。履歴書には細かいルールや書き方が存在するため、きちんと守られているか作成前後にチェックすることが大切です。そこでぜひ活用したいのが「履歴書作成マニュアル」です。無料でGETできるので、履歴書の書き方に悩んでいる就活生におすすめです。実際に履歴書を作成する際のお手本としても、持っておいて損はありません。
履歴書にブルーブラックの万年筆は大丈夫だが黒の耐水性ボールペンを使用するのが一番無難
履歴書を書く時のペンや色について紹介してきましたが、いかがでしたか。履歴書を作成する際には、黒または青ペンで作成することが推奨されています。
しかし、ブルーブラック・青ペンは万年筆の場合にのみ当てはまる条件です。面接の担当者には青色ですら受けて入れてくれない人もいるので、履歴書には黒のインクを使いましょう。
就活生にアンケートで聞いた生の声はコチラ!
最後に、エントリーシートや履歴書の書き方についてキャリアパーク編集部が独自にアンケートを行い、学生たちの生の声を集め、代表的な声をまとめました。
質問:エントリーシートを企業に提出する際に悩んだことと一番気を遣った部分、その理由を教えてください。(封筒、宛名、学歴、資格欄の書き方)
就活生の回答
私がエントリーシートを企業に提出する際に悩んだことは、太字で強調する箇所をどこにするのかという点です。理由は、採用担当者に印象に残らせるエントリシートを書くことに努めているためです。一番気を遣った部分は、書き間違えないことです。間違えてしまうと、また1から書き直しになるからです。修正テープを使いたい気持ちもありますが、見た目が悪いうえに、企業側にもあまりいい印象を持たれません。また、エントリシートはクリアファイルに入れてから封筒に入れて郵送することを心がけています。クリアファイルを使っていると、封筒が雨で濡れてしまっても汚れにくいため、丁寧な印象を与えると思ったためです。
※上記は就活生から取得したアンケート回答をもとに、編集部で表記や表現などを一部調整のうえ、記載しております。
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